前髪ありのミディアムヘアを今っぽ巻き髪に
まとめても下ろしてもサマになり、アレンジの幅が広いミディアムヘア。今回は、そのままではもちろん、一つ結びやハーフアップなどまとめ髪のベースとしても活用できる巻き方を紹介します。
Before
フードデザイナーという職業柄、髪をまとめることが多く、扱いやすいミディアムヘアスタイルが定番化しているというDomani Labメンバーの和田彩加さん。和田さんの髪タイプは〈毛量普通〉〈柔らかめ〉〈細め〉〈クセあり〉。鎖骨やや下くらいの長さで、顔まわりと表面の髪にレイヤーが入ったヘアスタイルです。
今回使用するのは、38mmのカールアイロン。ゆるめのふんわりしたカールがつきやすく、ナチュラルで今っぽい雰囲気に仕上がるのでおすすめです。
1:顔まわりの髪をリバース巻きする
プレートが自身に向くようにコテを持ったら、顔まわりの髪の中間部分くらいをはさみ、リバース巻き(後ろ向きに巻く)する。このとき、毛先まですべらせるようにコテを動かして巻くのがポイント。
前髪横のやや短めの髪は、後ろに流すようにして外巻きすると、顔まわりの髪となじみやすい。
2:ベースの髪を外巻きにする
毛先を外巻きにする。しっかり巻くCカールよりも、〝J〟の字のようなハーフカールくらいが今っぽい。毛先4〜5cmくらいを巻くイメージ。
3:ハチ上の髪を内巻きにする
ハチ上の髪をサイド・中央の3つにブロッキング。それぞれ毛束の中間くらいをコテではさみ、少しずつ回転させながら毛先に向かって巻き込む。こうすることでトップにボリュームが出るうえ、メリハリのついたくびれヘアでこなれた印象に。
コテを外したら、手のひらにカール部分をのせてキープしておくのがカールをもたせるコツ!
4:ヘアスプレーやヘアオイルで仕上げ
毛束を持ち、中間〜毛先のふわっと仕上げたい部分にヘアスプレーをかける。ヘアスプレーは、ツヤを与え、ハードにかたまらず柔らかな質感に仕上げるタイプがおすすめ。
さらにツヤを出したいなら、毛先にヘアオイルをオン。ミディアムヘアの場合は10円玉大を両手になじませ、毛先を中心に塗布する。
▲手にとる目安は10円玉くらい
完成!
動きが出てほどよく華やかさがありながら、品よく清潔感のある印象を与えられるヘアスタイル。顔まわり・毛先・トップの髪を巻くだけと簡単なので、忙しいワーママにもぴったりです。
撮影/黒石あみ ヘア&メイク/土田美沙子(SUNVALLEY) モデル/和田彩加(Domani Labメンバー) 構成/近藤亜衣子
あわせて読みたい