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LIFESTYLE 雑学

2025.05.10

新幹線で充電はできる?車両ごとのコンセント位置や使用時の注意点も

移動の際に役立つ新幹線の充電用モバイルコンセントは、車両によって備え付けられている座席が異なります。エリア・車両ごとのコンセント設置状況を確認しましょう。あわせて、コンセントを使用するときの注意点も解説します。

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新幹線で充電できる座席とは?

ノートPCを持ったビジネスウーマンが考えているイメージイラスト

(c)Adobe Stock

新幹線でスマートフォンやノートパソコンなどの電子機器を使用するとき、コンセントで充電ができると便利です。しかし、どの座席に充電用のモバイルコンセントが備え付けられているのかご存じでしょうか?

まずは、新幹線全体のコンセント設置状況について解説します。

車両によって設置状況が異なる

2025年現在、コンセントが使える新幹線は増えているものの、全車両・全座席に設置されているわけではありません。

コンセントが設置されているかどうかは、車両によって異なります。新しい車両なら、グリーン車・普通車問わず全座席に設置されていることもあります。ただ、一部に設置されている車両では、グリーン車の座席すべてと普通車の窓際の席、または普通車の最前列と最後列の座席のみといったパターンが多いようです。

古い車両には、そもそも設置されていないことがあるため注意しましょう。新幹線で充電をしたい場合は、自分が乗車予定の車両の種類をチェックすると、コンセントの有無が把握しやすくなります。

新幹線のコンセントの主な位置

新幹線の車両内・座席のイラスト

(c)Adobe Stock

乗車する新幹線によってコンセントの位置が異なるため、事前に確認しておくと役立ちます。エリアごとの特徴や、主なパターンを確認しましょう。

山陽・東海道新幹線

山陽・東海道新幹線は「N700系」の車両が中心で、のぞみ・ひかり・こだまが運行しています。中でも「N700S」は全座席に充電用のモバイルコンセントが備え付けられており、充電したい人にとっては便利な車両です。

それ以外の車両では、グリーン車と窓際の席に加えて、最前列・最後列の席にコンセントが設置されていることが多いようです。

山陽・東海道新幹線に乗車するときは、車両がN700Sなのか、それ以外なのかを確認した上で座席を選ぶとよいでしょう。

北陸・上越新幹線

北陸・上越新幹線では、新型の「E7系」が主力車両です。このE7系車両では、全座席にコンセントが設置されています。北陸新幹線では、かがやき・はくたか・つるぎ・あさま、上越新幹線ではとき・たにがわが主に運行しています。

新型車両であれば基本的にはどの座席でも充電ができると考えられますが、古い車両にはコンセントが一部の座席にしか備え付けられていません。

念のため、乗車する車両の種類を確認しておくと安心です。

北海道・秋田・東北・山形新幹線

北海道・秋田・東北・山形新幹線では、さまざまな車両が使われています。

E2・E3・E5・E6・E7・E8系などが運行しているため、車両ごとにコンセントの位置や有無も異なります。特にE7・E8系以外は一部車両のみに設置、または設置された座席が限られるなど例外が多いようです。

乗車前に車両がどの系統であるかを確認し、コンセントがあるかをチェックしておくとスムーズでしょう。

九州新幹線

九州新幹線では、九州独自の車両のほか、山陽・東海道新幹線と同じ車両も使われています。新幹線の種類は、みずほ・さくら・ひかり・こだま・つばめです。

公式ページによると、グリーン車の全座席と、普通車の窓際の座席・最前列の座席・最後列の座席にコンセントが設置されているとのことです。

九州新幹線に乗車する場合はグリーン車を選ぶか、普通車のコンセント設置席を選ぶと充電がしやすいでしょう。

新幹線で充電するときの注意点

画用紙に注意点と書かれたイメージ画像

新幹線でコンセントが備え付けられている座席の近くに乗車する場合、充電がしやすくなります。しかし利用時には注意点もあるため、しっかりと確認することをおすすめします。「状況によっては必ず充電できるわけではない」と考え、別の手段も用意しておくと安心して電子機器が使えます。

新幹線で充電するときの注意点
  1. 周囲への配慮を心掛ける
  2. 充電できないケースもある

周囲への配慮を心掛ける

新幹線には、コンセントが全座席に設置されているケースと、そうでないケースがあります。全座席に設置されている場合は差込口が近くにあるため、それほど気を使う必要はないでしょう。ただ、充電ケーブルやノートパソコンなどの電子機器が周囲の邪魔にならないよう、配慮は必要です。

また、一部の座席にコンセントが設置されている車両であれば、自分以外にも使用したい人がいるかもしれません。空いていたなら誰が使っても問題はありませんが、譲り合いの精神を心掛けましょう。

状況によっては、車内の係員にコンセントを使用したいことを申し出たほうが、スムーズに使用できる可能性があります。

充電できないケースもある

新幹線のコンセントは、家庭用のコンセントと電圧が異なります。基本的に通常の充電ケーブルは使用できますが、電圧の都合上充電がうまくいかないケースも想定しておきましょう。

また、新幹線の走行中は一時的な停電が起きる可能性もあります。少しの時間なら電気が途切れたとしても充電にほとんど影響はないと考えられますが、必ず充電できるとは限りません。

基本的にはモバイルバッテリーなどの活用を考え、新幹線のコンセントが使えなくても支障ないよう準備しておいたほうがいいでしょう。

新幹線の充電設備を活用してみよう

出張モードのビジネスウーマンとビジネスマン5人のイラスト

(c)Adobe Stock

新幹線には、充電用のコンセントが備え付けられている車両が増えています。ただし、一部の座席にしか設置されていないケースもありますので「絶対に使える」と過信せず、その他の充電手段も準備しておくとよいでしょう。実際に利用する際には、周囲への配慮も忘れずに。

新幹線の充電用コンセントをうまく活用すれば、移動時の充電がスムーズにできます。まずは、自分が乗車する新幹線の車両や、コンセントの位置をチェックすることから始めましょう。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けたファッション&ビューティをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれや美容を楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッション感度の高いエディターを通して発信中。
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