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【目次】
「ミディアムレイヤー」とはどんな髪型のこと?
レイヤーを入れたミディアムスタイルのこと
ミディアムレイヤーとはその名の通り、レイヤーを入れたミディアムスタイル(肩〜鎖骨くらいの髪の長さ)のことを言います。
毛先に動きが出るため重くならず、軽やかさを出すことが得意な髪型です。さまざまなヘアアレンジを楽しむことができると、幅広い年齢層の女性に人気があります。
前髪あり|大人女子のかわいさあふれる
くびれのあるひし形ミディアム
似合うのはこんな人!
鎖骨ラインをベースにした、くびれのあるひし形シルエットミディ。顔まわりに独立したレイヤーを施し、骨格矯正を可能にしています。
バックから指2本分を前下がりでカットし、レイヤーはウエイトをリップラインに設定してトップにオン。前髪は両黒目の外側を繋いだ部分を目の下でカットします。目尻に向かい斜めにカットしたら、サイドまで自然につなげましょう。
ワンカールのカジュアルフェミニンミディ
似合うのはこんな人!
ワンカールに巻くだけでちょうどいい空気感をもたらしてくれるのは、表面にレイヤーを入れているから。ひし形シルエットが小顔効果ももたらします。
ベースは鎖骨下5cm。ハチ上にレイヤーを入れたら、前髪はサイドに厚みと長さを残しつつ、真ん中の長さを眉下で薄く作りましょう。カットラインの生きたシースルーにするのがポイントです。
ふわっとナチュラルなミディアム
似合うのはこんな人!
ナチュラル感が好きな人におすすめのワンカールミディ。髪がペタッとしやすい人でも、ふんわり見せてくれます。
ベースは鎖骨ライン、表面には軽めにレイヤーを入れておきましょう。面長さんの場合は前髪を眉下&ややワイドめにし、サイドにつながるようラウンド気味でカットするとGOOD。
大人カジュアルな外ハネミディアムレイヤー
似合うのはこんな人!
肩に当たる長さで、乾かすだけで外ハネになる特長を生かしたカジュアルミディアムレイヤー。毛先のラインを残し、表面にレイヤーを入れています。
ハイライトカラーを内側に忍ばせれば、ONのシーンでは髪を下ろして落ち着いて見せ、OFFのシーンではアレンジしてハイライト部分をアピールするなど、二面性が楽しめます。
ゆるさとリッジさが共存するミディアムレイヤー
似合うのはこんな人!
ゆるさと束っぽさのある毛流れと、プツッとした毛先の組み合わせが粋な雰囲気を演出しているミディアムレイヤー。清潔感とファッション性をあわせ持ち、おしゃれな大人女性にマッチします。
前下がりのローグラデーションを入れつつ、レイヤーも前下がりにオン。これにより顔周りに柔らかさがプラスされます。
くびれを生かしたミディアムレイヤー
似合うのはこんな人!
ハチ上に前下がりのレイヤーを入れ、360度どこからみてもキレイなシルエットが叶うミディアムレイヤー。あごラインでくびれをつくるレイヤースタイルは、毛先の浮遊感や動きのある毛流れでこなれた雰囲気に仕上がります。
前髪は全て下ろさず、おでこにかけながら流すことで柔らかい印象に。顔の出る面積が小さくなるので小顔効果も期待できます。
カールが華やかフェミニンなミディアムレイヤー
似合うのはこんな人!
好印象な雰囲気の重さを残したカールスタイル。
顔周りにレイヤーを入れてやや短く見えるようすれば、気になるフェイスラインをしっかりカバーしてくれます。
柔らかな毛流れが、優しさやゆとりを感じさせるので大人の女性にぴったりです。結ぶとキリッとしたイメージになるので、ファッションに合わせてアレンジを楽しむのも◎。
前髪なし|ナチュラルかつ上品さ抜群
大人雰囲気のミディアムヘア
似合うのはこんな人!
トップと顔まわりの毛束にレイヤーを加えたミディスタイル。レイヤーが入っているので、表面を軽く巻くだけでふんわりした立体感が演出できます。
ベースはワンレングスの鎖骨レングス。32mmのコテで毛先全体を外側にワンカールし、表面の毛先をゆるく巻きましょう。後頭部の毛束を垂直に持ち上げ、内巻きにするときれいなカールが作れます。
正統派のワンカールミディ
似合うのはこんな人!
こちらは顔まわりにさりげないレイヤーを加えた、正統派ワンカールミディ。ツヤと丸みがあるため、上品さ漂う大人のかわいらしさが叶います。
ベースは肩ライン。やや前下がりにカットしましょう。顔まわりにレイヤーを入れ、ほのかな色っぽいニュアンスをプラス。ドライカットで軽やかさもプラスしましょう。
ゆるふわがかわいいミディアムレイヤー
似合うのはこんな人!
こなれ感漂うミディアムレイヤーヘア。グラデーションカットを施しているのでまとまりがよく、レイヤーでふわっとした毛流れもアシストしています。
シルエットは、毛量が多い人や広がりやすい人でも作りやすいAライン。逆に髪が細くてボリュームを出したい人にもおすすめの髪型です。
ぺたんこ髪も解消! エアリーレイヤー
似合うのはこんな人!
ふわっとした空気感をまとったミディアムレイヤー。
長さをちゃんとキープしながらも無理なく結べるので、髪を切ることに抵抗がある人も安心感があります。顔周りにレイヤーを入れれば、顔型もカバーできていいことづくめです。
ローレイヤーを入れたワンカールヘア
似合うのはこんな人!
柔らかで優しい雰囲気をつくることができるワンカールは、コンサバ好きな大人女子におすすめ。
顔周りと全体にローレイヤーを入れて、ふわっとした動きを底上げしましょう。毛先もまとまりやすくなります。
巻きすぎると古く見えてしまうため、ゆるくクセづく程度のカールがベスト。ギリギリ肩につく長さなのでハネにくく、結ぶこともできてさまざまなアレンジが楽しめます。
大きなカールの「ヨシンモリ」ヘア
似合うのはこんな人!
「ヨシンモリ」とは韓国語で、「女神の髪」という意味を指し、昨年ちょっとしたブームになった髪型。
大きなカールが特徴の、エレガントで抜け感のあるスタイルなので、大人世代でもチャレンジしやすいヘアスタイルです。前髪は少ない幅でリップラインでカットしレイヤーを入れ、トップにもレイヤーを加えてふんわり感を引き出すのがポイント。
髪が大きくうねるので、ふわっとボリュームアップして見えるのも魅力的です。
ラフだけど上品なミディアムレイヤー
似合うのはこんな人!
顔周りを中心に軽くレイヤーを入れたミディアムスタイル。毛先が動き、奥行きが生まれるのが特徴です。
毛先をワンカールさせゆるやかな曲線を仕込むことで、大人の余裕も演出可能。保湿効果のあるスタイリング剤を使用し、ツヤを足してやわらかな抜け感をつくりましょう。
ストレート|ヘルシーな女性らしさを醸し出す
ビターな雰囲気のメリハリレイヤーミディ
似合うのはこんな人!
ストレート+前髪なし+ハイトーンがエッジィな魅力を引き立たせる、メリハリミディ。レイヤーによるくびれで頭の形をきれいに見せてくれる効果もあります。
カットは鎖骨の長さ。目尻やリップラインにつなぐよう、顔まわりにレイヤーを入れましょう。トップに施すレイヤーはリップラインに合わせてつなぐことで、きれいなくびれが出現します。
サイドバングがアクセントのミディアムレイヤー
似合うのはこんな人!
顔周りから後ろに向かって毛流れがつくようにレイヤーを入れ、丸みのあるシルエットと柔らかさを叶えたスタイル。
頬骨あたりにつくった短い毛束(サイドバング)が、結んだときにちょうどいい後れ毛になるので、骨格をカバーしてくれるのも魅力です。
ノースタイリングに近い脱力ヘルシーヘア
似合うのはこんな人!
ノースタイリングに近いシンプルスタイルのミディアムレイヤー。ゆるくつけたカールは、ミックス巻きにすることでグンとフェミニンになるため、気分で変えるのも今っぽくておすすめです。
レイヤーを低い位置に入れているため、結んでも崩れすぎず、ツヤを損なわないのが魅力。シンプルだからこそ髪の状態が目立つので、丁寧なケアを心がけて。
ニュアンスのある黒髪ミディアムレイヤー
似合うのはこんな人!
顔周りにレイヤーを入れた黒髪ヘア。レイヤーが加わることで、黒髪でも軽やかなニュアンスがプラスされます。
ひとつ結びなどアレンジをするときは、おくれ毛がよいアクセントに。サイドが広がりすぎないので、髪がまとまりやすくなるという嬉しいメリットも。
パーマ|華やかさを演出するゆる巻きヘア
かき上げ+レイヤーのくびれミディアム
似合うのはこんな人!
くびれあるミディとかき上げ前髪の、甘さを抑えた大人にちょうどいい髪型。顔まわりにレイヤーを入れ、流して後れ毛のように見せたり、顔に沿わせモードなウルフスタイルに見せたり、スタイリング次第でさまざまな表情を楽しめます。
ベースは胸と鎖骨の間。トップのみにレイヤーを入れましょう。もみあげの長さを決めたら、サイドバングからローレイヤーでつなげて。
パーマはデジタルパーマを使ってベースの毛先を逆巻きに、トップのみウエーブをかけておくと再現しやすくなります。
毛先ワンカールのナチュラルセミディ
似合うのはこんな人!
レイヤーを加えることで、柔らかさや品のよさを演出してくれるセミディスタイル。大人っぽさとかわいらしさのちょうどいいところに落ち着いてくれる髪型です。
ベースは鎖骨下数cm。前髪は深い位置からやや薄めに、サイドへと流しやすいように作ります。その後、顔型に合わせてレイヤーを入れましょう。パーマは26mmのロッドを使い、毛先をワンカール。これだけで柔らか見せが簡単に。
2段パーマの爽やかミディ
似合うのはこんな人!
表面にレイヤーを加えた、パーマスタイルのメリハリミディ。小顔効果をもたらしてくれるくびれフォルムが特徴です。
ベースはボブより長め、ミディアムより短めの肩。前髪から顔まわりはラウンド気味に、表面のみ低めのレイヤーを入れましょう。パーマは表面と内側に分けてかけます。表面を内巻き、内側を外ハネのワンカールに。ゆるくかけるのがGOOD。
レイヤー×平巻きパーマのふんわりエアリーヘア
似合うのはこんな人!
やや前下がりの髪の表面に軽くレイヤーを入れ、低温デジタルパーマをかけたエアリーなヘアスタイル。
顔がリフトアップして見える上、ゆるやかに流した前髪のおかげで小顔効果も期待できます。
時短スタイリングが叶うウルフパーマ
似合うのはこんな人!
トップにレイヤーを入れたウルフカットスタイル。柔らかい毛流れでおしゃれな雰囲気を演出してくれます。
顔周りは後ろに流れるような外ハネ、トップはミックス巻きにしたパーマでニュアンスのある動きをつくるのがポイント。毛先にやや重さを残したシルエットなので、まとまり感もアップします。
ミディアムレイヤーのおしゃれな巻き方例
コテを使った外巻きアレンジ
【Before】
【How to】
1. 毛先をワンカールの外巻きにする
▲32mmのカールアイロンを使用。温度を180℃に温めます。トップの髪をクリップで取り分けておき、毛先全体をワンカールの外巻きにしましょう。
▲このくらいクセづける。
2. トップの毛束を毛先から内巻きにする
▲分けておいたトップの毛束を持ち上げ、毛先から内巻きに。毛束の中間あたりまで巻き込みましょう。
3. 前髪を外巻きにする
▲前髪は中間〜毛先にしなやな動きがつくようにします。毛束を引っ張りすぎるとピンとした外ハネになるため、少し緩みを持たせながら毛先だけ軽く外ハネになるように巻いていきましょう。
4. 細めの毛束をとりスパイラル巻きにする
▲表面の髪を部分的にとり、毛束の中間から縦巻きにします。ランダムな内巻きと外巻きの毛束をつくり、表面に立体的なカールをつけましょう。
▲すべて巻き終えたら、根元から空気を入れ込むようにしてカールをほぐします。このくらいがベスト!
5. オイルをなじませ束感を出す
▲トリートメントオイルよりスタイリングオイルが◎(スタイリングオイルの方が粘度が高く、束感が作りやすいため)。オイルの量はミディアムで3プッシュ程度。しっかり両手になじませましょう。
▲根元から手ぐしでオイルをなじませます。スタイリング剤は最初から一気につけるとベタついてしまうため、様子を見て足りないと感じたら足すのがおすすめです。
▲最後は全体のフォルムや顔周りのカールを整えて完成です。束になったカール効果により、黒髪でも軽やかで華やかな印象に。
【After】
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