髪が多い人がアレンジするときの重要ポイント
髪を巻き込まないようブロッキングする
アイロンで髪に動きをつけるアレンジのとき、髪の量が多いとなかなか思ったようにクセづけられないこともありますよね。もともとがボリューミィだから巻いてもバランスが取れず、理想のアレンジができないと諦めていませんか?
解決策のひとつとして、巻く髪以外をブロッキングする方法があります。アイロンに挟む髪の量も、多すぎると上手にクセづけられないので、1回で仕上げようとせず、2〜3回に分けて巻くとGOOD!
毛先にだけニュアンスをつける場合も、毛先だけアイロンを通すのではなく、中間からコテをすべらせ毛先を巻くようにすると、ボリュームが落ち着いて見えます。
スタイリング剤を使う
髪をただまとめるだけでも、スタイリング剤は必ず使いましょう。髪の量が多い人はとくに、素髪ではまとめたときにバサッと髪が落ちてきて、崩れてしまう可能性が高まります。
おすすめは程よいキープ力ながら髪を固めないバームワックス。どんな質感にするかにもよりますが、セミロングで直径7〜8mm程度大、アレンジ前にもみ込みましょう。
ねじりや編み込みでタイトにまとめる
髪の量が多いと、せっかくまとめた髪が崩れてしまったり、ボサボサに見えたりしてしまいがち。
そこで、ねじりや三つ編み、編み込みなどで、タイトにまとめるヘアアレンジをぜひ積極的に取り入れてみましょう。失いたくない立体感や動きをキープしつつ、髪のボリュームを抑えて崩れにくいアレンジができます。
ボブ|髪が多い人向けおすすめアレンジ
髪が落ちてこない! 崩れにくいポニーテール
\How to/
顔まわりをリバース巻き、全体の毛先を軽く外ハネに巻いたら、ハチ上の髪を縦ラインを意識して分けとり、後頭部で結ぶ。
位置はやや下めを意識。ニュアンスをつける場合は、結んだ部分から数束、髪を引き出して。
残りの髪をまとめて、先に結んだ毛束の上で結ぶ。結び目は高さを合わせて。髪の長さが足りず、どうしても襟足が残る場合は、その部分をねじってピンで留める。
結び目にシュシュを重ねたら完成!
顔まわりすっきり! 華やかサイドくるりんぱ
\How to/
顔まわりをリバース巻きに、毛先全体を外ハネに巻いたら、耳前の髪を分けとり、後ろの髪をブロッキングする。
耳前の髪を後ろに流れるよう、耳の後ろあたりでゴムを使って結ぶ。
結んだ髪の結び目内側に穴を開け、その穴に毛束を入れてくるりんぱする。
結び目を押さえながら、結んだ部分内側の髪を数束ずつ引き出し整える。
ゴムを隠すように、バレッタやクリップなどアクセサリーをつけたら完成。
ミディアム|髪が多い人向けおすすめアレンジ
タイトにまとめる! 簡単ひっつめ髪
\How to/
ヘアバームを手のひらになじませ、その手で分け目をつけず髪全体をまとめる。襟足あたりでひとつにしたら、黒ゴムで結ぶ。
毛束は最後折り返し、輪っか状のお団子にする。
毛束の半分くらいの位置を、もう1本のゴムで結ぶ。
結び目を押さえながら、後頭部全体からまんべんなく髪を細くつまみ出し、ニュアンスをつくる。最後はもみあげの後れ毛に、バームがついた指先で束感を出して完成。