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2020.07.01

あなたは“ミッフィー”派?“うさこちゃん”派? あの名作絵本の意外な秘密【ワーママのカルチャー部】

 

我が家でも娘に大好評の、あの有名なウサギのキャラクターの絵本。Domanist杉本 緑がその魅力に迫ってみました。

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あの名作絵本には魅力がいっぱい!

▲娘が大好きな福音館書店発行「うさこちゃん」シリーズ

オランダの絵本作家ディック・ブルーナ著の世界的にも有名な絵本「うさこちゃん」シリーズ。

可愛くて大好き!という方や、子どもが小さい頃によく読んであげた、という方も多いのではないのでしょうか?

我が家でもこのシリーズの絵本は大人気!私の母である祖母が2歳の娘によくプレゼントしてくれるのですが、どの話も娘に大好評でよく「読んで!」とせがまれます。

読めば読むほどその魅力に引き込まれていくその理由についてまとめてみました。

魅力その1:色合いがきれい

まず一つ目の魅力は、その美しい色合い。

濃いめのオレンジ、ブルー、グリーン…等、特徴的な色合いで表現された挿絵がとてもステキ!通称“ブルーナカラー”と呼ばれているそうで、赤ちゃんが視認しやすい色味を採用しているだとか。

線や丸のシンプルなライン&目にも鮮やかな発色の良いカラーで描かれたイラスト達は、読み聞かせている大人から見てもつい感心してしまうほど綺麗。

決してたくさんの色数を使用しているわけではないのに、様々なシーンを表現出来ているのには脱帽です。

魅力その2:リズム感のよい言葉選び

2つ目の魅力は、テンポのよいリズム感のある文章。

小気味よい絶妙な言い回しはとてもテンポがよく、まだしっかりとは喋れない娘も真似して口に出したがるほどです。

何回も繰り返し読んでいると、だんだん翻訳者によっても文章に個性があることが分かってくるので、そんなところも大人でも楽しめるポイントだったりも。

呼び名は“うさこちゃん”?“ミッフィーちゃん”?

さて、ここまで読んで疑問に感じた方も多いであろうこのウサギさんの“呼び名”問題。「え?このウサギ、ミッフィーじゃないの?」と思った方も多いのではないでしょうか?

私自身も最初に絵本を見た時にまったく同じ疑問を感じ、不思議に思って調べてみたところ、なんと出版社によって呼び名が違うんだとか!

福音館書店から出版されている絵本→“うさこちゃん”
講談社から出版されている絵本→“ミッフィー”ちゃん

名前だけでなく、出版されているシリーズ数や翻訳の言い回しの仕方等それぞれ特色があるようなので、お子さんに買ってあげようかしらという方は実際に本屋さんで読み比べてみて選ぶのも楽しいかもしれません。

▲「うさこちゃんのたんじょうび」(福音館書店 文・絵 ディック・ブルーナ  訳 いしい ももこ)

読めば読むほど大人も子どももそのキュートな世界にハマるこちらの絵本シリーズ。

0歳から読めるシリーズもあるそうなので、ぜひおうち時間のおともに1冊いかがでしょうか?

Domanist

杉本 緑

1児の母洋服への愛が高じてアパレル業界へ飛び込み、某アパレル会社で企画、生産に携わる。舞台や落語などの芸術鑑賞で自らの感性を刺激。娘との日常を描いたユニークなイラストもSNSで発信中。
Instagram:https://www.instagram.com/green_sgmt/

 

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