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WOMENバツイチわらしべ長者

2019.10.30

「悩んでる時間がもったいない!」離婚と詐欺被害を経験して未婚のシングルマザーが思うこと〜里香さんの場合vol.3

人生とは喪失と再生の繰り返しのドラマ。「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。格差婚から離婚し、独立・起業! 偽装結婚に利用され、ひと晩の過ちでシングルマザーになっても幸せになることをあきらめない、里香さんの物語、完結編。

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元不倫相手とのワンナイトで妊娠!

(C)ShutterStock.com

韓国人の夫に在留ビザ目的のために偽装結婚(あくまで疑惑ですが)されるわ、韓国でスタートした事業は韓国人の交際相手に騙されて3千万円の詐欺被害に遭うわ…と、こう書くと、立て続けに韓国人男性にしてやられてしまっている里香さんの人生。

前回のお話▶︎

しかし韓国人男性だけじゃなかった! その後も里香さんの試練は続くのです。

里香さん:既婚者男性との不倫のあと、恋に落ちたアメリカ人男性が居ました。だけど母親は高貴な血筋で父親は大学教授という、良家で育った方。私の実家は商売をしていて、彼とはそもそもの家庭環境が違いすぎた。―このまま結婚したら、専業主婦になって家庭に入ることを一家全員に期待されている感じで…。すごく素敵な方だったんですが、私は仕事を続けたかったので、「結婚は違うな」、と。

婚活中の女性陣が聞いたら、贅沢すぎてグーで殴られてしまうかもしれないようなこの発言! それだけ、里香さんが謙虚で冷静な女性だということなのでしょうけど。いや、でもここはやはり言わせてもらおう。

「もったいな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

そんな風に彼との別れを考えていたときに、元不倫相手と飲みに行ったのが運のツキ。盛り上がって寝てしまったところ、男性が「別れたくない!」とついに、里香さんは妊娠してしまったのです。

「未婚だけど出産したい!」

里香さん:私は結婚する前に一度流産していますし、実はそのあとにも他の相手で卵管に妊娠したことがあって、子どもは難しいと医者から言われていたんですよね。だから、既婚者の子ではあるけれど、産みたかった。

さかい:未婚の母になることに、迷いはなかったんですか? とても勇気がいることのように思えますけど…。

里香さん:最初、彼は「子どもができたら責任を取ろうと思ってた」って言ってたんです。できてもいいからとコンドームを使わなかった。だけど、妊娠中の10ヶ月に、暴言を吐いたり、言い訳が多かったりする彼のことを見ていたら、「ないな」って思ったんです。この人は、自分だけがかわいい人なんだな、って。

結果、里香さんは未婚のままシングルマザーになることを選択しました。だけど「育児の大変さはあるけど、夫から受けるストレスはないからラク」と笑います。

里香さん:若いときと違って、お金があれば大抵のことは解決できますから。

めちゃくちゃ説得力のあるお言葉! たしかに、離婚を考えるワーママって、子どもができてから、「あれ? 夫って邪魔なだけで要らない存在じゃない?」って気づいてしまうのが離婚のきっかけだとよく聞きます。マンパワーとして頼りにならない存在なら、お金の方がよっぽど役に立つってことですかね〜。

出産、そして起業。人生はどうにかなるもの!

そして里香さんがすごいのは、出産後すぐに起業して会社を始めたところ。

里香さん:出産前も会社を経営していたのですが、出産をきっかけに会社に勤めたんですよね。だけど、会社員としての生活は、「なんか違う」って感じた。それで、子どもはまだ小さかったけど退社して、また会社を始めました。

さかい:ひとりで子育てするだけでも大変そうなのに、パワフル!

里香さん:ひとりで育てられないからとシングルマザーになることをあきらめちゃう人もいる。だけど子どもってがんばる力を与えてくれるから、子育ても仕事も、ひとりでいたときよりもがんばれちゃうんです。

―やっぱり、母は強し!

そんな里香さんが、最後に話していた言葉が印象に残りました。

「人生、何でも大体何とかなるもんです。だけど人って、起こってもいないことでみんな心配してるんですよね。来年のことなんて誰にもわからないじゃないですか。それなら、貴重な24時間を悩んでることで無駄にしないで、やってみた方がいい。壁にぶち当たったら、そのときにまた考えればいいんです」

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。Web Domaniで離婚予備軍の法律相談に答える「教えて! 離婚駆け込み寺」連載も担当。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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