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2025.07.15

シール剥がしがないときの代用品は?ベタベタが残ったときの対策も

シール剥がしがないときには、代用品を使うときれいに剥がせます。どのようなアイテムがシール剥がしの代用として使えるのでしょうか? シール剥がしでシールがきれいに剥がれる理由とともに紹介します。あわせてシールのベタベタが残ってしまったときの対策もチェックしましょう。

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シール剥がしできれいにシールが剥がれる理由

はてなマークの吹き出しを出して悩んでいる男女三人のイラスト

(c)Adobe Stock

シール剥がしには、物質を溶かす性質を持つ有機溶剤、物質同士が触れている面の性質を変える界面活性剤、粘着力を弱める植物油などの成分が含まれています。

これらの成分がシールの接着面に作用することで、シールが剥がれやすくなる仕組みです。スプレータイプ・液体タイプ・ゼリータイプ・ペンタイプなど、どの商品でも同様の仕組みでシールを剥がします。

シール剥がしの代用品

セスキ炭酸ソーダ水のイメージイラスト

(c)Adobe Stock

シール剥がしが手元にないときには、代用品を使うとシールをきれいに剥がしやすくなります。代用品として使えるアイテムをチェックしましょう。

除光液

マニキュアを落とすときに使う除光液には、アセトンという有機溶剤が含まれているタイプがあります。アセトンは溶解力が強いのが特徴で、シールを剥がすときにも有効です。

剥がすシールの上から除光液を塗り、乾燥を防ぐためにラップで包んで15分置くと、きれいに剥がれやすくなります。ただしプラスチックなど、素材によっては表面の塗装まで溶かしてしまうおそれがありますので注意しましょう。

また除光液にはアセトンを含まないものもあります。アセトンフリーの除光液の主成分は、酢酸エチル・炭酸プロピレン・エタノール・炭酸ジメチル・メチルエチルケトンなど。

接着剤の溶剤として用いられる成分も含んでいるため、こちらもシール剥がしの代用として使えます。

台所用洗剤

台所用洗剤には界面活性剤が含まれています。シール剥がしにも含まれている成分で、シールの接着面と貼り付いているものの間に隙間を作って剥がしやすくするのが特徴です。

まずはシールに台所用洗剤を塗り、上からラップをかけて10分ほど置きます。時間が経ってからシールを剥がしましょう。一度に剥がしきれないときには、数回繰り返してみてください。

アルコール

アルコールを使って粘着力を弱めてからシールを剥がす方法もあります。

コットンや布などにアルコールを染み込ませてシールに押し当てて1~2分置いたら、端からシールを剥がしましょう。ゆっくりと剥がしていくのがコツです。

剥がしきれない部分は、再びアルコールを染み込ませて剥がします。ただ、プラスチックや塗装された木材などに使うと、曇ってしまったり塗装が剥がれる可能性がありますので注意が必要です。

セスキ炭酸ソーダ

シールの接着面にある粘着剤のベタつきは酸性の汚れです。アルカリ性のセスキ炭酸ソーダを使うと剥がしやすくなります。

まずはスプレーボトルにセスキ炭酸ソーダ1gに対して100ccの水を加え、よく混ぜ合わせてセスキ炭酸ソーダ水を作りましょう。シールにスプレーして上からラップをかけて、10分ほど置いてからシールを剥がします。

ドライヤー

ドライヤーの熱で温める方法も有効です。温めることでシールの粘着剤がやわらかくなるため、剥がしやすくなります。

剥がしたいシールにドライヤーで温風を10~20秒当てたら、シールを端からゆっくり剥がしていきましょう。冷めてくるとシールを剥がしにくくなるため、ドライヤーで温めてから剥がす工程を繰り返します。しかし、熱しすぎによって素材が変形するおそれもありますので、手早く行いましょう。

シールがうまく剥がれないときの対策

消しゴムで何かを消している手元を描いたイラスト

(c)Adobe Stock

やってはみたものの、うまくシールが剥がれずベタベタが残るときもあるでしょう。このようなときの対処法を3種類紹介します。

テープの粘着力でベタベタを取る

シールのベタベタが残ったときには、セロハンテープやガムテープなどの粘着力を利用するのが有効です。ベタベタしている部分にテープを押し当てて、粘着力で取り除きます。テープの粘着面にベタベタをくっつけるようにするとよいでしょう。

ただしシールのベタベタの粘着力がテープより強い場合は、取りにくい点に注意が必要です。実際に行うときは、粘着力の強いテープを選んでください。繰り返し使って粘着力が弱まってしまったなら、新しいテープに交換しましょう。

メラミンスポンジで汚れを削り取る

水を含ませたメラミンスポンジを使い、シールのベタベタを取り除くこともできます。表面硬度の高いメラミンスポンジで、汚れを削り落とす方法です。

こちらは一気に全体の汚れを落とそうとすると、汚れが広がる可能性があるため、少しずつ落としていくのがポイントです。

なお、メラミンスポンジは汚れを削って落とすことから、やわらかい素材や表面コーティング済みの素材に使うと、傷が付く可能性がある点に注意しましょう。

消しゴムでこする

シールのベタベタは消しゴムで落とすことも可能です。端から少しずつ消しゴムをかければ、ポロポロと取り除けます。

鉛筆を消して黒くなっている消しゴムでは汚れる可能性があるため、白いきれいな消しゴムを用意しましょう。また強くこすると傷が付くかもしれませんので、端から少しずつ、力を入れ過ぎないように注意して作業しましょう。

代用品でシールをきれいに剥がそう

シール剥がしがないときには、除光液・台所用洗剤・アルコールなどを代用品として使えます。アイテムそれぞれの特徴を確認して、適切に利用しましょう。

またシールがうまく剥がれずベタベタが残ったときには、テープ・メラミンスポンジ・消しゴムが役立ちます。家にあるものをうまく活用して、きれいにシールを剥がしてみてください。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/

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