愚痴や悪口が多い?
相手に対して真剣に対応する誠実さを持つ人は、本人のいないところで悪口を言うことはほとんどないのではないでしょうか。「相手に問題がある」と考える場合でも、正々堂々と本人に指摘したりします。誠実な人が注意をする場合、それは相手を思ってのことです。「なにか事情があるのかもしれない」「そんな態度をしていては誤解されてしまう」と相手を心配して会話をします。
愚痴や悪口は、周囲の雰囲気も悪くなる内容です。誰に対しても心を尽くして対応する人は、特定の相手を指す愚痴や悪口はあまり言わないよう心がけています。人の悪口を言っている人に対して「そういうのはよくないよ」と言えるのが、誠実さのポイントかもしれません。
周りから信頼されている?
周囲から慕われている人は、多くの人に誠実な印象を与えています。「あの人に頼めば間違いない」と信頼を得ている人は、誠実な行動が評価されているのです。
相手の信頼を得るには、真心や思いやりが欠かせません。「あの人は本当に私のことを考えてくれている」と感じられれば、人は集まってきます。自然と相手のことを考えた行動が取れる誠実な人は、周囲から信頼されやすいのです。「仕事ができるだけ」「一緒にいて楽しいだけ」では、なかなか本当の意味での信頼は得られません。
【目次】
誠実な人になる方法とは
「周囲から誠実だと言われるようになりたい」と考えるなら、普段の行動を変えてみましょう。小さな嘘やかたくなな気持ちが、相手に不信感を与えてしまうきっかけとなっているかもしれません。常日頃から、真面目に思いやりを持って人と接しましょう。
嘘をつくのはやめて
嘘をついてしまうと、一つの嘘がさまざまな場面で影響します。話を合わせるために、別の嘘をつくこともあるかもしれません。誰にも迷惑がかからないかわいい嘘であれば大きな問題にはならないとはいえ、できるだけ嘘をつくのはやめましょう。嘘がバレたとき、たとえくだらない嘘だったとしても「あの人は不誠実な人」と周囲に捉えられてしまいます。
相手をいい気持ちにさせようと、お世辞を言うのもよくありません。「素晴らしい」と心から思ったときに、本当の気持ちを伝えればよいのです。お世辞ばかり言う人は「適当なことを言っている」と信用を得られないこともあります。
素直になろう
誠実な人は、自分の素直な気持ちを表現します。助けてもらったときは「ありがとう」とお礼を伝えるなど、礼儀も忘れません。いつもお礼を伝えてくれる人に対して、悪い感情を持つ人は少ないはずです。「悪いことをした」と思ったときは、素直に謝る姿勢も持ち合わせています。人に対して誠実であろうとするならば、言葉にして伝えることを忘れないようにしましょう。
正直な気持ちをただ胸の内にとどめているだけでは、相手に伝わらないものです。あなたの「誠実な気持ち」を多くの人に知ってもらいたいときは、きちんと相手に伝わるよう努力しましょう。
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