CASE1:子どもの成長で載せる写真にも制限が…。しかもスタンプで子どもの顔を隠すことにも抵抗あり(Yさん・子ども9歳)
「インスタが流行り始めた時にちょうど息子が生まれました。育休中だったので、時間もそこそこあり、成長記録的な感覚で始めました。園児までは顔を隠すことなくそのままアップしていたのですが、小学生になると登下校の危険を考え顔をスタンプなどで隠したり、後ろ姿でも撮り直すなどひと手間多くなりました。そんな規制の中、わざわざインスタにアップする必要はあるのだろうか?と疑問に感じ、今はただただ他人の投稿を閲覧するのみに」
CASE2:仕事で失敗した次の日に悪口を書かれて…(Tさん・子ども8歳)
「仕事で失敗し、きちんと謝罪もしたのですが次の日Facebookに悪口が書かれてました。さすがに実名は出ていなかったのですが、私の失敗を知っている人が読めば必ず私だと判明できる内容でした。Facebookは実名で使用するものなので、それ以来怖くなりアプリを消去しました」
CASE3:裏アカウントで憂さ晴らしもただただ虚しくなるだけ…(Jさん・子ども5歳と1歳)
「公開しているTwitterには書けない旦那やママ友の悪口。もうひとつアカウントを作ればいつでも好きな時に悪口が言えると思い裏アカを取得。最初は毎晩のようにつぶやいていたのですが、ある時Twitterで文句を言っても何も現状は変わらないなと思いやめました。そうなると表のアカウントも特につぶやくこともなく、今ではTwitterはほとんど開かなくなりました」
CASE4:気づけば格差、嫉妬…ただただ心を腐らせるだけだった(Kさん・子ども7歳)
「モデルさんやインスタグラマーとかは別と考えられたのですが、ママ友の充実した生活をインスタで見ると心がザワザワし始めたんです。最初はそのインスタを見て会話が弾んだのですが、だんだんと家との格差に気づき始め嫉妬に変わっていったんです。インスタさえ見なければママ友との関係は良好に保てると思い、フォロワーをやめると角が立つので、インスタ自体をやめる宣言をしました」
CASE5:電車で、トイレで、寝る前も…そんなSNSの呪縛に疲れた(Aさん・子ども8歳と3歳)
「家事や育児、仕事にどんだけ時間があっても足りないはずなのに、隙間時間だからと言いながらSNSをチェックする。でもちょっと興味があるとそのまま続けてしまい、数分で終わらないことが。ハッ!と気づき我に返ると無駄な時間過ごした〜と後悔。この時間であれもできたのに、これもできたのに…なんて思うことがイヤになりSNSを断捨離しました。SNSをやめてから困ったこと…特にないかもしれません」
SNSが流行り始めて10年近くが経ちます。子どもが大きくなり安全面を考えたり、イヤな思いをしてまで使い続けるSNSに少々疲れてきたというママもいるようです。筆者(8歳児の母)も生活環境が変わり、離れていったSNSもあったり、仕様の仕方を変えたSNSもあります。月日が経てば環境も使用状況も変わります。SNSは仕事でもないし、義務でもありません。自分なりの上手な距離で楽しめるといいですね。