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LIFESTYLE インタビュー

2024.10.31

優木まおみさんが“女・妻・母”としての自分を分析すると…【Domani「女の時間割。」スピンオフトーク】

毎回“女・妻・母としてのご自身を自己分析してください”という共通のお題に答えていただく人気コーナー。優木まおみさんがセルフモニタリングする3つの顔とは…?

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女性がもつ3つの顔、3つの時間について深掘りするWeb Domaniの連載「女の時間割。」。今回はタレントであり、ピラティス美容整体サロン『RESIZE BODY』のオーナーであり、地元佐賀県でフランチャイズの鰻屋経営を始めた、優木まおみさんが登場してくれました。

優木さんの「女の時間割。」
Vol.1「女」時間〜ひとりの女性として仕事に向き合う時間〜 
Vol.2「妻」時間〜妻として夫に向き合う時間〜
Vol.3「母」時間〜母として子どもに向き合う時間〜
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優木まおみさん
タレント、モデル、身体美容家®
ピラティス美容整体サロン『RESIZE BODY』オーナー・44歳

仕事のときの私は“いちばん活き活きしている素の自分”

優木まおみさん

「仕事をしているときの私って“いちばん自分らしいな”と思っています。そもそも仕事をすること自体が好きですし、やっぱり生きがいなんですよね。たとえば“ピラティスは趣味のようなもの”とお話ししましたが、教えたり実演したりしていると“ああ私、生きてるな〜”と実感できるんです。タレントやモデルとして活動する自分も好きですし、鰻屋経営に邁進している自分にもわくわくします。プロとしてできるだけ仕事に誠実でありたいからどの場面でも変わりなく、常に100パーセントのパフォーマンスを出しきりたいと思っています」

妻のときの私は“いちばん可愛いこぶってる自分”かも

髪を整える優木まおみさん

「その一方で、仕事モードから妻モードになるとちょっと頑張ってでもめちゃめちゃいい人になろうとする私がいます。夫からは“可愛い”と思われたいといいますか(照笑)。たとえばモデルの現場で可愛くしていただいて撮影をして、終了後にメークオフして帰ることには何のてらいもないのですが、もしもそのあと夫とデートするとなったら、少しおしゃれして少しでも可愛らしく登場したいと思うわけです。そう考えると夫はありがたい存在ですよね。“その人の前では多少猫をかぶってでも可愛くありたい”と思える存在って誰にでも必要だなと思います」

母のときの私は“いちばん人間らしい自分”です

ソファに座る 優木まおみさん

「母としての私を考えると“人間らしい”という言葉がしっくりきます。子どもたちとは本音で向き合いたいし、本音で向き合えば自然と“ありたい自分じゃない部分”も出て来ちゃいます。その結果、ぶつかりあうことになっても、それでいい。実は料理がヘタだったり、一緒に遊んで抱っこして汗かいてベッタベタになってしまうことまで含めて、母業ってすごくリアルだなと実感しています。仕事中の自分はわりとなんでもスマートにできるけれど、育児はどうしても手間どるし、100%うまくできることなんてほとんどない。そしてとかく汗や水分でドロドロしちゃうじゃないですか(笑)。でもそんな日々が自分を成長させてくれる。“子どもってすごい”と思います」

自分の軸にある“情けは人のためならず”なGIVEの精神

「近年の自分の生き方に比較的近いと感じているのが、“情けは人のためならず”という言葉です。なにごとも“巡り巡って己がため”といいますか、“出会った人すべてに“自分のできる何か”を手渡しておくと、いざ困ったときに誰かが助けの手をさしのべてくれるGIVEが循環する世の中になるのではないかと。年を重ねるごとに自分もこの傾向が強くなっている気がします。

たとえばビジネスのシーンでは近年、ニーズに応えようと思い立ち“よしやってみよう”と手を上げて表に立つ場面も増えてきました。しんどさを感じることも少なくないため“私なんで手を挙げちゃったんだろう”みたいな後悔がよぎる瞬間もあったりします(苦笑)。でも、誰もやらないからこそ率先して手を挙げてしまうのが私の性分。小さくとも何かしらの波を起こせたら、そのことがいつか自分にとってポジティブに作用するかもしれませんよね。そんなふうに前を向き直しながら、今日もあれこれ頑張ってみています。

めまぐるしい日々の中で本当に今いちばん幸せな時間といったら、子どもたちとハグして、ベッドで川の字になって、だらだら過ごしているときでしょうか。3人3様にそれぞれスマホで好きなコンテンツを見て、そこに夫がいつもよりも少し早く帰ってきてお帰りってハグをして。4人で川の字になりながらとりとめのないおしゃべりをしていると気持ちがほっこりしてきて“ああ幸せだなあ”としみじみします。結局何もしてないときがいちばん幸せなんですよね。でも、“何もしない”が24時間続くとちょっと不幸せになってくる(苦笑)。人間って不思議ですね」(優木さん)


〈取材現場より〉
仕事をもつ女性の中にある「3つの顔」をフォーカスする『Domani』の連載「女の時間割。」。インタビュー最後に“私、変わった人ですみません(笑)”と冗談めかして笑った優木さん。4本のインタビューを通して多彩な表情を見せてくれました。気になる撮影ビハインドは後日、Domani公式インスタグラムにて公開されますのでご期待ください!

Profile

優木まおみ

ゆうき・まおみ/1980年、佐賀県生まれ。東京学芸大学教育学部小学校教員養成課程国語選修卒業。2002年に芸能界デビュー。グラビアモデルからタレント業、バラエティや情報番組のMCなどマルチに活躍する。2013年に結婚、34歳で長女を出産。37歳で次女を出産後に産後の不調を改善するためにピラティスを学び、2019年にbasiピラティスマットインストラクター資格を取得する。オリジナルのピラティスメソッド“MAOBICS”や美容整体メソッド“MAOLOGY”を開発し、身体美容家としてサロンを経営。新たにMAOBICSピラティスのメニューフランチャイズ事業も展開中。著書に『背骨から身体を変えるおうちピラティス』(リブレ)、『ぐりぐりにぎにぎするだけ!秒で美脚』(KADOKAWA)など。今年5月には『第16回ベストマザー賞 2024』を社会経済部門から選出されて受賞。最新事業はフランチャイズに加盟して7月に佐賀県で鰻屋を開店、「鰻の成瀬佐賀北川副店」オーナーとして奮闘中。
インスタグラム : @yukimaomi
女性専用ピラティス美容整体サロンRESIZE BODY

撮影/眞板由起 

取材・文

谷畑まゆみ

フリーランスエディター・ライター・キャリアアドバイザー

働く女性のインタビュー企画がライフワーク。2016年よりDomaniで「働くいい女」「女の時間割。」連載を担当。共著『わかる!伝える!視線の心理術』(造事務所編・メディアパル刊)。

 

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