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2025.07.06

マットレスのクリーニングは自宅でできる? 業者依頼や節約術までガイド【専門家監修】

マットレスの掃除、なんとなく面倒だと感じていませんか? 実は、家にある道具やちょっとした工夫だけで、驚くほど清潔&快適な状態をキープできます。この記事では、毎日使うマットレスを自宅で簡単にきれいにする方法から、気になるダニ・カビ対策、業者に頼む場合のコツや費用相場まで、初めての人にも分かりやすく徹底ガイド。快適な眠りと健康を守る“賢いマットレスケア”のコツ、ぜひ今日から始めてみませんか?

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Summary

  • マットレスは自宅クリーニングで清潔を保てる
  • 業者クリーニングは衛生面で安心
  • 重曹・布団乾燥機・コインランドリーなどでコスパよく手軽にお手入れ。

マットレスは毎日使うものですが、手入れの方法に悩む人が少なくありません。忙しい生活のなかで清潔さと快適さを保つには、手軽で実践しやすいケア方法を知っておくことが大切です。そこで、この記事では、自分でできるお手入れから業者の選び方、素材や季節ごとのコツまで、創業80余年の歴史を持つ京都発祥の染み抜き・お直し専門店である「きものトータルクリニック吉本」さんにお聞きしました。幅広く紹介します。

マットレスのクリーニングは自宅? 業者? 悩み別の最適解を紹介

まずは、自分でできるケアから業者利用の選び方まで、実践的な方法と注意点を具体的に解説します。

マットレス 掃除機

(c) Adobe Stock

自分でできるマットレスクリーニングの基本

マットレスを自宅で清潔に保つには、日常的な工夫が役立ちます。掃除機は表面だけでなく縫い目や側面まで丁寧にかけることで、見えにくいほこりや髪の毛を取り除きやすくなります。市販の消臭スプレーや重曹を使うと、汗や皮脂のにおいも抑えやすくなります。湿気を感じるときは、換気や扇風機の活用も効果的です。

自宅でのダニ・カビ対策と衛生を保つコツ

マットレスのダニやカビを防ぐには、湿気をためこまないことが大切です。週末など時間があるときに、布団乾燥機や日光を活用し、全体に熱や風を行き渡らせることでダニの繁殖を抑えやすくなります。寝具用の除湿シートやすのこベッドも、通気性アップに役立ちますよ。カビが発生しやすい梅雨や冬場は、特に注意が必要です。

失敗しないための注意点とトラブル対応

自宅でのクリーニングは、マットレスの素材や厚みによって適した方法が変わります。ウレタンや低反発素材は水分に弱いため、濡らしすぎや強い摩擦は避けましょう。洗剤や消臭剤を使うときは、まず目立たない部分で試してみると色落ちやシミの予防につながります。

万が一、広い範囲のシミや深い汚れが取れない場合は、無理にこすらず専門の業者に相談するのが無難です。

働く女性

自宅ケアと業者依頼の違いを理解し、目的や悩みに合った方法を選ぶことが大切です。

マットレスクリーニング業者の選び方とサービス比較

クリーニング業者のサービス内容や料金は様々です。どんなケースに業者依頼が向いているか、地域や目的ごとに安心して選べる基準を整理します。

業者依頼が向いているケースと自宅ケアとの違い

自宅での手入れでは解決しきれない汚れやアレルギー対策、長年蓄積した臭いの除去には、専門業者の力が頼りになります。特に小さなお子さんやアレルギー体質の家族がいる場合、細かなダニやハウスダストへの不安が拭えません。

業者は専用の洗浄機材や薬剤を使い、家庭では届かないマットレス内部までしっかり洗浄します。

自分での掃除と業者によるクリーニングでは、仕上がりや除菌の度合いに違いが生まれやすいです。衛生面に不安があるときや忙しくて手が回らないときこそ、プロのサービスを検討する価値があります。

主な業者のサービス内容・費用・即日対応の有無

クリーニング業者のサービス内容や費用等について、見ていきましょう。

【サービス内容】

マットレスクリーニング業者の主なサービスには、次のようなものがあります。

・高温スチームや専用機械による内部のダニ・ホコリ除去
・表面や側面のシミ抜き、におい消し
・防カビ・抗菌・防ダニ加工の追加オプション
・ペットの粗相や汗、血液など特殊な汚れの除去
・希望者にはマットレスカバーの洗浄や乾燥のみの依頼も対応

サービス範囲や内容は業者によって異なります。内部洗浄やアレルギー対策を重視したい方は、事前に詳細を確認するのが肝要です。

【費用】

費用は、サービスの内容やマットレスの大きさによって異なります。

・シングルサイズの表面洗浄のみで8,000円前後
・内部洗浄や防菌加工などを追加すると15,000円〜20,000円台
・ダブルやクイーンサイズは1.5倍〜2倍程度になる傾向
・特殊汚れへの対応や出張費は、1,000〜5,000円の追加となる場合もあります

見積もりが無料の業者や、セット料金を用意している業者も見られます。依頼前に「交通費」や「キャンセル料」の有無も要確認です。

費用

(c) Adobe Stock

【即日対応の有無】

即日サービスの可否は業者や地域によって違いがあります。

・出張型では「当日午前中の申し込みで夕方までに作業完了」など、即日対応をうたう業者も存在します
・宅配型や持ち込み型の場合は、洗浄や乾燥に時間を要するため「最短でも2〜3日」かかるケースが一般的です
・繁忙期や週末は、即日対応が難しくなる場合が多いため、早めの予約が安心につながります

即日を希望する際は、公式サイトや電話で「具体的な対応可能時間」を確認し、希望通りになるかどうか事前に聞いておくことが失敗を防ぐ手掛かりになります。

持ち込み・出張・宅配など依頼スタイル別のポイント

ここでは、持ち込み型・出張型・宅配型の特徴を紹介します。

【持ち込み型】

持ち込み型は、店舗まで自分でマットレスを運ぶスタイルです。

・近隣に専門店がある場合、交通費を抑えやすい
・大きな車が必要になるため、サイズや重さの確認が肝要
・店舗によっては事前予約が必要な場合があり、混雑時は待ち時間が発生しやすい
・仕上がりまで店舗での一時預かりになることが多く、引き取りのスケジュール調整も考えておくと安心

【出張型】

出張型は、業者スタッフが自宅まで訪問し、その場で作業する方法です。

・自宅からマットレスを運び出す手間がかからず、重いマットレスでも安心
・その場で作業内容を説明してもらえるので、不安や疑問をすぐ解消しやすい
・即日仕上げが可能な場合もあり、忙しい人や急ぎの場合に適している
・周囲への騒音や作業スペースの確保が必要な場合があるため、事前に家の状況を確認しておくと安心

【宅配型】

宅配型は、指定された方法で梱包し、配送業者が回収・配送するスタイルです。

・近隣に専門店が無い場合や持ち運びが困難な場合に便利
・専用キットや梱包材を業者が手配してくれるケースが多く、準備の手間が軽減
・配送期間や天候によって仕上がりまで数日かかることもある
・宅配時の破損や紛失リスクに備え、保険や追跡サービスの有無を確認するのが安心材料になる

働く女性

サービス内容や費用、即日対応など業者ごとの特徴を把握しておきましょう。

節約・時短に役立つクリーニング術と便利グッズ

日用品や身近な道具を活用した簡単クリーニング術は、コスト面でも効率面でも頼れる方法です。コインランドリーの利用例や時短テクも含め、紹介します。

自宅にあるものでできるクリーニングの工夫

普段使うアイテムを活用することで、わざわざ専用洗剤や道具を買わずに済みます。重曹をマットレスの表面にふりかけて20分ほど置いた後、掃除機で吸い取るだけで、気になる皮脂やにおいが和らぎやすくなります。

クエン酸水をスプレーして拭き上げる方法も、汗染み対策として有効です。換気や扇風機を使って乾燥を早めると、カビの発生リスクも減ります。

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