家庭用乾燥機は使える? NG素材と失敗例
家庭用乾燥機は便利ですが、使えない素材もあります。アクリルやウールなどは高温に弱く、縮みや硬化の原因になってしまうことも…。洗濯表示に「タンブラー乾燥禁止」のマークがあれば使用を控えるのが無難です。使用時は「弱」モードを選び、乾燥機専用のネットに入れると形崩れを防ぎやすくなります。風合いが気になる場合は、乾燥後にブラッシングを加えると整いやすくなります。
コインランドリーで毛布を乾かす際の注意点と目安時間
コインランドリーの業務用乾燥機は出力が高く、30分前後で乾かすことも可能です。毛布が大きく動くように広げて投入し、過乾燥を避けるために途中で様子を見ると安心です。高温に弱い素材の場合は、店内に設置されている温度設定を確認することが大切です。乾いた毛布をすぐに袋に入れると蒸れの原因になるため、持ち帰る前に数分間風を通すことで、湿気がこもりにくくなります。

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毛布を早く乾かしたいときの工夫と時短テクニック
忙しい日常の中で、毛布を効率よく乾かすには小さな工夫が効果を発揮します。ここでは、家の中でできる簡単な工夫や、便利な道具について紹介しましょう。
風通しと空気の流れを意識した干し方
空気の動きがある環境では、毛布の乾き方に違いが出ます。壁や家具の近くに干すと空気が滞りがちになるため、できるだけ中央寄りの空間を使うといいでしょう。物干し竿を2本使って毛布を山型に広げると、風が中に通りやすくなります。空気の通り道ができるよう工夫することで、乾燥のスピードが上がります。
サーキュレーターや除湿機を使ったスピード乾燥法
サーキュレーターを使うと、空気がよどまず毛布全体に風が行き渡りやすくなります。首振り機能を活用すると、特定の場所だけが乾くのを防ぐことができますよ。除湿機を併用することで室内の湿気が減り、より早く乾かしやすくなります。
空気が動く・湿度が低い、この2つの条件がそろうと、乾燥効率は高まります。
室温も乾燥に影響する
室温20℃以上・湿度40〜50%くらいが理想的な乾燥環境です。室温が低い場合は、暖房を使うと乾燥効率が大幅に上がります。
知っておきたい! 乾きにくさを防ぐ洗い方のポイント
洗濯段階でも乾きやすさは変わってきます。柔軟剤を使いすぎると繊維がコーティングされ、水分が残りやすくなる場合も。脱水は時間を短縮せず、しっかり回すことが乾燥時間の短縮につながります。洗濯後に毛布を手で軽く伸ばしてから干すと、水気が一部にたまらず、全体が均等に乾きやすくなりますよ。
最後に
毛布を乾かす時間は、季節や素材、干し方によって大きく変わります。自分の生活スタイルや家の環境に合った方法を選ぶことで、家事の負担も軽減されるはずです。
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