Q:そんなことないのに、出産後、よく「疲れてる?」って言われます。何を気をつけたらいい?
答える人/田沼智美(スタイリスト)
A:メイクよりもヘアのお手入れを!
肌もメイクも大事ではありますが、いちばん印象を左右するのは髪の毛だと私は思っています。子育て中で手がかかるし時間もないので、いつも楽なまとめ髪ばかりだったり、パサついたりヘアカラーがあせていたり、それが「疲れて見える」第一要因です!
でも、お手入れする時間もない。それもわかります。だからこそ、気分転換をかねて美容院に行ってヘアカットやメンテナンスをしてもらって、ツヤを取り戻せば、時間をかけてメイクするより、モチベーションアップに直結するのでないでしょうか。リップを明るく変えてみようか、新しい服を買ってみようか、仕事も頑張ってみようか。そうした新しい行動にもつながると思うんです。
そして、外出するときには「何かひとつ光もの」を顔まわりにつける。イヤリングは子育て中は邪魔になるのでつけない人が多いと思いますが、人と会うときだけ、つけてみるんです。人と会う「スイッチの切り替え」となって、気持ちも表情も明るく変わるはずですよ。
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スタイリスト
田沼智美(たぬまともみ)
アパレルメーカーに管理部門として就職後、現場にたずさわりたいという思いからスタイリストへ転職。約5年のアシスタント期間を経て独立後、女性向けメディアにて活動をスタート。2015年に女児出産。衣食住の充実度また重要性を感じ、メンズやキッズからインテリアや食まわりまでを広げ多方面のメディアや企業に向けてスタイリングを提案している。シングルマザー経験後、現在は外国人パートナーと同居中。
insta:@tanuma_tomomi
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