2013年に公演がスタートし、毎回話題を集めている舞台「私のホストちゃん」。1月19日から最新作「私のホストちゃん REBORN〜絶唱!大阪ミナミ編〜」がスタート。今作には、韓国でCROSS GENE(クロスジン)として活躍するTAKUYAこと寺田拓哉さんがホスト・愛夜香(あやか)役で出演。舞台への意気込みを語ってくださいました。
寺田拓哉さんに舞台「私のホストちゃん」について独占インタビュー!
愛夜香という役に対して共感できるところは
「脚本・演出の村上大樹さんが、僕のことを先に知ってから書いてくださったんだなと台本を読んで感じています。ぼくは韓国での活動が多いんですが、劇中で韓国語を使った口説きだったり、ダンスや歌も多かったりするので普段からやっていることが反映されているんです。そういったこともあり、やりやすさや共感できる部分があり感謝しています」
逆に似ていない・共感できないと感じる部分は
「愛夜香はホストなので女性に接するときにグイグイ積極的にいくし、ぼくがリードしなくてはいけないんです。でも普段のぼくは人見知りなんで、あんまりガツガツいくタイプじゃないんです。そういうところがぼくとは違う部分だなと思います。 稽古していて大変だったところは いろいろあります(笑)。常に終わりがなく完成というところがないのが舞台じゃないですか。常に上を目指してやっているので、稽古しているともっとよくしようという思いがあるので毎日いろんなことが変わります。そのちょっとした変化が難しかったり大変だったりしますね」
内容的にも独特な世界ですよね
「本当にそうなんです。てんこもりです!ホストが17人いてみんな個性豊かなメンバー。2時間ちょっとの舞台なんですが、盛りだくさんすぎて、みなさん(観客)がちゃんとついてこれるかなと不安もありますが、しっかりついてきていただきたいです。ひとりひとり個性があっておもしろいホストやゲストが揃っているので、それぞれの個性を観ていただきたいですね」
ちなみに愛夜香のココを見て欲しい!というところは
「まずは口説き文句を!口説きは劇中でキャストの人を口説くシーンがあったり、観客の皆さんを口説くというシーンもあるんです。台本を見たら、僕が一番口説くシーンが多いんですよ。口説くシーンが多い分、いろいろと見せられるところがあるんじゃないかと思っています。韓国語の口説きやダンスや歌も頑張っているのでそういうところも見ていただけたらなと思います。 LiLiCoさんと大林素子さんが演じる(お二人はダブルキャスト)夢・ジャネットを口説くときは、ダンスで表現するのでそこはぜひ!このシーンは僕しか踊ってないんです。振り付けも担当したのでぜひ見ていただけたらと思います」
共演者の方とのチームワークはいかがですか
「ホストクラブがいくつかにわかれているので、ぼくと同じホストクラブのキャストのみなさんとは仲良くさせていただいています。 プライベートでも交流がありますか 佐々木和也くん(と吉田広大くんはアーティストつながりで、何回か違う現場でご一緒させていただいたこともあったのでプライベートでも仲良くさせてもらっています。稽古後にご飯を食べたり…よく一緒にいますね。あとは三浦海里とも一緒にいることが多いです。海里とは所属しているホストクラブが違うんですけど、僕より4歳下なので、弟みたいでかわいいんです」
寺田拓哉のリフレッシュ法はボーリング!マイボールも!?
忙しいと思いますが、息抜きやリフレッシュにどんなことをしていますか
「稽古中は休みがなかったんですけど(笑)、お正月は休めたので実家に久しぶりに帰りました。久々にお正月を日本で過ごしたので、おせちを食べたり家族団欒をしてきました。ぼく結構多趣味で体を動かすことが好きです。野球やバスケだったり…今一番はまっているのがボーリングです。ストライク出したときにスカッとするのがたまりません。リフレッシュ法ですね」
韓国にいるときもメンバーの皆さんとも行かれるんですか?
「はい、行きます。自分で言うのも…ですが、ボーリングは上手い方だと思います。ハイスコアは245です。ボールも買って結構本格的にやってます。今、韓国で流行ってるんですよ、ボーリング。韓国アイドルの方でもやってる方が多くて、ボーリング場でお見かけすることもあります」
「世界で最もハンサムな顔100人」で、日本人トップでしたが率直にいかがですか
「選ばれた結果を知ったのは、友達からのLINEやニュースになっているのを見てでした。もちろんうれしいですし光栄なことではあるんですが、実感がわかないです。とはいえ、名だたる方々の中に入れていただいてとても恐縮です。 たくさんの方に知ってもらうきっかけにもなったのでは いいきっかけにはなるのかなと思います。でも、選ばれたことで結構ハードルが上がっている気がしています。『日本人で1位のやつ、あのレベルかよ』って…。実家に帰ったときに家族ともこの話になったんですが、両親が職場で会社の人に言われたりするみたいです。両親は、おめでとうとは言ってましたが、あんまりわかってないんじゃないですかね(笑)。両親より妹の方がやっぱり反応しますよね。下の妹がまだ中学生なんですが、芸能人に興味をもつ時期なので、いろいろ言われますね」
自慢のお兄さんですね
「自慢してるのか、自慢になるのかどうかはわからないですが(笑)」
Domani読者は拓哉さんにとって年上の女性となりますが、年上の女性はどう思いますか
「好きです!年齢は気にしないです。異性としても友達としても年齢が高くても低くてもぼくが好きになってしまえば関係ないです。 お友達で年上の方、結構いらっしゃいますか いますいます。年上の方もいますし、年下もいて年齢層は幅広いと思います」
人見知りとおっしゃってましたが、幅広い層の方とお付き合いがあるんですね
「でもやっぱり人見知りが出てしまうので、仲良くなるまでは時間がかかりますね(笑)。舞台は一緒にいる時間が長いので、仲良くなりやすい。もう本番直前ですし、仲良くなれてなかったらマズイですよね(笑)。 本番目前の今の心境は 楽しみ半分、緊張半分くらいですかね。大阪の方の反応が怖いですね。関西弁を話しているので…。ぜひ温かい目でみていただけるとうれしいです。多少の下手な関西弁も許してください!(笑)そこにもドキドキしています」
読者に向けてメッセージをお願いします
「仕事って大変なこともあるし、楽しいことがあれば上司にいろいろ言われて嫌な気持ちになったりすることがあるかもしれませんが、そういうときは、舞台「わたしのホストちゃん」に来ていただき、17人のよりどりみどりのホストがいますので、好きなホストを探していただき口説かれて、日ごろのうっぷんを晴らしていただけたらうれしいです!」
この日のインタビューは、本番を目前にした通し稽古の合間に行ったため、寺田さんは稽古着で登場。ヨージヤマモトのパンツがお似合いでした。上半身カットを撮影するとき、188cmという長身ゆえ、カメラマンを気遣って足を開いて立ち、目の高さを合わせてくれた寺田さん。こういったさりげない優しさや気遣いで女性の心を掴んで離さないんだろうな…と感じました。 きらびやかな世界と、サービス精神たっぷりなホストちゃんたちが繰り広げる世界にぜひひたってみてはいかがですか。
舞台『私のホストちゃん REBORN ~絶唱!大阪ミナミ編~』公演情報
出演:古屋敬多(Lead) 、寺田拓哉、小坂涼太郎、三浦海里、小林亮太、釣本南(Candy Boy) 、杉江優篤 、TAKA(CUBERS)/米原幸佑、松井勇歩、吉田広大 森田桐矢、佐々木和也(SOLIDEMO) 、蔵田尚樹、糸川耀士郎、藤戸佑飛、橋本全一/LiLiCo[Wキャスト] 大林素子[Wキャスト]/悠未ひろ/緒方雅史(甘王)/野口かおる 鬼頭真也(夜ふかしの会)/小柳ゆき/三ツ矢雄二
日時・会場:
2018年1月19日(金)~28日(日) 東京・サンシャイン劇場
2018年1月31日(水)~2月1日(木) 愛知・東海市芸術劇場
2018年2月6日(火) 広島・上野学園ホール(広島県立文化芸術ホール)
2018年2月10日(土)~11日(日) 大阪・サンケイブリーゼ
公式サイト http://www.hostchan.jp/
インタビュー
寺田拓哉
1992年3月18日生まれ。2010年に渡韓。練習生期間を経て2012年に「CROSS GENE」として韓国デビュー。韓国内のCM、ドラマ、バラエティ等、出演作も多数。
撮影/黒石あみ