【目次】
・ダンベルの種類三つ
・ダンベルの重さの目安は?
・自分に合ったダンベル選びのポイント
・初心者や女性におすすめ「固定式ダンベル」
・本格的な筋トレにおすすめ「可変式ダンベル」
・調整しながらの使用におすすめ「ウォーターダンベル」
【目次】
ダンベルの種類三つ
ダンベルにはさまざまな種類がありますが、効率よくトレーニングをするには、自分に合ったものを選ぶことが大事です。代表的な種類とそれぞれの特徴を紹介します。
重さが一定「固定式ダンベル」
固定式ダンベルは安価で入手しやすく、初心者におすすめです。後から重さを付け加えたり外したりはできず、ほとんどの場合、左右1セットで販売されています。
重さを変えたいときは、別の重さのものに替えるしかありません。トレーニングを重ねて筋力がついてきたら、重量のある別のダンベルに買い替えましょう。
1・1.5・2kgのものから10kgを超えるものまで、さまざまな重さのものが展開されています。重さだけでなくカラーバリエーションも豊富なので、好みや筋肉量に合わせて選びましょう。
重さを変えられる「可変式ダンベル」
可変式ダンベルは、重さを変えられるように作られていることが特徴です。「シャフト」と呼ばれる軸に、重さが異なる「プレート」を追加したり外したりして、調節できます。
重量を調節する際にプレートを着脱する手間はかかりますが、鍛えたい部位や筋肉量に合わせて、適切に重さを変えられるところが魅力です。パーツごとに分解でき、収納するときはコンパクトになります。
また、一式をそろえれば新しく買い直す必要がありません。体力の変化に合わせて長く使えるので、本格的なトレーニングをしたい人におすすめです。
水で重さを調整「ウォーターダンベル」
固定式や可変式は本体そのものに重量がありますが、ウォーターダンベルは「水の重さ」を利用してトレーニングします。
水を入れる量を調整して重さを変えることができ、自分にぴったりの重さに調整しやすいのが特徴です。
本体の素材はプラスチックでできていることが多く、水を抜けば軽量になります。水を抜いた状態なら、誤って落下させて床を傷つけたり、子どもやペットが事故に遭ったりする心配がありません。
使用しないときはコンパクトにたためるタイプもあり、旅行先や外出先などでもトレーニングができるように工夫されています。
ダンベルの重さの目安は?
筋肉量の少ない人が、急に重いダンベルを使用するとケガをする危険性があります。ダイエットや運動不足の解消が目的の場合、負荷が多すぎると運動を持続させられず、トレーニングの効果が出にくくなることも。
トレーニングを無理なく続けるために知っておきたい、ダンベルの重さの目安を男女別に見ていきましょう。
女性の場合
初めてダンベルを使う場合や、運動をした経験がほとんどなく筋肉量が少ない女性は「1~2kg程度」の軽いダンベルから始めるのがおすすめです。
過去に運動経験があって、ある程度の筋肉量がある場合は「3~5kg程度」を選ぶのもよいでしょう。重いダンベルをただ持ち上げればよいというわけではなく、最初は正しいフォームを身に付けることが大事です。
また、ダンベルが重すぎると体の軸がブレやすくなり、動きが安定しなくなってしまいます。間違ったフォームでトレーニングをすると、目的の部位をうまく鍛えられません。
無理をすれば手首を痛めてしまう心配もあるため、最初から重すぎるダンベルを選ぶことはおすすめできません。だんだんと、ステップアップしていきましょう。
男性の場合
基本的な選び方は同じですが、男性の場合は女性よりも筋肉量があります。ダイエットや運動不足解消が目的であれば「5~10kg」のダンベルがおすすめです。
体力や筋肉量には個人差があり、運動に慣れていない場合、やや軽めのダンベルでも重くて思ったような動きができないことが少なくありません。
下半身の筋肉は日常でも鍛えられる機会が多いですが、上半身は日常生活で使う機会があまりないため、筋力が衰えていることは多いものです。
ダンベルが重すぎるとケガにつながるため、年齢や体力に応じて重さを調節しましょう。
自分に合ったダンベル選びのポイント
ダンベルを選ぶとき、注意したい点は重さだけではありません。トレーニングの成果を実感するには、自分に合ったダンベルを使用することが大事です。使いにくいものだと、トレーニングが長続きしません。
ダンベルを選ぶとき、どんなポイントに注意すればよいのでしょう。チェックしたいポイントを紹介します。
ダンベルの種類で選ぶ
ダンベルを初めて使う場合や、できるだけ手軽に使いたい場合は「固定式」や「ウォーターダンベル」がおすすめです。
安価で入手しやすく、トレーニングを長く続けるか分からない場合でも使いやすいでしょう。組み立ての時間がかからず、思い立ったときに使えるところも便利です。
長期的なトレーニングを始めたい人は「可変式」を選びましょう。筋力がついて、軽いダンベルが物足りなくなってきても買い直す必要がなく、長く使えるところが魅力です。
重さを変えるときや収納するとき、プレートを外したり差し込んだりする手間があるので、気軽に使用したい人にはあまり向いていません。
グリップの握りやすさ
運動中は汗をかくので、グリップが握りにくいと滑ってしまい安定感がなくなります。握りにくいグリップでは、ケガをしたり床に落としたりと、思わぬ事故を起こすことが懸念されます。
そのため、グリップの部分が握りやすい形状になっているかチェックしましょう。「滑り止め」が付いているものや「滑りにくい素材」が使われているものだと安心です。
また、手の大きさやグリップの太さによっても、握りやすさは変わってきます。実際に握ってみて、手になじみやすいものを選ぶことがおすすめです。
素材で選ぶ
ダンベルは「アイアン」や「クロームメッキ加工」がされた金属でできていることがほとんどです。ウォーターダンベルのように水を入れるタイプの素材は、プラスチックやビニールでできている場合が多いです。
アイアンは安価で手に入りやすいですが、人によっては「金属の臭い」が気になるかもしれません。金属製の場合、サビが出ないように注意が必要なので、使用後に水気を拭き取るなど、しっかりとメンテナンスしましょう。
クロームメッキ加工されたダンベルはサビに強く、金属特有の臭いが気になりません。
また、金属にラバーコーティングされているタイプも。ラバーコーティングされていると、置いたときに床を傷つけにくいなどの特徴があります。
ダンベル同士がぶつかったときも、大きな音が鳴りにくく、家具にぶつけたときの被害を小さくできます。
目的に合ったものを選ぶ
ダンベルを使ってどんな運動をしたいのかも、選ぶときのポイントです。
運動不足解消・ダイエット・本格的なウエイトトレーニングなど、目的は人それぞれです。目的によって、使いやすい種類や重さなどが異なります。
運動不足解消や、体の引き締めなどに使用したいなら、固定式やウォーターダンベルのように「手軽に使えるもの」をおすすめします。無理なく、運動を持続させられる重さのものを選びましょう。
また、ボディビルのように、筋肉を太く大きくすることが目的の場合、簡単に持ち上がるような重さでは効果が出ません。筋肉量に応じてギリギリまで重さを追加できる、可変式の方が向いています。
初心者や女性におすすめ「固定式ダンベル」
固定式は組み立てたり外して収納したりといった手間がなく、初心者でも簡単に扱える点が魅力です。
固定式ダンベルの中から、初めてダンベル運動に取り組む人におすすめのアイテムを紹介します。
ブランドロゴがおしゃれ adidas「ダンベル 2個セット」
シンプルなモノトーンのデザインと、ダンベルの側面に入った「ブランドロゴ」がワンポイントのダンベル。スポーティーでおしゃれな雰囲気です。
六角形のデザインで、床に置いたときに転がりにくい点も魅力です。転がったはずみで、うっかりと家具を傷つける心配がありません。
また、アイアン素材を合成ゴムの「ネオプレン加工」しています。滑りにくく汗がたまりにくいので、お手入れしやすいでしょう。
重さは、初心者に使いやすい1~5kgの5種類がラインアップされています。筋力に応じて選びましょう。
商品名:adidas「ダンベル 2個セット」
持ちやすさを考慮した FIELDOOR「カラーダンベル 2個セット」
グリップの持ちやすさや、安全性にこだわって作られたカラーダンベルです。表面が「クロロプレンゴムコーティング」され、持ったときの感触がよく床を傷つけにくい仕様です。
2~6・8・10・12kgと、幅広い重さが揃っているので、運動の目的や筋肉量に合わせて選びましょう。重さによってカラーが分かれており、複数のダンベルを使用するときに見分けやすいです。
商品名:FIELDOOR「カラーダンベル 2個セット」
POPなマカロンカラー PROIRON「ダンベル 2個セット」
マカロンのような明るい色を目指して作られた、ポップなダンベルです。上側と下側がフラットな形状で、床の上に置いたときに転がりにくくなっています。
グリップテストを何百回も行い、幅広い人々にとって「持ちやすい厚み」を採用しているところもポイントです。ネオプレン加工されていて、ソフトな手触りを楽しめます。
環境に優しい「プレミアムネオプレン」を使用していることで、色移りや色あせの心配をせずに済みそうです。劣化に強く耐水性があり、汗をかいてもお手入れしやすいでしょう。
商品名:PROIRON「ダンベル 2個セット」
本格的な筋トレにおすすめ「可変式ダンベル」
可変式ダンベルは重さを段階的に調節でき、本格的なトレーニングに向いている重さのものが充実しています。
これから本格的なトレーニングを開始したい人に、おすすめのアイテムを見ていきましょう。
ダンベル・バーベル両用 WOUT「ダンベル 2個セット」
数多くのスポーツ選手を指導してきたプロスポーツトレーナーと、メーカーが共同で開発し誕生した商品です。
ダンベルとバーベルの「2way」で使用できるアイテムです。グリップに金属を使用していない立体設計シャフトで、グローブをはめなくても手が痛くなりにくい仕様です。
プレートはポリエチレンコーティングされ、床を傷つけたり大きな音が出たりする心配がありません。「八角形のプレート」を採用し、床に置いても転がることがなく安心です。
また、筋力トレーニングの効果をアップするための「オリジナルトレーニングマニュアル」が付属しています。これまで本格的なトレーニングの経験がない人でも、挑戦しやすいでしょう。
商品名:WOUT「ダンベル 2個セット」
スタイリッシュなデザイン Northdeer「純鋼製ダンベル 2個セット」
クロームメッキが施され、見た目がスタイリッシュなだけでなく、お手入れもしやすい可変式ダンベルです。プレートは鏡面仕上げされ、高級感があります。
コンパクトなサイズで、トレーニング中に体にぶつかったり、動作がしづらくなったりすることがなく、無理のないフォームでさまざまな運動ができるでしょう。
プレート同士を固定する作りになっているため、ガタつかないようにしっかりと装着できます。ナットを着脱する必要がなく、手早くセットできるところも魅力です。
床に置いたときの衝撃を和らげる「ゴムリング」の装着もできます。
商品名:Northdeer「純鋼製ダンベル 2個セット」
本格的な筋トレもOK アイロテック「ラバーダンベル 40kgセット」
「2.5~20kg」で幅広く重さを変えられ、本格的な筋力トレーニングに役立つセットです。片手だけで20kgまで重さを増やすことができ、激しいトレーニングにも対応しています。
初心者と上級者、どちらも使いやすい仕様となっていて、ダイエットから始めて、ゆくゆくは筋力増強をしたい人におすすめです。体力や筋肉量が異なる家族と、共用で使いたい人にも向いています。
プレートにラバーリングを装着できるようになっており、床に置いたときの摩擦や衝撃を和らげてくれる点もポイントです。
商品名:アイロテック「ラバーダンベル 40kgセット」
調整しながらの使用におすすめ「ウォーターダンベル」
ウォーターダンベルは水を入れる量を変えれば、重さを自由に調整しながら使えるため、固定式や可変式にはない、細かい調整をすることができます。
ウォーターダンベルの中からおすすめのアイテムを紹介します。
場所を取らずに収納可能 KDST「ウォーターダンベル 2個セット」
ウォーターバッグに水を入れて使えるタイプの可変式ダンベルです。
水量とウォーターバッグの数を調節し「2~16kg」で重さを変えられます。片手あたり最大8kgになるので、本格的なトレーニングも可能です。
ウォーターバッグは柔らかな「PVC素材」を使用し、万が一床に落としても衝撃が少なく、ペットや子どもがいる家庭でも使いやすいでしょう。
また、金属の可変式ダンベルにありがちなガチャガチャした音が出ないので、深夜に思い立ってトレーニングしたくなっても安心です。水を抜いた状態にすればコンパクトに収納できます。
商品名:KDST「ウォーターダンベル 2個セット」
くすみカラーが美しい イフライフ「フィットネスウォーターダンベル」
くすんだようなカラーがおしゃれな、ウォーターダンベルです。最大で約1kgの水を入れられるので、軽い運動がしたい人や初めてダンベルを使う人でも簡単に扱えます。
微調節で1kg以下の重さにすることもでき、軽いストレッチや肩こり解消をしたいときなどにもおすすめです。
吸水口に「シリカゲル密封栓」が付いていて、しっかりとキャップを閉めれば水漏れしにくい仕様です。また、水を抜けば軽量になるため「持ち運び用」としても使えます。ジムや外出先でトレーニングしたい人にもおすすめです。
商品名:イフライフ「ウォーターダンベル」
トップ画像/(C)Shutterstock.com
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