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スマートフォンのLINEでPDFファイルを送るには?
まずは、スマートフォンからLINEアプリにPDFファイルを送る基本的な方法をチェックしましょう。画像付きで解説しますので、あまり操作に慣れていない人もぜひやってみてください。
iPhoneからLINEにPDFファイルを送る方法
まずはiPhoneからLINEにPDFファイルを送る手順を紹介します。※ファイルのサイズが大きすぎると送信できない場合があります。
途中で失敗しないよう、電波が安定している環境で、データを小分けにして送るのがおすすめです。
1.LINEのトークルームを開いて、画面の下の方にある「プラスマーク」をタップします。
2.出てきたメニューから「ファイルアイコン」を選ぶとファイルアプリに移動します。最近使ったファイルがピックアップされているため、送信したいPDFファイルやファイルの場所を選択してください。
送るファイルをタップすると確認のメッセージが出ますので、そのまま「送信」ボタンを押しましょう。これで送信が完了しているはずです。
AndroidからLINEにPDFファイルを送る方法
AndroidからLINEにPDFを送る方法は以下のとおりです。
1.送信したい相手とのトークルームを開き、左下にある「+」ボタンをタップしてください。
2.メニュー画面が開きますので、左上の「ファイル」をタップします。
3.スマホ内にある送信可能なファイル一覧が表示されますので、送りたいファイルをタップしてください。
4.LINEのトークルームに戻ると、送信確認のメッセージが表示されるので「はい」をタップします。
その後、LINEのトークルーム上にPDFが表示されていれば完了です。
LINEでPDFファイルを保存する方法
続いては、LINEに送られてきたPDFファイルをiPhoneで保存する手順について紹介します。Androidの場合は、ファイルをタップするとどのアプリで表示するか選択画面が出てきますので、任意のアプリを選んでファイルを開き保存してください。
1.受け取ったPDFファイルの画像をタップしてデータを開いてください。
2.画面上のほうに表示されたファイル名の横にある「下向きの矢印マーク」または左下にある「四角のマーク」タップしましょう。
3.メニューが開かれたら、「ファイルに保存」をタップします。
4.保存場所を選ぶ画面が表示されますので、お好みの保存場所を選んでください。今回は「iCloud Drive」に保存するため、そちらをタップします。※「iCloud Drive」「このiPhone内」以外の項目は、使用しているアプリによって異なります。
5.右上の「保存」をタップすれば完了です。フォルダ内に保存したいときは、たとえば下記画像なら「ダウンロード」フォルダをタップ後、同じように右上に出てくる「保存」を押してください。
保存場所を変えたいときは左上の「ブラウズ」を押すと選択画面に戻れます。LINEのデータをしっかり保存するなら、「このiPhone内」にダウンロードするか、クラウドストレージサービスに送るのがおすすめです。
なお、LINEで送受信されたファイルには7日間の保存期間(有効期限)があるため注意しましょう。保存期間のうちにファイルを開かないと、送られてきたファイルが閲覧できなくなってしまいます。
送られてから7日以内に一度でも開けばスマホにデータが保存され、その後も閲覧できるようになりますが、必要なデータは即保存しておきましょう。
パソコンからLINEでPDFファイルを送るには?
パソコンからLINEにPDFファイルを送るには、パソコン版のLINEを使うと便利です。スマホ版とは少し表示や操作方法が違うため注意してください。ちなみに、パソコン版LINEから送ったPDFファイルでも、基本的にはスマホアプリで閲覧することができます。
パソコンからLINEでPDFファイルを送る方法
パソコンからLINEにPDFファイルを送る手順を紹介します。
1. パソコン版のLINEを起動し、トークルームを開きます。
2.メッセージ入力欄の左下にある「クリップマーク」をクリックして、立ち上がったエクスプローラーから送りたいPDFファイルを選び、送信すれば完了です。
また、エクスプローラーからパソコン版LINEのトークルームに、PDFファイルをドラッグ&ドロップするだけでも送信できます。
もし送信できないときは、インターネットの接続環境が安定しているか、規格が適切かなどを確認しましょう。
PDFファイルを保存する方法
次は、パソコンでLINEに送られたPDFファイルを保存する手順を紹介します。
1.パソコン版のLINEを開き、トークルームに送られてきたPDFファイル下の「名前を付けて保存」をクリックします。
2.エクスプローラーが開くので、希望のファイル名と場所を選んで保存してください。
送られてきたファイルを閲覧するだけなら、クリックすれば開けます。ただしファイルによっては、開くときに専用のビューワーが必要となる可能性があります。特に、Excel・Word・PowerPointなどは、ファイルを閲覧するパソコンやスマホに専用アプリをダウンロードする必要があるでしょう。
ほかにもできる、LINEでPDFファイルを送る方法
LINEにPDFファイルを送る場合、スマホやパソコンの保存データから送る以外の方法もあります。友だちリストを使って一斉送信するやり方や、トークページからほかのトークページへ送るやり方を見ていきます。
Googleドライブを利用してPDFファイルを一斉送信する
PDFファイルを一斉送信するには、まず「Googleドライブ」に送りたいPDFファイルをアップロードし、共有可能な状態に切り替える必要があります。
基本的にGoogleドライブで自分がアップロードしたファイルは、共有できる相手が制限された「制限付き」の状態です。相手がGoogleアカウントを持っているならば個別にアクセスを許可してもよいのですが、今回はリンクさえ知っていれば誰でも開けるようになる設定へ切り替え、LINEする方法を紹介します。
切り替える方法がパソコン版とスマホアプリ版のGoogleドライブで若干違いますので、個々に説明していきます。
パソコン版Googleドライブで共有可能な状態に切り替える方法
1.共有したいファイルをアップロードし、ファイル名の右手にある、縦に3点が並んだ「メニューマーク」をクリックします。出てきたメニューから「共有」→「共有」と選びます。
2.以下のようなポップアップ画面が出てきます。今はアクセス制限付きなので、こちらが許可していない相手は閲覧することができない状態です。「制限付き」と書かれた場所をクリックしてください。
3.「制限付き」「リンクを知っている全員」と選ぶ画面が出てきたら、「リンクを知っている全員」を選び、完了ボタンをクリックします。
4.これでリンクを知っている全員が閲覧できる状態になりました。ユーザーのアクセス権限を選ぶ場合は、右の▼をクリックしてください。デフォルトでは閲覧のみ可能な「閲覧者」に設定されていますが、ほかに「閲覧者(コメント可)」またはファイルの編集もできる「編集者」から選べます。
5.すべての設定が終わったら、左下のボタンでリンクをコピーして「完了」をクリックしましょう。これにてGoogleドライブ側の準備ができました。
スマホアプリ版Googleドライブで共有可能な状態に切り替える方法
次に、スマホアプリ版の切り替え方法を紹介します。LINEで共有する方法が見たい方は、お手数ですが次の項目にスキップしてください。
1.共有したいファイルをアップロードしたら、ファイル名横にある縦に3点が並んだ「メニューマーク」をタップします。メニューが出てきたら、「共有」をタップしてください。
2.次の画面で左下、自分のGoogleアカウントアイコンの隣にある人型マークをタップします。
3.アクセス管理の画面で、「制限付き」と書かれたところをタップしてください。
4.「リンクを知っている全員」をタップします。一瞬「更新しています」という読み込み時間が発生します。
5.その後「権限を更新しました」という文言が画面下部に表示されます。もっと細かな権限を設定したい場合は「閲覧者」と書かれたところをタップして選んでください。こちらもデフォルトは、ファイルの閲覧のみ可能な「閲覧者」です。
6.アクセス管理の画面に戻ると、設定が変更されているはずです。右上のマークをタップすれば、クリップボードにリンクがコピーされます。これにてスマホアプリでの作業は終了です。
取得したリンクをLINEで共有する
上記の方法で得た共有リンクを「Keepメモ」などに保存します。保存ができたら、吹き出し部分をスマホ版LINEアプリの場合は長押し、パソコン版は左クリックしてメニューを開きます。
「転送」を選んで、一斉送信する相手を決めて送ります。この方法ならファイルサイズが小さくなるため送信しやすく、複数のデータもまとめて共有できます。
個人トークやメール添付のPDFファイルを別のトークに送る
続いて、個人やグループのトークにあるPDFファイルを別のトークに送る方法を説明します。
先述のとおり、スマホ版LINEアプリの場合は送りたいPDFファイルを長押し、パソコン版は左クリックするとメニューが開きます。
メニューの「転送」を選ぶと友だちリストが出ますので、送る相手を決めて再び「転送」を選びましょう。複数のPDFファイルにチェックを入れて、一度に送信することも可能です。
また、メールに添付されたPDFファイルも、共有ボタンからLINEを選べばトークに直接送信できます。
LINEのPDFファイルをすぐに見つけたいときは?
LINEでのやり取りが多い場合、受け取ったPDFファイルが埋もれて見つけにくくなることがあります。すぐにデータを見つけられる方法もチェックしておきましょう。
トークに保存されたPDFファイルを一覧で探す方法
まずはトークに保存されたファイルを一覧で表示する方法について紹介します。
スマホアプリの場合、トーク画面の右上にある三本線の「メニューマーク」を開いて「ファイル」を選んでください。
ファイルページに飛ぶと、そのトークルームに保存されているファイルの一覧が見られます。それぞれのファイルの右手にある「メニューマーク」をタップすれば、そのファイルを共有したり、送られてきたときのメッセージ欄に移動することも可能です。
パソコン版の場合も、トーク画面の右上にある3点の「メニューマーク」をクリックして「ファイル」を選択すれば、そのトークルームのファイル一覧が表示されます。
トーク内のPDFファイルをKeepメモに保存する方法
LINEの「Keepメモ」とは、名前のとおりメモや一時的な保管庫として利用できる個人用のトークルームです。よく間違われる長期保存向けの「LINE Keep」は、クラウドストレージ機能でトークルームではありません。「LINE Keep」は2024年8月28日に終了しています。
「Keepメモ」を使うときはトークリストから探せますが、利用するには以下の条件が必要です。
・LINEのバージョンiOS 10.11.0以降
・Android 10.11.0以降
・デスクトップ 6.1.0以降
「Keepメモ」は通常のトークルームと同じで、上の図のようにメッセージ欄にテキストを打って送信したり、PDFファイルを送信したりすることでデータを保存できます。
LINEは、多くの人が仕事やプライベートに利用しているサービスです。LINEでPDFファイルを送ったり保存できれば、データのやり取りがぐっとラクになります。
メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock
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Domani編集部
Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
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