【おにぎり】ラップ派VSアルミホイル派、どっちが多い?
突然ですが、皆さんはおにぎりを包むときラップを使いますか?それともアルミホイルを使いますか? 筆者はラップ派です(祖母や母はアルミホイル派でした)。深く考えたことはないのですが、この差は一体何があるのでしょうか?東洋アルミエコープロダクツは20歳〜69歳の既婚女性を対象に「おにぎりに関する調査」を実施。
まずはおにぎりを包むのに、どんなアイテムを使ったことがあるのか見ていきましょう。
あなたがおにぎりを包むときに利用したことのあるものは?
1位「ラップ」96.9%
2位「アルミホイル」54.4%
3位「おにぎり専用容器」19.7%
4位「専用フィルム」14.7%
5位「紙とホイルを貼り合わせたおにぎり用ホイル」13.8%
100%近くの人が「ラップ」と回答。そして2位には「アルミホイル」がランクイン。最近では子どもに人気のキャラクターがプリントされたアルミホイルもたくさん売ってます。3位には「おにぎり専用容器」が。型崩れもしないし、あると便利! 4位にランクインしたのは、100均などで売っている「専用フィルム」。5位の「紙とホイルを張り合わせたホイル」は内側の紙が湿気を吸い取りおにぎりがくっつかない仕様に。
ではこんなにたくさんの包むアイテムがある中、何が一番人気なのでしょうか? またその理由はなぜなのかも気になりますね。
おにぎりを包むときに最もよく利用するものは?
1位「ラップ」84.5%
2位「アルミホイル」7.9%
3位「おにぎり用ホイル」2.1%
やはりここでも「ラップ」がダントツ人気! ではそのワケとは?
おにぎりをラップ、アルミホイルで包む理由は?
<ラップ>
1位「手を汚さずに握れるから」60.6%
2位「ラップごと握って、そのまま包めるから」57.8%
3位「衛生的だから」49.9%
<アルミホイル>
1位「包みやすいから」43%
2位「衛生的だから」31.6%
3位「ラップで包むより、おいしいから」27.8%
ラップだとおにぎりを握る時点から包み終わるまで、一度もお米に触ることなく完成できますよね。米粒が手にまとわりついたりすることもなく、菌の繁殖も防げます。対してアルミホイルは一度別でおにぎりを握り包むことになります。ラップよりひと手間多くなりますが、ホイルは成形性がいいのが特徴。また保温性があり朝握ったおにぎりがお昼に食べてもほんのり温かみを感じられることも。
ではラップ、アルミホイルの推しポイント具体的に聞いてみましょう。
<ラップ>
・「子どもの幼稚園弁当には断然ラップおにぎり。時間のない朝でもラップひとつで完成するし、子どもも食べるときに手にくっつかなくて好評です」(34歳)
・「三角おにぎりより、小さな丸おにぎりが大好きな娘。アルミホイルはお弁当箱で幅を取るので数が入れられず、ラップで対応。いろんなふりかけで味付けをしているため、中身が見えるラップの方が何から食べるか選べていいみたい」(37歳)
・「パリパリの海苔が大好きなので、おにぎりはもちろん海苔も別でラップに包みお弁当に」(40歳)
<アルミホイル>
・「母の作るおにぎりは必ずホイルだったので、懐かしさと温かさを感じます」(27歳)
・「ラップで包むとラップ自体の匂いがおにぎりに移るような気がして…。ホイルだとたくあんを添えてくるんでも、匂いがもれず重宝しています」(32歳)
・「ホイルだと保温性もあり、食べるとき海苔がべちゃっとしないところが気に入ってます」(42歳)
どちらにも魅力がありますが、おにぎり協会代表理事、中村祐介さんによると、「アルミホイルはおにぎりとの間に空間ができ、適度に湿気が逃がせるので、時間が経ってもお米の食感を楽しめます。また保温性もあり食べるときに温かみを感じることによって美味しさが保たれます」とのこと。これからお花見や子どものお弁当作りと、おにぎりを握る機会が増えるシーズン。ラップとホイルの2パターンで包み、食べ比べをするのも楽しいかもしれませんね。
構成/福島孝代
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