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LIFESTYLE子育て

2019.11.01

小学6年生の女の子が今ハマっているもの。【しまおまほのおしえてコドモNOW!】

エッセイストのしまおまほさんが、今を生きるバラエティに富んだ子どもたちに出会い、話を聞き、限られた時間で彼らの本音を引っ張り出す。コドモ連載の第23回が始まります~。

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第23回:ユマちゃん(11歳)

背は160センチ近くあって、サラサラのボブヘアーにハスキーボイス。ユマちゃんは小学6年生ですが、もう少しお姉さんに見えます。実はユマちゃん、5年生の途中で公立から私立の小学校に転入しました。

4月には1年生になった弟アイくんが同じ学校に入学して、今は一緒に小学校へ通っています。この日はユマちゃんのお家にお邪魔して、アイくんに横から乱入されながらのインタビュー。

まほ:ユマちゃん、小学校に上がってからのアイくん、どう? 成長したかな?

ユマ:うーん、よくわかんない。ずっと一緒にいるし。

まほ:でもさ、保育園児と小学生じゃあ気分が違うでしょう。駄々こねなくなった、とかない?

ユマ:いや、結構こねる。

アイ:(リビングの端っこでオモチャいじりながら)こねる時はこねるよー!

まほ:自分で言うか(笑)。

ユマ:うるさい、やめて。話さなくていい。

まほ:ユマちゃん、TWICE好きなんだよね。

ユマ:うん!

アイ:(こっちにダッシュしてきて)オレはドラゴンボールがだーいすき!!!

ユマ:ちょっとぉ。

まほ:握手会行ってなかったっけ?

ユマ:ハイタッチ会。5時間半並んだ。

まほ:ご、5時間半……!

アイ:オレは行ってないよー!

ユマ:ねえ、あっち行って。

アイ:ぜんぜん興味ねえ。

ユマ:マジでうるさい(怒)。

まほ:アイくんは5時間半並べないでしょー。ドラゴンボールのためだとしても無理じゃない?

アイ:(無視)

まほ:昔の悟空と今の悟空はどっちが好きなの?

アイ:昔じゃなくて、今の悟空! 今の悟空にハマってる! 映画観たよ!

まほ:ふーん。

アイ:ブロッコリーの映画!

まほ:……????

これまでハマったものって?

まほ:ユマちゃんも、アイくんと同じくらいの歳の頃はプリキュアとかハマってた?

ユマ:いや、全然。

母:ユマ、ぜんぜんお姫様系に興味なくて。

まほ:クール系なのは、昔から変わらないんだね。じゃあ、どんなものが好きだった?

ユマ:うーん……ちょっと昔だけど、スクイーズ。

まほ:スクイーズ?

アイ:ぷにょぷにょしたヤツ!

まほ:スライムみたいな?

ユマ:そう。めっっちゃハマった。

まほ:昔っていつくらいの話?

ユマ:小学校4年。

まほ:4年て……1年とちょっと前じゃん。もう昔なんだ……。

アイ:で、いまは「とわいす」!

ユマ:ね、アイくん、黙ってて!

ユマちゃんが怒っても、アイくんはまったく気にせずオモチャで遊んだかと思えば、インタビューをしているこちらのテーブルに茶々を入れる、の繰り返し。

まほ:アイくんはさ、お姉ちゃんがTWICEの誰が好きか知ってる?

アイ:うん、知ってるよ!

まほ:誰?

アイ:え、あ、えーっと……うーん……。

まほ:忘れた?

アイ:うん……あ! 「だひょん」!

ユマ:そう!

アイ:いつも聞いちゃってるから。

まほ:聞いちゃってる(笑)。

アイ:オレは興味ないけど。

ユマ:えーアイくん、ジョンヨン好きとか言ってるじゃん。

まほ:あれ、アイくんも好きな子いるんだ。どこがいいの?

アイ:え、あの、どこかがカワイイから。

まほ:どこかが(笑)。ホントはあるんでしょ? どこが可愛いか。

アイ:いやいやいや、ないないないない。どっかがカワイイの。

まほ:ジョヨンのどっかがね……。

アイ:違う! ジョ「ン」ヨン!

まほ:失礼しました。

ハイタッチにかける情熱。

アイ:あのね、ユマね、だひょんって言ってるけどね、最初はサナが好きだったんだよー!!!!

ユマ:(諦めモードで)あーはい。そうです。

まほ:なるほど、グループの中でも好きな人が変わるんだ。わたしも諸星(和己)くんから佐藤アツヒロくんに変わったもんなあ。

ユマ:最初はツウィを好きになって、次にサナ、で今、ダヒョン。

まほ:好きになったきっかけは?

ユマ:ファンの友達について新大久保行ったの。それで、友達はすごい盛り上がってて。それがきっかけでツウィを見たら、カワイイかなって思って、ちゃんと見るようになって、そしたら全員カワイくて。それでだんだんハマった。

アイ:話がながいんだよ!

ユマ:うるさい!

アイ:オレはそんな話どーでもいい。

まほ:それでイベントにまで行くようになったんだ。

ユマ:うん。必ず行ってる。

まほ:すごいねえ。お金かかりそう。

ユマ:ライブも行ってるし。でもね……。

まほ:でも?

ユマ:この間のね、大阪のハイタッチ会は行けなかったの。(ガッカリした様子で)

 

ハイタッチ会は、CDにメンバーの名前が書かれたハイタッチ券が入っていると参加ができるそうです。そのハイタッチ券が当たるのも大変なうえに、推しメンバーが一発で当たるなんて、奇跡! なんだ、そうです。

ユマ:前のハイタッチ会の時は、誕生日におばあちゃんから2枚と、パパから1枚、CDを買ってもらったんだけど、どれにも券は入ってなくて。今回は大阪だからさあ、当たらなくてもいいやってCD1枚しか買わなかったのに……。

まほ:当たっちゃったんだ。ダヒョンが。

ユマ:そう〜! (悶える)

まほ:ダヒョンに声かけたの?

ユマ:うん! めっちゃ喜んでくれた〜。

まほ:なんて言ったの?

ユマ:ドゥブ。

まほ:どういう意味?

ユマ:豆腐。

まほ:????

ユマ:豆腐みたいに色が白いねってこと。

字を書くのも、踊りも得意だけど……。

アイ:オリャオリャ! うりゃー!

アイくんは、武器を取り出して戦いを始めました。

まほ:ユマちゃんて、何か得意なものあるの?

ユマ:うーん……どうかなー。

まほ:習い事は?

ユマ:書道、英語、塾、バレエ。

まほ:習字が飾ってあるけど、上手だもんね。

ユマ:毛筆準二段、硬筆二段。

まほ:字書くの好きなんだ。

ユマ:うーん、別に。学校の女の子、習ってないの3人だけだし。

母:ユマ、おばあちゃんちでよく写経してて。

まほ:写経!?

ユマ:うん。

母:おばあちゃんが趣味でやってるの見て、遊びに行くとやってたね。やっぱり好きなんじゃない?

まほ:得意なものがあると、いいよね。

母:わたしとしては、習字みたいに日本的な分野で得意なものがあると、将来役にたつかなって。

まほ:将来なりたいものってある?

ユマ:まだない。前はバレリーナだったけど。

まほ:そっか。じゃあ、今はTWICE一筋って感じか。

ユマ:うん。

まほ:じゃあ、最後にTWICEにメッセージを。

ユマ:えーっ(照)。えーっと……うーん……ずっと仲良しで、TWICEを続けてほしい!

アイ:おりゃ、おりゃ、おりゃー!

つづく

「しまおまほの教えてコドモNOW!」連載一覧はこちら

文・絵:しまおまほ 編集:小川知子  デザイン:根本真路

エッセイスト、イラストレーター

しまおまほ

1978 年生まれ。主な著書に『ガールフレンド』『マイ・リトル・世田谷』(共にスペースシャワーブックス)などがある。

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