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LIFESTYLE 家事

2025.05.13

仕上がりに差が出る洗濯ネットの使い方ガイド|洗濯ネットに入れるべきもの・入れない方がいいものって?【専門家監修】

ズボンやパンツ類は? 洗濯ネットの使い分け

ズボンは、縫い目やポケット部分に負担がかかりやすいため、折りたたんでからネットに入れると安心です。特にファスナーやボタンが付いている場合は、閉じてからたたむのが基本。二つ折りまたは三つ折りにし、中サイズ以上の筒型ネットに入れると、生地の摩耗を防ぎつつ、しっかり洗浄できます。色落ちの心配があるズボンは、ほかの衣類と分けるのが無難です。

パーカー・ニット・シーツなど型崩れしやすい衣類の入れ方

パーカーは、フード部分を内側に折り込み、袖も胴体に沿わせてたたみます。フードが広がったままだと、ネットの中で偏ってしまい、脱水ムラの原因になるので注意が必要です。

ニットは、生地が伸びやすいので、肩を中心にして折りたたみ、丸めず平らな形を保ったまま入れると、型崩れや引きつれを防げます。シーツは大きさに合ったネットを選び、三つ折りや四つ折りにして入れることで、洗い残しやねじれを防ぎやすくなりますよ。

ニット

(c) Adobe Stock

正しくたたんで入れると違いが出る! たたみ方の基本

洗濯ネットに衣類をそのまま入れている方も多いかもしれません。ですが、正しいたたみ方を知っておくと、シワや型崩れを防ぎやすくなります。ここでは、たたみ方の基本を衣類の性質に合わせて紹介します。

たたまず入れるとどうなる? よくある失敗例

衣類を無造作にネットへ入れると、洗濯機の中で余計にねじれたり、ネット内で偏ってしまうことがあります。こうした状態では、生地の一部に負担が集中してしまい、乾きにくくなることも…。

具体例としては、Tシャツの裾だけが極端に伸びたり、ニットの袖が引っ張られてしまったりと、仕上がりに差が出る原因になります。洗濯後に形を整える手間も増えるため、あらかじめ丁寧にたたんでおくことで時短にもつながります。

ワイシャツ・ニット・シーツのたたみ方

ワイシャツは襟を内側に折り、袖を背面に軽く沿わせてから三つ折りにすると、襟の変形や折りジワを避けられます。ニットは、肩から袖を内側に折り込んでコンパクトにまとめると、生地の伸びを防げます。シーツの場合は、横幅を整えてから四つ折り程度にたたむと、ネット内での偏りを防ぎながらスムーズに洗えます。

どの衣類も、「広がらず・重なりすぎない」たたみ方を心がけるのがポイントです。

たたみ方に向くネットの形とサイズ選び

たたんだ衣類がネットにぴったり収まると、動きが抑えられ摩擦も少なくなります。ワイシャツやTシャツなど平らな衣類には、浅型・平型ネットが適しています。一方、ニットのようにふくらみやすいものには厚みのある立体ネットが便利です。ネットのサイズは、たたんだ衣類に対して一回り大きいくらいが理想的です。サイズが合わないと、ネット内で衣類が寄ってしまい、洗浄ムラの原因になります。

最後に

  1. 衣類はたたんでからネットに入れることで、型崩れや絡まりを防ぎやすくなります。
  2. ネットはたたんだ衣類のサイズに合った形状・容量のものを選ぶと効果的。
  3. 丁寧にたたむことで洗濯後のアイロンや干し作業の手間が軽減されます。

洗濯ネットは正しく使えば、時短にもなり、衣類をきれいに長持ちさせる力強い味方です。衣類ごとの入れ方やたたみ方を少し工夫するだけで、日々の洗濯がぐんと快適になります。今後の洗濯に、ぜひ取り入れてみてください。

TOP画像/(c) Adobe Stock

プロフィール写真 ソファとテーブルが置かれた部屋の様子

監修

きものトータルクリニック吉本

吉本は、創業80余年の歴史を持つ、京都発祥の染み抜き・お直し専門店です。京都・日本橋・南青山・金沢・高松・鹿児島に店舗を構えています。着物をはじめ、高級衣類や鞄などのクリーニング・染み抜きや修復を行なっております。他店で難しいと言われた品も、最高峰の修復技術でお直しします。 →HPはこちら

執筆/京都メディアライン

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