シンプルな外ハネミディアム
フェイスラインに沿うようにカットを入れる顔周りレイヤーは、輪郭をさり気なくカバーしてくれるため、お悩み解決にも最適です。
顔周りは軽やかですが、サイドとバックは直線的なカットラインで甘さを抑えた、品のあるスタイル。毛先の巻きかたを変えるだけでもかなり印象チェンジができるので、オンとオフ、シーンによっても様々なスタイリングが楽しめます。
スタイリング
サイドとバックの毛先はストレートアイロンで軽く外ハネにする。トップから顔まわりのレイヤー部分は表面に熱を通して、毛先は軽く内巻きに。ナチュラルなくびれをつくることで、丸くなりすぎないカジュアルな外ハネミディアムに仕上げます。
ナチュラル感が今っぽいウルフカット風ミディアム
顔まわりに独立したレイヤーを入れることでウルフカット風のくびれシルエットをつくったミディアムレイヤースタイル。
ウルフカット風のカジュアルなシルエットも、前髪をフルバングにすることで上品ながらもトレンド感のあるスタイルに仕上がります。目の上ラインのフルバングは、広めのおでこが気になる人もナチュラルにカバーできるのでおすすめ。
フルバングにフェイスレイヤー、丸みのあるシルエットなので顔型がベースタイプの人にも似合うスタイル。顔周りのレイヤーや毛先は巻きすぎず、抜け感のある自然なカールに仕上げると、今っぽい洒落感がでます。
スタイリング
ストレートアイロンでクセをある程度伸ばし、そのまま全体を外ハネにします。外ハネのカールは強すぎるとやや古い印象になってしまうので、スッと外を向くくらいのゆるさがおすすめ。顔周りも軽く内巻きにして、オイルを少しずつ付けて束感を出すようにします。
【ストレート】ナチュラルさが魅力のミディアムレイヤーヘア
ハイトーンでビターな雰囲気に
ハイトーンにするとさらにエッジィな魅力が引き立ち、秋冬らしいアースカラーの着こなしにもハマります。オリーブグレージュで明るい中にも大人っぽさがひそむカラーに。インナーハイライトを施し、髪が動いた時にもアクセントをプラス。ハイトーンは、ちらほら出てきた白髪のカモフラージュにもぴったりです。
顔にかかる毛束が陰影をつくって小顔に見せ、レイヤーによるくびれで頭の形もキレイに。気になる部分をいい感じにカバーしてくれるテクが散りばめられています。
スタイリング
中間から毛先をストレートアイロンをすべらせながら、なんとなく外ハネにするように。外巻きにすると意識しないほうがちょうどよく仕上がる。顔周りも同様にうっすら内巻きにし、多めのオイルをなじませて最後にコーミング。
脱力ヘルシーなこなれミディアム
ノースタイリングに近いシンプルスタイル。レイヤーを低い位置に入れているので、結んでも崩れすぎず、ツヤを損なわないのがメリット。シンプルだからこそ髪の状態が目立つので、丁寧なケアを心がけて。
スタイリング
ストレートアイロンを、毛束にゆるく丸みがつくようにスルーさせる。ヘアオイルを2〜3プッシュして手に広げ、手ぐしを通しながらなじませてセミウエットな束感をつける。
【パーマ】動きのあるミディアムレイヤーヘア
軽やかな空気感をまとったナチュラルミディ
人気の高い長さのミディアムはいいところ取りと思いきや、裏を返すと中途半端で老けて見えてしまうことも。そんなとき、味方になってくれるのがレイヤー。やわらかく品のある雰囲気と軽やかな質感が加わり、大人っぽさもかわいらしさもちょうどいいところに落ち着きます。
26mmロッドで毛先ワンカールのパーマをかけるとやわらかく見せることができます。
スタイリング
全体をほぐしてからオイルをなじませ束感を出す。
2段パーマでくびれフォルムに
どうしてもハネやすいミディアムでも、そのクセを生かすことで洒落たシルエットに。表面にレイヤーを入れているため自分で巻いてもつくりやすいスタイルですが、パーマをかけておくとより簡単。パーマでベースができているため、ほんの少し巻き足すだけで、崩れにくく形もキレイなくびれスタイルができあがります。
スタイリング
パーマをかけた部分はパーマをサポートするように、内巻きや外ハネのクセを指でつくりながら乾かし、少量のワックスをなじませて形を整える。
ミディアムレイヤーのスタイリング方法
毛先を「外ハネ」にする
カールキープの持ちをよくするスタイリング剤を髪の中間から毛先になじませます。32mmのヘアアイロンで毛先を外ハネに。ブロッキングはせず、ひと束(約5cm程度)とったら髪の中間からヘアアイロンをあて、毛先に向かってすべらせながら半回転して。これを髪全体で行います。
顔周りのみミックス巻きにする
顔周りの髪を上下にブロッキングし、下の髪から巻きます。下の髪の中間からヘアアイロンをあて、毛先が外巻きになるように1回転半ほど巻きます。上の髪も中間からヘアアイロンをあてるのは同じですが、毛先が内巻きになるように1回転半ほど巻きます。
手ぐしで巻きをほぐす
こめかみから手ぐしをいれ、小刻みに上下にゆらして髪に空気をいれながらほぐします。後頭部まで全体的にほぐします。
バームワックスをつける
バームワックスを直径7〜8mm程度大(セミロングの場合)とったら手のひら全体に伸ばし広げます。後頭部で髪をざっくりと左右に分け、それぞれ髪の中間から毛先に手ぐしを入れ髪をギュッギュッと揉み込むようにしてバームワックスをよくなじませます。その後、後頭部の上の方の髪も手ぐしを入れながら揉み込んだ後、さらに指で細い毛束を1本1本つまみとってバームワックスをつけてニュアンス感をしっかり出します。最後に髪全体を手ぐしで整えたら完成です。
完成!
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