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2021.05.09

謝らない人は一体どういう心理なの?職場で困ったときの対応法もご紹介

明らかに迷惑をかけているのに謝らない人っていますよね。一体何を考えているのだろうと心理状態が気になりませんか?謝らない人になってしまった理由や対処法についてご紹介します。職場でお困りの方や付き合い方を悩んでいる方はぜひご覧ください。

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【目次】
 ・謝らない人の心理はどうなっているの?
 ・謝らない人にはどう対応する?
 ・謝らない人が許せないという気持ちを抑える方法
 ・職場の謝らない人を謝らせる方法
 ・謝らない人を反面教師にして上手に対処しよう

謝らない人の心理はどうなっているの?

「なぜあの人は謝らないのだろう……?」と不思議に思ったことはありませんか。どう考えても謝るほうが自然な場面でも、頑なに謝ることを拒否する人がいます。

謝らない人 心理

(C)Shutterstock.com

しかし、謝らない人の中では、謝らない理由が確立されているので、謝らないことは当然のことなのです。よくある理由を4つご紹介しますので、謝らない人の心理状態に思いを巡らせてみましょう。

■自尊心が高すぎて間違いを認められない

謝ることは、自分の間違いを認めることです。人間は誰しも間違うことがあるので、間違ったからといって何も特別なことではありません。失敗の程度にもよりますが、大抵の場合は「次は注意します」と素直に謝れば解決します。

しかし、自尊心が高すぎる人にとってはそのようにシンプルな問題ではありません。「自分が間違うなんてあってはならない」という思いや「間違ったことを他人に公表するなんて恥ずかしすぎる」という考えが錯綜し、言葉に詰まってしまうのです。

■自分の責任を認めたくない

状況によっては、謝ることに責任が伴うことがあります。例えば、まったく新しいコンセプトのノートパソコンの広告作成を依頼されているとしましょう。プレゼンテーション用の資料をすでに社内で作成し、明日にはクライアントの電機メーカーと打ち合わせがあるとします。

そこへ、「プレゼンテーション前に資料を送ってほしいと頼んだにもかかわらず、まだ送られてきていない」とクライアントから催促の電話がかかってきました。

このようなシチュエーションならば、誰が悪かったのかは一目瞭然です。資料をクライアントに送るようにと言われていた担当者に責任があります。しかし、ここで謝れば、責任が担当者である自分一人にあったことを認め、事後処理やクライアントへの謝罪・対応などのすべてを負うことになるでしょう。

担当者が「責任が自分一人にあることを認めたくない」と考えるならば、謝らずに黙っているか、「なんで前もって言ってくれなかったのですか?」とあたかも周りに責任があるかのような態度をとるかもしれません。

■謝る場面だと気付いていない

自分の責任を認めたくないことが理由で謝らない人は、ストレートに言えば「確信犯」です。謝らないことで自分の責任を逃れようとしています。

しかし、謝らない人のすべてが確信犯ではありません。中には、本気で謝る場面だと気付いていないことがあるのです。

そのような人に「あなたが悪いでしょ?謝らなきゃ」と言っても、「え?これって私のせいなの?」と驚きの反応が返ってきます。よく言えば無邪気なのですが、ちょっとイラっとしてしまうかもしれません。

なお、謝らない人の中には、あえて謝る場面であることに気付いていないふりをする人がいます。そのような人は何を言っても「知らなかった……」の一言で押し通す傾向があるので、話が通じにくいでしょう。

■他人や運が悪かったと考えている

理由や状況に関係なく、すべてのことに対して「悪いのは自分ではない」と考えている人がいます。電車に乗り遅れて会社に遅刻したのも、「いつもよりも電車が早く出発した」と考えたり、「駅前の信号がなかなか変わらなかった」ことが理由と考えたりするでしょう。

また、「自分」ではなく「運」が悪かったと考える人もいます。例えば、部長に提出した資料に誤字が多いということを指摘されても、謝るのではなく「今日は部長がピリピリしているから、こんな細かいことを指摘するに違いない。運が悪かった」と考えるかもしれません。

誤字を指摘してくれるということは、本来ならば喜ばしいことです。今後、注意して文章を書くようになるきっかけとなりますし、クライアントに誤字のある資料を提出して会社の評価を落とすことを未然に防げたと考えることもできるでしょう。このように考える社員は、部長の指摘を「次は誤字のない文章を仕上げよう」「提出する前に2回は見直そう」と自分自身を高める糧としていきます。

一方で、いつも他人や運が悪かったと考える人は、注意や叱責を成長の糧としません。「私が悪いわけじゃないのに」と言い訳をし、せっかくの成長のチャンスを見逃してしまいます。

謝らない人にはどう対応する?

謝らない人について予想される成育環境を考えると、「謝らなくても仕方ないかな?」と思えるようになったのではないでしょうか。

謝らない人 心理

(C)Shutterstock.com

しかし、いくら環境に問題があったとしても、謝らない人と一緒に仕事をしていくのはつらいものです。謝らないことが続くと、イライラした気持ちが高まり、こちらの精神状態も穏やかではいられなくなってしまいます。

謝らない人に対してどう対応すべきか見ていきましょう。

■悪いところを説明して謝罪を促す

謝らない人の中には、意図的に謝らないのではなく、どこが悪いのか本気で分かっていない人もいるかもしれません。「クライアントに資料を送るのは、あなたの担当だったよね?ちゃんとみんなに謝るほうがいいよ」と率直に悪い部分を説明し、謝るように促してみましょう。

悪いところを指摘すれば「本当だ!私が間違っていた」と気付きやすくなりますし、「ごめんなさい」と謝りやすくもなるでしょう。誰に謝るかについても教えてあげるなら、さらに素直に対応しやすくなるかもしれません。

■放置して様子を見る

本当に悪いところに気付いていないのか、それとも意図的に謝らないのか、少し観察してみないと分からないところがあります。「なんで謝らないの!?」と怒る前に少し放置して、様子を見てみましょう。

意図的に謝らない場合は、行動や言葉にやましさが見え隠れするかもしれません。意図的ではなく本気で悪いところに気付いていないと分かったときは、優しく、「これが間違っているよ。みんなに謝ろう」と導いてあげましょう。

■気にしない

結局のところ、謝るか謝らないかは、個人の自由です。ある人が謝らないとしても、別の人がどうこう言うことではありません。

また、あなたが謝らない人から迷惑をかけられたとして、その人が謝っても謝らなくても状況は変わりません。例えば、後輩が間違って資料を捨ててしまったとします。その資料を作成できるのがあなたしかいないならば、謝る・謝らないにかかわらずもう一度印刷するか、作成するかしかないのです。

さらに、謝らない後輩に謝るよう促したとして、その様子を見た同僚が、「うわっ!後輩に謝らせている!パワハラ?」と間違った解釈をすれば、あなたが損をしてしまいます。つまり、謝らない人がいても広い心をもって気にしないことが、ほとんどの場合において最良の解決策になることが多いのです。

謝らない人が許せないという気持ちを抑える方法

「謝らない人がいても気にしないことが最善だ」ということを頭では理解していても、どうしても許せない気持ちが抑えられないときもありますよね。そのようなときは、次の2つのことを考えてみてください。

謝らない人 心理

(C)Shutterstock.com

■自分に直せる点がないか振り返ってみる

謝らない人を見ると、「なんで謝らないの?」と怒ってしまう方も多いでしょう。しかし、その怒りは正当なものでしょうか。「謝らない!」といって怒っているあなたのほうが心が狭く、人の気持ちが分かっていないのかもしれません。

他人に対して怒る前に、まずは自分に直せる点がないのか振り返ってみましょう。もしかしたら別の人に非があるのかもしれませんし、あなた自身の解釈が間違っている可能性もあります。

■想像力を広げて謝らない事情を察する

「謝らない」というところに注目するのではなく、想像力を広げて、「なぜ謝らないのか」という事情を考えてみましょう。本当は謝らなきゃと分かっているのに、精神的につらいことがあって少し現実逃避しているのかもしれませんし、「それは悪かったね」という言葉などでも本人はすでに謝ったつもりになっているのかもしれません。

職場の謝らない人を謝らせる方法

謝らない人を無理に謝らせることにメリットはありません。逆恨みされる可能性もありますし、第三者から「謝らせるなんて怖い人……」とあなた自身の評判を落とすことにもなりかねないのです。

しかし、迷惑をかけた相手がクライアントなどの場合、「この人は謝らない人だから」と大目に見ることはできません。何としてでも謝らせて、誠実な対応をしなくてはいけないでしょう。

職場の謝らない人を謝らせるには、次の2つの方法が有効になることがあります。

■謝り方を丁寧に教える

謝らないのではなく謝り方を知らない可能性があります。「明日、A社に行ったら、〇〇さんに『このたびは本当に失礼いたしました。私が納期を間違えていました』と頭を下げて伝えてね」と丁寧に教えてあげましょう。

その際、「謝ってね」というだけでは謝り慣れていない人には伝わりにくいことがあります。「頭を下げてね」や「申し訳ございませんでしたと言ってね」と具体的に説明してください。

■一緒に謝る

謝り慣れていない人ならば、一人で謝ることに不安を覚えるかもしれません。迷惑をかけた相手に、一緒に謝ってみてはいかがでしょうか。

謝らない人を反面教師にして上手に対処しよう

謝らない人を無理に謝らせてもあまり良いことはありませんが、謝らない人を観察することで「気付き」を得ることは可能です。「このようなケースは素直に謝ると好感度が上がるなあ」「笑顔で謝れば思わず許してしまうな」などを知ることができ、さまざまなケースでの対処法を学べます。謝らない人を反面教師として、自身の成長につなげていきましょう。

トップ画像・アイキャッチ/(C)Shutterstock.com

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