白髪染め、いつから始める？ホームケアでOK？の疑問に答えます【資生堂プロフェッショナルのトレーナーさんに聞いてみた】

白髪と上手につき合っていくために不可欠な白髪染め。白髪染めにいつ切り替えるのか？市販のホームカラーで染める際の注意点、手軽なマスカラタイプから、シャンプーの度に色づくタイプまで、自宅でできる白髪ケアアイテムをご紹介。

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【目次】

白髪は美容室で染めないとダメ？
市販のホームカラーで染めるべきか染めないべきか悩んだら
美容院に行く頻度を気にせず簡単な白髪の染め方ができるアイテム

白髪は美容室で染めないとダメ？

■おしゃれを考えたら白髪染めよりファッションカラーだけど…

美容室でカラーリングをする際、「白髪が生えてきたけど、このままでいいのかな？」と悩む人も多いはず。実際、どのタイミングで白髪染めに切り替えるのが正解なのでしょうか？「数本の白髪なら、ファッションカラーのままで問題ありません。ちらほら目立つようになってきたら、白髪染めを検討するといいと思います。いきなりファッションカラーから白髪染めに移行するよりも、白髪の量に応じて、ファッションカラーに白髪染めを混ぜてカラーするなど、担当の髪の状態に合わせた薬剤を選んでくれるはずですので、ぜひ相談してみてください」と、資生堂プロフェッショナルのトレーナー・西山直人さん。

■家でできる現実的なお手入れとは…

ドラッグストアにところ狭しと並ぶホームカラー剤。改良を重ねてカラーバリエも広がり、セルフカラーでもきれいに仕上がる商品も増えてきたようですが、実際のところ、どうなのでしょうか？
「働いている方の場合、希望の日時に美容室の予約が取れない場合もありますよね。白髪は日に日に伸びてきて目立つ一方…。そのような場合は、ホームカラーを取り入れるのも、ひとつの方法だと思います。」(西山さん)。ただし、染めムラができてしまったり、思ったより暗くなってしまった…などのミス、薬剤による頭皮トラブルには、十分気をつけたいところ。「また、ホームカラーで染められているお客様が、そのあと美容室でカラーリングしたら、髪が緑に変色してしまった…という声も聞かれます。美容室でカラーリングをする予定がある方は、使用前に美容師さんに相談してみてください」」と西山さん。

市販のホームカラーで染めるべきか染めないべきか悩んだら

「気になる白髪を簡単にカバーできる、マスカラタイプやファンデーションタイプの一時的に白髪を着色するもの、洗髪時に少しずつ白髪を染毛していくタイプは、トラブルも少なくおすすめです」(西山さん)。仕上がりの美しさや髪や頭皮へのダメージを考えると、やはり美容室でのカラーリングがおすすめ。タイミングが合わずすぐに行けないけれども、近々行く予定があるのなら、一時的に着色するマスカラやファンデーションタイプを。しばらく美容室に行く予定はなく、極力、頭皮や髪へのダメージを回避したい場合は、洗髪の度に徐々に染毛できるタイプを…と、ケースバイケースで選ぶのが正解。ではここで、おすすめのマスカラ＆ファンデーションタイプと、徐々に染毛できるタイプをご紹介したいと思います。