好き嫌いがある子の給食生活、今からやっておきたい3つのこと
最近は、給食を無理やり食べさせるということはないので、心配しなくても大丈夫。といっても、苦手なものはできるだけないほうが、給食ももっと楽しい時間となるでしょう。
入学後、すぐに給食は出ないので、まだまだ時間はありますよ。入学を前に、ご家庭でも苦手なものを食べられるような工夫をしてみてはどうでしょう。
1.細かく切ってわからなくする
嫌いな野菜を細かくして混ぜておき、食べたら後で種明かし。そして、「○○ちゃん、じつは、今日のハンバーグにニンジンが入っていたんだよ。すごいね、食べられたね!」などと、自信を持たせてもいいですね。昔からの鉄板ワザですが、これが意外と効果抜群なことも。
2.家族で楽しく食事
食べるときは、集中することも大切。テレビをつけていたらテレビを消して、家族で会話を楽しみながら楽しく食事をするように心がけましょう。楽しい気持ちから、「食べてみようかな」と自分から食べてくれるかもしれません。食べられたら、「すごい!」と家族みんなで喜びましょう。
3.絶対に強要しない
気をつけたいのは、無理に食べさせようとすること。「食べなさい」と無理強いしたり、「食べないと小学校に行けないわよ」などといった言葉は絶対にNG。とくに後者は、子どもにとって、小学校が楽しいところから苦痛なところへと変わってしまうからです。子どもが嫌がったら、「それじゃ、ママが食べるね」と、おいしそうに食べるなど、できるだけ子どものほうから「食べてみようかな」と思えるような雰囲気を醸し出せるといいですね。
入学後、子どもが不安に感じているときは?
子どもが給食を不安に感じている場合は、そのことを先生に相談しましょう。
「ピーマンが嫌いで、給食を心配しています。家庭では、わからないように具材に混ぜると食べます」などと、具体的に書いておくと、給食が始まった際、先生はきちんと対応してくれますよ。
構成/天辰陽子(小学一年生編集部 ライター)
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