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2020.07.10

「女は女優」ってどういう意味?【モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところ24】

モデルであり3児の母でもある牧野紗弥の人気連載。母や祖母から「女は女優よ」と言われてきて、家族をもった今その意味を考えます。

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祖母にも母にも「女は女優よ」と言われて育ちました

「女は女優」。小さいときから母方の祖母によく聞かされていました。母も同じことを言います。「大変だと思うけど、女は女優よ。自分がイライラしても、にゃんちゃん(夫)や子ども達に怒ってはいけないよ」と。母や祖母の経験からか「女性は色んな大変なことがあるけれど、笑顔を大切に。堪えることも必要よ」というのが、母方の家族の教えなのかも!?

祖母は祖父に嫁いでからというもの、会社を経営していた祖父と従業員のサポートをし、家事も子育ても全てこなしていたそうです。私が小さいころ、休日でも従業員に食事を運んでいた姿を覚えているし、祖母自身も「とにかくよく働いた」と言っています。ときどき、子ども達が大好きなふりかけや海苔、小魚を見つけると祖母が送ってくれるのですが、箱の中には「にゃんちゃん(夫)への感謝の気持ちを忘れずに。怒ってはいけません。子ども達のおやつにいっぱい食べさせてあげなさい」という手紙が入っています。荷物のお礼に電話をかけると、最後にいつも「女は女優だからね」と。

▲アグレッシブな母方のおばあちゃん!

母も、仕事をしながら家事と育児をこなし、子どもたちが帰る時間には家で待っていてくれていました。今のようにネットスーパーなどない時代。「ママはご飯だけは作るのが早いのよ。雑だけどね笑」と昔から言っていました。この言葉の裏にある苦労が今の私には容易に想像できます。

母も事あるごとにハンバーグや時雨煮などを冷凍して送ってくれて、子ども達や夫のことを気にかけてくれています。そして二言目には「女は女優よ」と。
祖母も母も食事のことを気にかけてくれるのは、かつての経験からなのでしょう。本当にありがたいし、助かっています。

▲母が送ってくれたハンバーグのおかず。優しさが身にしみます。

女性だけが我慢するべきではないけれど

「女は女優。怒ってはいけない」…これって「妻が我慢をして夫や家族の笑顔を増やそう」ということなのかな? ずっとどこか違和感を感じていました。家事や育児、仕事、全部女性が我慢して上手くことが運べばそれでいいのでしょうか??

確かにそういう価値観も存在していたのかもしれないけれど、そこに自分が納得する理由を見つけられなかった。ですが、ようやく私なりにこの教えの解釈ができました。

私が女優になる理由は、私を含めたみんなが笑顔でいるための解決方法を考えたいから。イライラ、モヤモヤしたらひと呼吸。女優になって笑顔になったら「堪えないで」冷静に話せるように気持ちを整えます。感情をそのままぶつけても、それで何かが解決するわけではないし、話し合いをきちんとできる体制を整えるためにも、女優になるって必要なことだと思うから。

まだまだ、できない時の方が多いですけれどね。名女優への道のりは遠いです(笑)。

モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところバックナンバー

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モデル

牧野紗弥

愛知県出身。小学館『Domani』を始め、数々のファッション誌で人気モデルとして抜群のセンスを発揮しながら、多方面で活躍中。キャンプやスキー、シュノーケリングなど、季節に合わせたイベントを企画し、3人の子供とアクティブに楽しむ一面も。今年は登山に挑戦する予定。自身の育児の経験や周囲の女性との交流の中で、どうしても女性の負担が大きくなってしまう状況について考えを深めつつ、家庭におけるジェンダー意識の改革のため、身を持って夫婦の在り方を模索中。

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