【目次】
せっかちな人との上手な付き合い方
マイペースな人が、せっかちな人とうまく付き合うには工夫が必要です。相手の性格はそう簡単には変わらないため、こちらが柔軟に対応していきましょう。せっかちな人と付き合うときのポイントを紹介します。
連絡を細かく入れる
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職場の上司がせっかちなタイプであれば、業務連絡はこまめに行いましょう。せっかちな人は一刻も早く「結果」が知りたいことが多いのです。
取引先を訪問したときは、上司に「どうなった?」と聞かれる前に「こういう話になりました」とスピーディーに報告することが大切です。
自分の力不足で作業に時間がかかってしまいそうなときも、途中経過を逐次伝えます。
せっかちな人は自分を基準に物事を考えるため、部下がこんなにも時間を要しているという事実に気付きづらいこともあります。そのまま自分のペースで進めれば「まだ終わっていないのか」と怒鳴りはじめるなんていうことも。
「今ここまで終えました」ときちんと報告すれば、相手も状況が把握できます。
先回りする
せっかちな人は何事も先手で進めようとしますが、さらにその上を行くように努力しましょう。
待ち合わせのときは遅刻をしないのではなく、相手よりも早く到着するようにします。仕事では指示された業務に加え、その先のことにも手を回しておきましょう。
最初は息をつく間もありませんが、せっかちな上司に鍛えられ、物事の処理能力がぐんとアップするかもしれません。
また、せっかちな人と話をする際は「相手が聞きたい順番」で話をすることも大切です。結論を先に述べ、プロセスや細かい説明は後に述べるやり方です。
相手はイライラが少なくなり、最後まで会話に耳を傾けるようになるかもしれません。
一歩引いておく
せっかちな人との距離が近すぎると、心労が絶えず、いつしかダウンしてしまいます。仕事は仕事、プライベートはプライベートと割り切り、適度な距離を保ちましょう。
一緒にいるのが疲れたときは、しばらく会わないでいても構いません。上司や先輩など、毎日顔を合わせなければならない存在であれば、接触は最低限に留めてみては。
余裕が十分にあるのにもかかわらず、せかせかしているときは「まだ大丈夫です」「少し息抜きしましょう」と提案してみるのもアリです。その一言で相手は我に返り、態度が多少は改まるかもしれません。
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