心の栄養でもある食事。目でも楽しむ余裕が欲しい
先日、引越しをいたしました望月です。「引越し」というと、部屋探しや荷造りは本当に大変でした。とはいえ、楽しいこともたくさん。インテリアを考えながら家具や雑貨をそろえるのって、ウキウキしますよね。
私も、今までお世話になっていた家具たちに感謝と別れを告げて、いくつかのアイテムを新調。その中でも今回大きく変えたもの、それは、食器!!
今まで住んでいたお家は温かみのある雰囲気だったのに対して、新しいお家はモノトーンが基調のクールな雰囲気。そこで、真っ黒なお皿やガラスの食器など、お部屋に合うようなものをプラス。作る料理は以前と全く変わっていないのですが、お皿が違うだけでこうも違うのかというくらい。
手間暇をかけて作ったお料理も、食器次第ではポテンシャルを発揮しきれないし、反対に、今日はお惣菜を買ってきて済ませたいな、というときも素敵な食器さえあれば豪華に見えますよね。
「消耗品」と割り切ってリーズナブルにそろえるのももちろんありだけれど、毎日使うものだからこそ、いいものにこだわって、それが丁寧な時間を過ごすことに繋がったらいいな、と思います。家での食事って、家族を大切にする時間でもありますし。
ただ、高級な食器はたくさんありますが、スタイリッシュで、どんなインテリアにもしっくり馴染み、暖かくお料理を引き立ててくれるものを選ぶのって、とっても難しい。そんな時の鉄板は、やっぱり「エルメス」だと思います。
A WALK IN THE GARDEN 〈ウォーク イン ザ ガーデン〉
エルメスの新しいコレクションは、色鉛筆でスケッチしたようなポーセリンのテーブルウェア、その名も《ウォーク イン ザ ガーデン》。
多種多様な花が咲き誇り、さまざまなフォルムの植物が生きる場所、イングリッシュガーデンからインスピレーションを得たそう。アイテムそれぞれにモチーフが描かれ、ヘリンボーンや格子柄、あるいはチェック柄に雌しべや草が表現されています。
▲上段/コーヒーカップ&ソーサー 90ml 各¥18,500 下段/ティーカップ&ソーサー 160ml 各 ¥22,000
今回〈ウォーク イン ザ ガーデン〉のデザインを手がけたアーティストのナイジェル・ピークは、「庭は、かたちや色が生まれる場所。イマジネーションが自由に羽ばたく場所です。一見無造作に見えながらも、デザインの美がそこにはあるのです」と語っています。
1枚1枚のデザインを楽しむのはもちろんのこと、重ね合わせたり組み合わせることにより、さらに別の構図が生まれる。巧みな設計が背後にあることを感じさせない姿は、まさにイングリッシュガーデンそのものではないでしょうか。
遊び心あふれるコレクションをテーブルに並れば、飾るお花がないときだって、あっという間に華やかな食卓に。
▲上段/デザートプレート 21cm 各 ¥13,000 下段右/パンプレート 14cm ¥9,800 下段左/ディナープレート 27cm ¥17,000
お土産にいただいたケーキを乗せて ”お庭の中でのアフタヌーンティー” 気分を味わうもよし、焼いただけのトーストとスクランブルエッグを乗せて ”時間なくて手をかけられなかった” に魔法にかけてもよし、シンプルなリビングに彩りをプラスするインテリアとしてテーブルコーディネートするもよし。
お料理の、お部屋の、そしてそこに住む人のセンスを一気に格上げしてくれる食器は、頑張る自分を助けてくれるに違いありません。
ビジュアルエディター
望月芹名
都内大学を卒業後、モデルとして東京コレクションなどのショーやテレビCM、広告などに多数出演。雑誌「Domani」にモデルとして登場していたが、ファッションに対する感度の高さから、2018年6月よりWeb Domani にてビジュアルエディターに就任。学生時代はバレーボール部、テニス部で活動。最近ではフルマラソンを完走するなどアクティブな一面も。
望月芹名ってこんな人