モダンスタイルのメリットと注意点
モダンスタイルには、空間や装いをすっきり見せる効果があります。また、機能性が重視されるため、動線や使い勝手のよさが業務効率向上にもつながります。
ただし、統一感や整然さを追い求めすぎると、冷たさや親しみにくさを感じさせてしまうことがあるでしょう。こうした場合は、アクセントになる小物や色を部分的に取り入れると、温もりや個性を添えやすくなりますよ。
配色や素材選びに見るモダンのポイント
配色の面では、白や黒、グレーといった無彩色がベースになりやすいですが、差し色として鮮やかな色を一点投入することで全体が引き締まります。
素材選びでは、ガラスや金属、樹脂など現代的な質感のものが多用される一方、木材など自然素材と組み合わせることで調和や優しさを演出できるでしょう。
具体的な例を挙げると、会議室のインテリアに金属と木を組み合わせると、クールな印象の中にも落ち着きを与えることが可能です。このように配色や素材の選択一つで、印象や雰囲気に大きな違いが生まれるのもモダンスタイルの魅力です。
クラシックは古典的、レトロは懐古的を表す。
ビジネスや日常で役立つ「モダン」の使い方
ここでは、「モダン」の使い方や言い換えのヒントを紹介します。
仕事や企画書で使えるモダン表現
会議資料や提案書で「モダンなレイアウト」や「モダンな発想を生かした計画」と表現すれば、従来のやり方にとらわれず、新しい視点を取り入れる意欲を伝えることができますよ。
また、働き方改革やデジタル技術を活用した業務改善などを紹介する際に「モダンなアプローチ」と添えることで、時代に合った前向きな取り組みを印象づけることができます。

会話やSNSでのカジュアルな使い方
友人とカフェに行ったとき、「このお店、モダンな雰囲気だね」と言えば、その場の新しさや今っぽい魅力をスマートに伝えられます。
また、SNSでは「モダンなデザインが気に入った」と投稿することで、自分の感性や価値観をさりげなく表現できます。ポイントは、「自分らしさ」を押し付けず、自然に伝えることです。
モダンを上手に伝えるコツ
「モダン」という言葉は、単に「新しい」や「おしゃれ」を意味するだけではありません。どの部分がモダンなのか、具体的に示すことが大切です。例えば、「ガラスと金属を組み合わせたモダンな会議室」と表現すれば、相手がイメージをしやすくなります。
状況や相手に合わせて具体例を挙げながら使うことで、「モダン」という言葉はより効果的なコミュニケーションツールになりますよ。
最後に
POINT
- 「モダン」は「現代的であること」を意味するポジティブワード。
- 「クラシック」は古典的、「レトロ」は懐古的を表す。
- インテリア、ファッション、食など幅広い分野で使われる。
モダンという言葉は、時代ごとの価値観やスタイルの変化を象徴する表現です。意味や使い方を知ることで、自分らしい提案や表現力が磨かれます。日常やビジネスで「モダン」を効果的に取り入れ、今っぽさを楽しんでみてください。
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Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けたファッション&ビューティをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれや美容を楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッション感度の高いエディターを通して発信中。
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