時間の目安
一般に、有酸素運動の効果が現われるのは「運動を始めてから20分後」と言われています。ダイエット効果を早く出したいなら、エアなわとびも20分以上行うのが理想。しかし、いきなり無理をすると体を痛めたり、モチベーションが続かなくなる恐れがあります。慣れるまでは「3分間1セット」を目安に頑張ってみましょう。その後1~2分の休憩時間を挟み、合計で3セット跳ぶのがおすすめです。また、跳ぶ回数は1秒に1回より少し早いペースが理想。10分間で1,000回、1分間で100回跳ぶことを目指すとちょうど良いでしょう。ただし、上記の時間や回数はあくまでも目安です。最初から無理をせず、できる範囲で頑張ってみましょう。
気になる部分を集中的にシェイプアップ
エアなわとびの跳び方をアレンジすことで、一定箇所に負荷をかけることも可能です。具体的に「ここをどうにかしたい…」という部分があるのなら、基本の跳び方以外も試してみましょう。「ウエスト」「二の腕」のシェイプアップに効果的な跳び方を紹介します。
おなか周りにはツイストジャンプ
腰回りやウエストを引き締めたいときは「ツイストジャンプ」を試してみましょう。跳び方は、次の通りです。
ツイストジャンプの跳び方
1. 基本の跳び方と同様に肘を曲げて脇を閉め、なわを持つポーズをする
2. 腰から上を左右どちらかにひねる
3. 姿勢をキープしたまま10回跳ぶ
4. 休憩を挟み、反対側にひねって10回跳ぶ
腰をひねるときは、下半身を動かさないようにするのがポイントです。
二の腕はダンベルをプラス
たるんだ二の腕を引き締めたい場合は、両手にダンベルを持つのがおすすめです。跳び方は基本と同じ。ダンベルをなわとびの柄の部分に見立てて、腕を回しながらジャンプします。このとき腕の位置を高めかつ後方にキープするとより高い引き締め効果が期待できます。家庭にダンベルがない場合は、中身の入った500mlのペットボトルで代用してもOKです。
エアなわとびの注意点
簡単かつ気軽に取り組めるエアなわとびですが、取り組む上での注意点もあります。対策を取らないと思わぬトラブルにつながったりマイナス効果が発生したりするため、十分に注意しましょう。エアなわとびで気を付けておきたいポイントを紹介します。
騒音対策をしっかりする
場所・時間を気にせずに行えるのがエアなわとびのメリットです。しかし、マンションやアパートで行う場合は、着地の音が騒音になりかねません。深夜や早朝など、非常識な時間に跳ぶのは避けましょう。特に、上層階に住んでいる場合は階下への配慮が必須です。エアなわとびをする部屋には音や振動をカットする防音マットを敷くなどして、対策を取っておくと安心です。
揺れからバストを守る
エアなわとびを行う際は、ノーブラや緩いブラジャーはおすすめできません。ホールド力の高いスポーツブラなどを着用し、しっかりとバストを固定しましょう。バストを固定せずにジャンプを繰り返すと、胸部の靱帯がダメージを受ける恐れがあります。バストの下垂やラインの崩れを引き起こさないよう、インナーのコンディションにも気を配るのがおすすめです。
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