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2025.06.23

LINEの認証番号、教えても平気?親として知っておくべき注意点とは

子どもや自分がLINEの認証番号を聞かれて、「これって教えても大丈夫?」と不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。本記事では、認証番号の基本知識をはじめ、認証番号を教えても問題ないのか、教えてしまった場合のリスクや対処法などについて解説します。子どもにも伝えたい、LINE利用時のセキュリティ知識を把握しておきましょう。

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LINEの認証番号とは?

ふきだしとはてなマークが3つ並んだイラスト

(c)Adobe Stock

LINEの認証番号は使う場面がほぼないため、何のためのものなのか、わからない人も多いかもしれません。まずはLINEの認証番号の役割や、どのように届くのかを押さえておきましょう。

LINEの新規登録や機種変更時に発行される番号

LINEに新規登録するとき、電話番号を入力すると送られてくるSMS(または音声通話で伝えられる)で伝えられる番号が「認証番号」です。受け取った認証番号をLINEアプリ上で入力すると、アカウントを作成できます。

機種変更などでスマホが変わったときのアカウント引き継ぎでも、電話番号でログインする場合はSMSや音声通話で認証番号を受け取って入力する操作が必要です。ただし現在は、「かんたん引き継ぎQRコード」など、より簡単な引き継ぎ方法もあります。

特定の番号から届くわけではない

認証番号はLINEが指定したシステムによって送信されているため、国内・海外を問わずさまざまな番号からSMSで送られてきます。音声での認証を選んで、着信を待つ場合も同様です。

また、認証番号が送られる宛先は、LINEへの新規登録や引き継ぎ中の人が入力した電話番号です。入力されていない電話番号に認証番号が届くことはありません。

LINEの認証番号を人に教えてもいい?

スマホを見ている女性の写真

(c)Adobe Stock

LINEやそのほかのSNS経由で、電話番号と認証番号を聞かれるケースがあるかもしれません。聞かれた場合は、人に教えても問題ないのでしょうか。詳しく解説します。

家族や友人でも教えてはいけない

LINEの認証番号を聞かれた場合、家族や友人など親しい人が相手でも教えてはいけません。LINEの公式も〝他人から認証番号を聞かれても絶対に教えないでください〟と断言しているとおり、この番号は自分以外が知るべきではないものです。

LINEの認証番号は、アカウントを作成したり引き継ぎ時にログインする本人だけが使うため、ほかの誰かの番号が必要になる場面は存在しないのです。家族・友人のアカウントから、「電話番号とLINEの認証番号を教えてほしい」とメッセージが来たら、詐欺目的のなりすましである可能性が高いでしょう。

教えてしまうとLINEが使えなくなる被害も

LINEの認証番号を伝えてしまうと、新しいLINEのアカウントが自分の電話番号で勝手に作られるおそれがあります。そうすると、既存のアカウントは使えなくなってしまうのです。

なりすまし犯は認証番号を聞き出した相手のふりをして、その人の知り合いに金銭を要求するケースが多いようです。LINEのアカウントが使えなくなるのはもちろん困りますが、周囲からの信頼を損ねたり、そのつもりはなくとも犯罪に加担してしまうリスクもあります。

もしLINEの認証番号を聞かれて教えてしまったときは、LINEの専用窓口にすぐ連絡して対処をお願いしましょう。下記ページの「お問い合わせフォーム」から連絡することができます。

LINE ヘルプセンター 家族や友人から電話番号と認証番号を聞かれた場合は?

LINEの認証番号でよくあるトラブルと解決策

LINE中の手元のイラスト

(c)Adobe Stock

LINEの認証番号について、「人から聞かれる」以外のトラブルを抱えるケースも少なくありません。よくある問題の例を2つ挙げ、どうすればよいのかを解説します。

LINEの認証番号でよくある2つのトラブルと解決策
  1. 何もしていないのに、SMSに認証番号が届く
  2. 入力した電話番号にSMSが届かない

何もしていないのに、SMSに認証番号が届く

本来LINEの認証番号は、新規登録時や引き継ぎでのログイン時に入力した電話番号にしか届きません。しかしごくまれに、何も操作をしていないにもかかわらず、自分の電話番号へ認証番号のSMSが届くこともあるようです。

もしLINEの手続きを何もしていないのにSMSで認証番号が届いた場合、誰かがアカウント作成や引き継ぎのとき、入力を間違った可能性があります。届いたSNSは破棄し、身に覚えのない番号からの着信は取らないようにしましょう。

たとえ自分が発行した認証番号でなくても、誰かに教えてはいけません。教えた場合、自分の電話番号で勝手にアカウントを作られてしまう可能性があります。

入力した電話番号にSMSが届かない

認証番号を発行するため入力した電話番号にSMSが届かないのも、よくあるトラブルのひとつです。間違いなく正しい番号を入力しているのに届かないなら、まずスマホがSMSを受信できる契約になっているかを確認しましょう。

また、SMSの拒否設定が原因の場合もあるため、自分が使っているキャリアのホームページでSMSを受信する方法を調べてみるのがおすすめです。それでも受信できないようなら、音声通話での認証を試します。

まとめ

  1. LINEの認証番号は、アカウント作成や引き継ぎのために発行される番号。

  2. LINEの認証番号は、親しい人にも教えてはいけない。

  3. 認証番号を教えると勝手にアカウントが作られ、既存のアカウントが使えなくなったり、詐欺などの悪事に利用されてしまうリスクがある。

LINEの認証番号は、アカウント作成や機種変更時の引き継ぎなどの際に自分だけが使うものです。LINEやほかのSNS経由で認証番号を聞かれても、絶対に教えないよう注意しましょう。勝手に作られたアカウントが詐欺に使われ、周囲の信頼を失ってしまうリスクがあります。

メイン・アイキャッチ画像/(c)Adobe Stock

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Domani編集部

Domaniは1997年に小学館から創刊された30代・40代キャリア女性に向けたファッション雑誌。タイトルはイタリア語で「明日」を意味し、同じくイタリア語で「今日」を表す姉妹誌『Oggi』とともに働く女性を応援するコンテンツを発信している。現在 Domaniはデジタルメディアに特化し、「働くママ」に向けた「明日」も楽しむライフスタイルをWEBサイトとSNSで展開。働く自分、家族と過ごす自分、その境目がないほどに忙しい毎日を送るワーキングマザーたちが、効率良くおしゃれも美容も仕事も楽しみ、子供との時間をハッピーに過ごすための多様な情報を、発信力のある個性豊かな人気ママモデルや読者モデル、ファッションのみならずライフスタイルやビジネス・デジタルスキルにも関心が高いエディターたちを通して発信中。
https://domani.shogakukan.co.jp/

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