Amazonアカウント削除はできるのか
現在、「必要ないAmazonアカウントの整理を考えている」という人もいるかと思います。アカウントの削除はできるのでしょうか? まずは基本的なルールを解説します。
アカウントと個人情報の削除が可能
Amazonのアカウント削除(閉鎖)と、個人情報の削除は可能です。使わないアカウントをそのままにしておくことが不安な場合は、削除を検討してみてください。
個人情報の削除はアカウント削除と同時に行われるため、別途手続きをする必要はありません。
ただし、一度アカウントを削除すると、復旧できなくなります。後から「使いたい」と思っても戻せませんので、悔いのないようにアカウントや個人情報の削除は慎重に行いましょう。
Amazonアカウントを削除する一般的な手順
Amazonアカウントの削除には手続きが必要です。パソコンからアカウントを削除する一般的な手順を解説します。実際に削除する前に、手順を把握しておきましょう。
アカウントの解約ページを開く
Amazonアカウントを削除するには、以下の流れでアカウントの解約ページを開きましょう。
1.削除したいアカウントにログイン後、トップページの「≡すべて」を開き、アカウントサービスを選択

2.メニュー内の「ヘルプと設定」にある「アカウントサービス」をクリックし、アカウントサービスのページに移動する

3.「データを管理する」メニューの中にある「Amazonアカウントを解約する」をクリックすると、アカウントの解約ページが開く

「アカウントを閉鎖する」をクリック
上記の手順で解約ページに移動したら、ページを下部までスクロールします。
「はい。Amazonアカウントの完全な閉鎖と、削除を希望します。」という文章の左にあるチェックボックスにチェックを入れ、「アカウントを閉鎖する」をクリックしましょう。※解約理由は任意のため、選択は自由です。

「アカウントを閉鎖する」をクリックすると「Amazonアカウントを閉鎖する」と書かれたページに遷移し、Amazonからメール(またはSMS)が届きます。手続き用のメール(SMS)が届くまで、しばらく待ちましょう。

確認メール(SMS)内から手続きを行う
先述のとおり、閉鎖を申請するとアカウントを本当に削除するかどうか確認するためのメール(またはSMS )が届きます。そのまま進める場合は、以下のように手続きしてください。
1.メール(SMS)内の「アカウント閉鎖の確認」をクリック。
メールには、以下のように確認用のボタンが表示されます。ここで「アカウント閉鎖の確認」をクリックすると、アカウント削除は完了します。もし削除を取りやめる場合は、「リクエストをキャンセル」を選びましょう。

2.削除したいAmazonアカウントにログイン(ログイン画面が表示された場合)
3.アカウント閉鎖完了の画面が表示される
該当アカウントにログイン後、以下の「Amazonアカウントの閉鎖リクエストが承認されました」と書かれた画面が表示されれば手続きは終了です。もし、さらに何らかの手続きが必要な場合は、Amazonから再度連絡があります。

スマホやアプリ、電話でのアカウント削除も可能
Amazonアカウントは、スマホやアプリ、電話からでも削除の手続きが可能です。パソコンが使えないときには、スマホやアプリでの手続きも試してみてください。
アプリの場合は、トップ画面下の人型のアイコンをタップしましょう。

自分のアカウントページに移動したら、上部にある「アカウント」と書かれたボタンをタップします。

アカウントサービス一覧に移るので、一番下にスクロールして「Amazonアカウントを解約する」をタップ。その後の手順はパソコン版とほぼ同じです。

ログインができないときや解約手続きが正常に進まないときには、電話での手続きを検討しましょう。 電話番号は起きている問題に合わせて、Amazonのヘルプページやログイン後の問い合わせ画面から確認が必要です。
Amazonアカウント削除の注意点
Amazonアカウントを削除する前に、注意点を理解しておくことが大切です。冒頭でも説明したとおり、削除すると元に戻せなくなるため、問題がないかどうかをあらかじめチェックしておきましょう。
Amazonギフト券やポイントが使えなくなる
Amazonアカウントには、Amazonギフト券やAmazonポイントが紐づいています。該当のアカウントを削除するとアカウントに紐づいているこれらも消えてしまうため注意が必要です。
手続きの前にAmazonギフト券やAmazonポイントを使い切るか、なくなってもよい場合のみ削除を検討しましょう。
特にAmazonに関連するクレジットカードを持っている場合には、アカウントにクレジットカードが紐づいていることもあります。カードの特典を利用するためにも、状況をよく確認してください。
アカウントに紐づいたサービスが使えなくなる
アカウントを削除すると、アカウントに紐づいているAmazon関連サービスも使えなくなります。
たとえば、Amazonプライム・Amazon Musicなどを契約しているなら、先にそちらの契約解除を進めたほうがいいでしょう。
また、Amazonアカウントを持っていない場合、AmazonのAIアシスタントであるAlexaやAlexaを搭載した端末のechoなども使えなくなります。ほかにAmazonアカウントを持っていないのであれば、そういったものが使えなくなるのを理解したうえで削除を進めることをおすすめします。
Amazonアカウント削除の必要性を検討すべきケース
Amazonアカウントを削除しようと考える場合、何らかの事情があるはずです。しかし、状況によっては本当に削除するべきかを検討したほうがよいでしょう。主なケースについて解説します。
今後もAmazonを利用する可能性がある
現在Amazonを利用している場合や、今後Amazonの通販サービスを利用する可能性がある…そのような場合、アカウント削除によって問題が発生するリスクがあります。
たとえば、返品の可能性や未発送の商品があった際は、履歴が消えてしまうので手続きもできなくなります。返品手続きが難しくなったり、発送が自動的にキャンセルされるため注意しましょう。
そのほか、今後利用する可能性がある場合は再登録の手間がかかる、注文履歴の確認ができなくなるなどの問題もあります。
不正アクセスが気になる
不正アクセスが心配な場合、使わないサービスを解約しておくのは有効な対策です。しかし、利用する可能性のあるアカウントまで削除してしまうと、毎回登録の手間がかかります。
もし、利用する可能性が少しでもあるならば、パスワードを強化し2段階認証を設定するなどの対策も検討してみてください。
また、しばらく使わないのであれば、支払い方法(クレジットカードや銀行口座など)を削除しておくと、登録している支払い方法を使って不正に購入をされるリスクが軽減します。
Amazonアカウントの削除はいつでも可能です。しかし、紐づいているサービスがあるときや、今後利用の予定があるときにはアカウントを本当に削除するかどうかよく検討してください。考えた末に問題がなければ、手続きを進めましょう。
メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock
TEXT
Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/
あわせて読みたい


