“俳優”の仕事に出合うまで、自由にやらせてくれた母には感謝しています
町田啓太さんに「Effective=効果的」なファッションを着こなしていただく本連載。素敵すぎるカットを余すことなくお見せするために、1ルックを前後編にわけてファッションやライフスタイルについて等身大に語ってもらいます。コートスタイル後編の今回は、人生の転機となった経験やご両親への思いを語っていただきました。
今回のテーマ:ノーブルなコートスタイル
写真をすべて見る–––– 初対面の相手と打ち解けるためにしていることは?
無理に距離を縮めようとはあまり思っていないかもしれないですね。気を張りすぎると空回りするタイプなので。強いて言えば、「楽しくやろう」という気持ちでいるくらいですね(笑)
–––– そのくらい気楽に過ごせるといいですよね。
そうですね、気楽に。あとは自分のことに集中しています。でも共通の仕事をしているわけじゃないですか。だから、現場で興味が沸いたことを話題にしたり、楽しいと感じたら声に出して「楽しい」と伝えたり、自分で感じたことはちゃんと言葉にします。そういうスタンスでいれば、無理に距離を縮めようって思わなくても自然にベクトルが合ってきて、やりやすい環境になるのかなと。居心地よく、やりやすいようにしたいなと思います。
–––– 仕事相手に望むものは?
こうあってほしいと望むことはあまりないですが、いいものを作ろうというポジティブで前衛的な感情は共有していたいと思います。現場によって大変な仕事もたくさんありますし、いろいろな方がいらっしゃいます。最近思うのは、“ちゃんとお互いを尊重しながら仕事できたらいいな”ということ。もし望むとしたら、そこだけですかね。