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WORK 雑学

2025.11.30

現金書留が届くまでの日数をチェック!土日を挟んだ場合はどうなる?

現金書留を送ってから届くまでには、どれくらいの日数がかかるのでしょうか? 本記事では、土日を挟んだ場合にかかる日数や、より早く届くようにする方法を紹介します。誕生日や記念日・縁起の良い日などに合わせて送れるよう、事前に確認しておきましょう。加えて、現金書留の特徴や送り方も解説しますので、ぜひチェックを!

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現金書留の配達にかかる日数は1~2日

大きく膨らんでめくれかけたカレンダーの写真
(c)Adobe Stock

結論から言うと、現金書留が届くまでにかかる日数は1~2日で、最短で翌日には宛先へ届きます。差し出した時間や天候などにも左右される可能性はありますが、北海道から沖縄へ送った場合でも翌々日には届くとされています。

ほかのパターンとして、土日を挟んだ配送にかかる日数や、速達・日時指定などについても見ていきましょう。

現金書留は土日祝も配達される

2021年10月から、普通郵便やゆうメールの土曜日配達が行われなくなりました。これらはもともと日曜日・休日(祝日)には配達されていなかっため、結果として土日祝の配達が完全になくなったことになります。ただし、現金書留に関しては、従来と変わらずに土日と休日(祝日)も配達されます。たとえば金曜日に送った場合でも、最短で翌日の土曜日には宛先に届くのです。

速達なら現金書留をより早く配達可能

より早く現金書留を届けるには、速達サービスの利用が有効です。送る場所にもよりますが、最短で翌日の午前中には宛先に届くことがあります。

ただし、差出元と宛先の住所によっては、速達にしても配達のタイミングが大きく変わらないことがある点に注意が必要です。

配達日や時間の指定も可能

現金書留は「配達日指定」「配達時間帯指定郵便」という2つのオプションサービスを利用することで、配達日時を指定することができます。決まった日時に届けたい場合には、指定するとよいでしょう。

・配達日指定(基本料金に平日42円/土日祝270円を加算)
指定できる日は、差出日の3日後から10日以内です。たとえば11月10日に差し出した場合、11月13日〜22日の間で配達日を指定できます。

・配達時間帯指定郵便(基本料金に440円を加算 ※重量250gまで)
「午前(8〜12時)」「午後(12〜17時)」「夜間(17〜21時)」の3区分から配達時間帯を指定できます。

必要に応じて片方だけ、または両方を組み合わせることも可能です。差し出しの際に窓口で申し込みましょう。

現金書留の特徴

3万円の上にご祝儀袋重ねられている写真
(c)Adobe Stock

配達日数を確認した後は、あらためて現金書留についておさらいしておきましょう。ここでは、現金書留の特徴を解説します。

現金を送れるのは現金書留のみ

郵便法第17条では、現金を郵便で送る際は書留扱いにするよう定められています。これは犯罪防止を目的としたルールです。

万が一ほかの方法で現金を送ると、郵便法違反に当たり、30万円以下の罰金が科される可能性があります。

万が一に備えた賠償付き

書留で現金や貴重品を送ると、差し出しから配達の間に壊れたり、届かなかったりした場合に、あらかじめ定められている範囲内で実際の損害額の賠償を受けられます。なお、現金書留の損害賠償額の上限は50万円です。

インターネットで追跡可能

郵便局で現金書留を出した後は、確実に宛先に届いているかをインターネット上で追跡可能です。郵便局Webサイトの「郵便追跡サービス」を利用するか、郵便局のアプリをインストールしておくと、簡単に調べられます。

郵便局の公式LINE「ぽすくま」を友だちに登録している場合には、LINEのトーク画面でお問い合わせ番号を入力して追跡することも可能です。またお客様サービス相談センターや郵便局の窓口でも、追跡の問い合わせができます。

現金書留の送り方と料金

郵便窓口のイラスト
(c)Adobe Stock

現金書留の送り方は普通郵便とは異なります。正しく送れるよう、現金書留を郵便局で送る方法と、必要な料金をチェックしましょう。

窓口で専用封筒を購入する

まず、郵便局の窓口で現金書留用の専用封筒を21円で購入します。宛先や依頼主の住所・氏名・電話番号などの必要事項を記入したら、現金を入れて封をしてください。このとき、指定された箇所に割印を押さなければいけません。印鑑がない場合には署名でも可能です。

封入と割印または署名が済んだら、あとは窓口で料金を支払うだけです。先述した速達・配達日・配達時間のオプションサービスが必要なら、このときに申し出ましょう。

現金書留の料金

現金書留を送るときに必要な料金は「専用封筒21円+基本料金(定形・定形外など)+現金書留の料金」で計算できます。速達で送る場合や、日時指定をする場合には、その分の料金もプラスしましょう。

現金書留の加算料金は、補償額として申告した金額が1万円までの場合480円で、1万円を超える場合は 5,000円ごとに11円が上乗せされます。(補償の上限は50万円)

一例として、定型内郵便で現金書留2万円を送る場合には、「専用封筒21円+基本料金(定型内郵便)110円+現金書留料金502円(480円+損害補償額22円)」で633円と計算できます。料金の計算には、郵便局Webサイトにある手紙(定形・定形外)の料金計算ページを用いると簡単です。

まとめ

現金書留を差し出してから宛先に届くまでの日数は、1~2日。天候や受付時間にも左右されるものの、北海道から沖縄へ送った場合でも、差し出しから翌々日には届くようです。より早く届けたい場合には速達で送るとよいでしょう。最短で翌日の午前中には届きます。

先方が受け取り可能な時間やお祝いの日にちを指定して送りたいという場合には、日付指定・時間指定サービス、またはその両方を利用するのが有効です。日にちは差出日の3日後から数えて10日以内の間、時間は午前8時~正午・正午~午後5時・午後5~9時の3区分で指定可能です。

なお、現金書留以外の方法で現金を送ると、郵便法に違反してしまい30万円以下の罰金を科される恐れがあります。

届くまでの日数やオプションサービスの速達・日付指定・時間指定などの情報を参考に、正しい方法と適切なタイミングで現金書留を送りましょう。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/

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