7回目の告白で結婚前提の交際をスタート!
前回のお話▶︎離婚した僕が38歳から再婚活。そして選んだ相手とは?
2度目のデートで告白してから、6回連続でフラれ続けた賢治さん。それでもめげなかったのは、「結婚するならこの子がいい」と直感的に思っていたから。
当時、離婚のあとでいろんな女性たちとデートしまくっていた賢治さんは、男性不信でバイセクシュアルのB子さんの心を開くために、ほかの女性たちを切って身辺整理し、彼女に信用してもらえるようにがんばったそう。
賢治さん:打たれても打たれても立ち上がってました(笑)。彼女が僕と付き合ったのは、7回トライした誠意を認めてくれたかららしいです。
そもそもが、もしも付き合う可能性がゼロだったら、一度フった時点で、そのあとにまた告白されるような状況に持っていかないですもんね。ということは、B子さんもどこかで賢治さんの気持ちが本気かどうか、試していたところがあったのでしょうか。
賢治さん:僕は遊んでいても、根は真面目。次に付き合う子とは再婚するって決めてたんです。だから告白のときに、結婚を前提に付き合って欲しいと伝えました。
さかい:じゃあ、そのあと割りとすぐに結婚したんですか?
賢治さん:いや、それが、1年くらい同棲していたのですが、なかなかプロポーズしなかったから向こうに結構煽られました。彼女のビザが切れて、日本に帰国しなきゃいけなくなる期限が近づいていたので、「いつ結婚するの?」って。一緒に住んで、すごく尽くしてくれるしいろんな面で合うことも、もうわかってたんですけどね。
結局、「ちゃんとプロポーズしなさいよ」とB子さんから圧をかけられて、同棲1年過ぎでようやく結婚を申し込んだのです。
さかい:ところで、奥さんはバイセクシュアルだとおっしゃいましたよね。女性と浮気されたりしないかと心配になったりはしないんですか?
賢治さん:すごく真面目な子で、そういう心配はないとわかっているので。あと男嫌いなので、男性との浮気はまずないと思いますね。
さかい:じゃあ、賢治さんも結婚後は浮気はしていない?
賢治さん:浮気はぶっちゃけ、しています。いくつになっても、男でいたいという気持ちがあるから。だけど夫婦になると、それって難しいじゃないですか。
ええ〜〜〜〜。せっかく7回も告白して付き合えたのに、夫婦になったら浮気しちゃうんだ!? しかも、初婚では浮気しなかったのに? 何だか勝手すぎるように感じる、賢治さんの話に混乱する私。
だけど賢治さんには賢治さんの理論があるようで。そのお話については、次回に続きます。
インタビュー・文
さかい もゆる
出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。