歩行器について知ろう
歩行器はその名の通り、まだ上手に歩けない赤ちゃんの歩行をサポートするための育児用品です。キャスターが付いているので、赤ちゃんが足で床を蹴るだけで簡単に移動できます。しかし場所を取る割に使える期間が短いため、購入すべきかどうか迷う方も多いのではないでしょうか。はじめに歩行器のメリットと、具体的な使用期間について解説します。
赤ちゃんが歩行器を使うメリットは?
つかまり立ちからよちよち歩きの頃の赤ちゃんは、とても活動的で好奇心が旺盛です。まだ上手に移動できないのに、いろいろな場所に行こうとして、転んだり壁や家具にぶつかったりするため、ママは一瞬も目を離せません。しかし歩行器に座らせてあげると、赤ちゃんは自分の行きたい場所へ安全に移動できます。転ぶ心配がないため、ママがトイレに行きたい時や、料理をしたい時などに重宝します。
また、歩行器にはテーブルやおもちゃが付いているものが多く、赤ちゃんの一人遊びもサポートします。足を動かすだけでなく、指先を使うことで、全身の発達を促します。
▼あわせて読みたい
いつからいつまで使える?
歩行器は、赤ちゃんの腰がしっかりすわる頃から使えます。生後7~8カ月が目安ですが、赤ちゃんの成長には個人差があるため、月齢にこだわらずに、赤ちゃんの状況を良く見て判断しましょう。腰がすわる前に歩行器を使うと、歩行器に頼って歩くようになるため、筋肉の発達に影響が出る場合があります。
また、歩行器を卒業するタイミングは、生後15カ月頃が目安とされています。これもあくまでも目安なので、15カ月を過ぎて使っても、早めに卒業してしまっても特に問題はありません。赤ちゃんが1人で乗り降りできるようになったり、歩行器に興味を示さなくなったら、卒業の時期と考えて良いでしょう。
▼あわせて読みたい
シンプルなテーブル付きタイプ
続いて、おすすめの歩行器をタイプ別に見ていきましょう。歩行器はテーブル付きタイプとおもちゃ付きタイプの2種類に分けられます。テーブル付きタイプは、赤ちゃんを乗せたまま離乳食を食べさせたり、好きなおもちゃをテーブルに置いて遊ばせたりできます。シンプルなデザインのものが多く、場所を取らないのもポイントです。まずはテーブル付きタイプから、3点紹介します。
座り心地の良いふんわりシート 西松屋「SmartAngel Gウォーカー」
西松屋のプライベートブランド「SmartAngel」の「Gウォーカー」は、座り心地の良い「ふんわりシート」が魅力の歩行器です。テーブルは広々として使いやすく、真っ白な本体は清潔感があります。キャスターは、音が静かでフローリングを傷つけにくい素材が使われ、マンションやアパートの上階にお住いの方も安心です。
商品名:西松屋 SmartAngel Gウォーカー
ストップマット付き 永和「シンプルウォーカー ブラウン」
歩行器をテーブル代わりに使いたい方には、「ストップマット」が付いた永和の「シンプルウォーカー ブラウン」をおすすめします。ストップマットとは、歩行器の下部フレームに取り付けるシートのことです。ストップマットを取り付けると、赤ちゃんの足が床に着かなくなるため、歩行器が動きにくくなり、食事をさせる時に食器が倒れたり、こぼしたりすることを減らせます。赤ちゃんが食べこものをこぼしをしても、シートがキャッチしてくれるので楽に後片付けができます。
商品名:永和 シンプルウォーカー ブラウン