美や縁結びなどにご利益があるとされる、京都屈指のパワースポット
京都市左京区に鎮座し、四季折々の景色が楽しめることでも知られる『賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)』。通称『下鴨神社(しもがもじんじゃ)』とも呼ばれ、世界遺産に登録されている神社です。
下鴨神社は、厄除、縁結、子宝、安産、子育、交通安全など、さまざまなご利益があるとされています。
▲国歌に登場する「さざれ石」も。さざれ石には神霊が宿るとされているようです。
干支のお社「言社(ことしゃ)」
古くから干支の守護神としても信仰をあつめている「言社」。子年から亥年までの生まれ年の守護神として信仰されるようになったお社が七つあります。自身の干支のお社をお参りするのもいいですね。
「御手洗社」の神聖な池で水みくじ
無病息災を祈ってお祓いをうける「足つけ神事(御手洗祭)」が行われる御手洗池では、水みくじをする人で賑わいます。一見まっさらな紙を水に浮かべると文字が浮かんでくるのは、なんだかわくわくしますよね。
美麗祈願に「河合神社」
河合神社は、「美麗の神」として信仰を集めるお社。外見だけでなく内面も磨いて美しくなりたい、と願っているときにぴったりの神社なんです。
メイクを施す「鏡絵馬」
中でも人気なのが、美麗の祈願絵馬である「鏡絵馬」です。手鏡の形に顔を表す模様が入っているのが特徴的。この絵馬に、普段自分が使用している化粧品を使って理想の姿を描くようにメイクをし、裏に願い事を記入します。
鏡絵馬には顔が描かれていないタイプもあるので、1から自分らしい絵馬に仕上げることができるのもポイント。
お化粧室が設置されているので、そちらでゆっくり描くことができます。お化粧室には色鉛筆などが用意されているので、メイク用品を忘れてしまったときにも安心です。
また、本殿の祭壇近くには「御白石(おしらいし)」という白い石があります。白い肌になるようにと願って撫でてから自身の肌に触れると、ご利益がいただけるとか。こちらも見逃せません!
常に身につけていたい、多種多様なお守り
下鴨神社といえば、種類豊富なお守りも大人気! 最も目を引いたのは、開運招福の「レース御守」。神様の御力がより強く受けられるようにと、透き通るような姿をしているのだそうです。繊細で美しい仕上がりのお守りは、持っているだけで前向きになれる気がします。
河合神社で授かれるお守りは、美に関するものがさまざま。こちらの「御鏡守」は、普段使用している鏡に貼ると美麗祈願できるというもの。鏡を見るたびに美意識もアップしそうです。
ちりめん生地で作られ一つ一つ柄が異なる「媛守」も、世界に一つ・自分だけのお守りを身につけられると根強い人気があります。さまざまなデザインの中から、お気に入りのものを選ぶ楽しみがあるのも魅力です。
御朱印はこちら
下鴨神社、河合神社の御朱印はこちら。私が行った際には、漫画家・池田理代子さんが河合神社に祀られる「玉依姫命」を描いた特別朱印もありました(書き置き)。
広々とした境内で、歩いているだけでもなんだか清々しい気持ちになれます。広大かつ境内には見どころがたくさんなので、滞在時間は余裕をもって計画するとよさそう。京都で美や縁結びの祈願をしたいとき、ぜひおすすめしたい場所です。
※2024年11月執筆当時の情報です。
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