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2023.09.26

お腹の脂肪を落とす方法は?効果的な食事・運動の基本ルールからぽっこり解消のコツ

 

お腹に溜まったにくい皮下脂肪…。なんとなく食事制限や運動に取り組んでいても、なかなか落ちないもの。そこで今回は、お腹の脂肪を効率よく燃やすために取り組みたい食事や運動方法をまとめました。すっきりした美ウエストを手に入れるため、コツコツがんばりましょう!

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お腹に脂肪がついてしまう原因とは?

ぽっこりお腹の主な原因4つ
  1. 食べ過ぎ
  2. 運動不足
  3. 悪姿勢
  4. お酒の飲み過ぎ

食べ過ぎ

スイーツを爆食する女性
お腹に脂肪がつく原因として、まずは食べ過ぎによるカロリー過多があげられます。

実は食欲が止まらなくなってしまう原因はいくつかあります。例えば女性の場合、生理前のホルモン変化により食欲が増加してしまうことが。生理前は「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌が増加し、体が妊娠に向けてエネルギーを溜め込もうと働きかけるのです。

他にも、ストレスや睡眠不足が原因で食欲が止まらなくなる可能性も。疲労物質の蓄積が原因で体が血糖値を上げようとし、ひっきりなしに食べる行為に繋がることが考えられます。

ついつい食べ過ぎてしまう原因を見つけることができれば、正しい対処も可能になるはずです。

運動不足

筋肉やトレーニングについて長年研究している森谷敏夫教授によると、人は運動しないと1年に1%という速さで筋肉量が減っていくのだそう。

「年齢とともに筋肉量は減っていきますが、日常的な運動習慣がない人は、運動習慣がある人と比べると、30〜40代以降により筋肉量が減っていきます。筋肉が弱まると、つまずきやすく歩くことが難しくなったり、寝たきりになるレベルに達する時期が早く来てしまうことが想定されます。

運動をしないと、筋肉はミオスタチンという筋肉の成長を妨げるホルモンの放出を受けてどんどん萎縮してきます。『使わないのだったら、いらないでしょう』というわけです。悪いことに、このミオスタチンは骨の形成を阻害する働きも持っています。つまり筋肉が減ってしまうと、筋肉を支える骨もスカスカになってしまうのです。

まだ若いから大丈夫と考えている方は油断大敵です。〝筋失〟が進むプロセスは30代からすでに始まっているかもしれません」(森谷教授)

運動しなくなったヒトの未来の姿。背中は曲がりお腹はぽっこり、手足はげっそりしている
筋肉が衰えると当然見た目も変わっていく可能性が。

お腹は重力に負け出っ張って垂れ下がり、お尻も落ちてフラットに…。筋肉はコルセットの役割をしているとも言われるため、運動不足による筋力の低下は深刻かもしれません。

悪姿勢

お腹まわりの脂肪には、姿勢も関係していると言われています。

姿勢が悪いとお腹の筋肉を使用しないので筋力はどんどん低下。内臓の位置がズレて下腹がぽっこり出てきてしまう可能性もあるのだそう。普段座りっぱなしの人や、猫背を指摘されることが多い人は、一度姿勢の改善から意識してみると良いかもしれません。

お酒の飲み過ぎ

グラスに注がれた赤ワイン
晩酌が定番になっていたり、お酒を飲む量が多過ぎたり、心当たりはありませんか?

すべてのお酒に当てはまる訳ではありませんが、ワインやビールなどは糖質が多く飲み過ぎに注意が必要なお酒です。プリン体や糖質カットをうたっている発泡酒も販売されていますが、これらは添加物が多いのが難点。

お酒を飲む習慣がある人は、20時以降は糖質を含まない焼酎やウイスキーにするなど、工夫することが大切です。

お腹がぽっこり出る原因は脂肪以外にもある

便秘

お腹がぽっこりと出ていても、必ずしも皮下脂肪が原因だとは言い切れません。腸内環境が悪く、お通じが良くないことで下腹が出てしまうこともあります。

むくみ

皮下脂肪だと思っていたら、「むくみ」だったという可能性も。冷えなどからくるむくみによってお腹まわりがぽちゃっとしてしまっている場合、体に溜まった水分を排出するだけでもお腹がスッキリする可能性が。

皮下脂肪でない可能性も

脂肪は食べ過ぎや偏った食生活、運動不足などによって付きますが、お腹のお肉を外からつまめる場合は「皮下脂肪」、そうでない場合は「内臓脂肪」の可能性があります。

どちらも食生活や運動で落とすことができますが、内臓脂肪は皮下脂肪よりも比較的落としやすいと言われています。

【食事編】お腹の脂肪を減らすために取り組みたいこと

【基本】脂肪をためこまないルールを覚えて

管理栄養士・健康運動指導士の小島美和子さん
管理栄養士・健康運動指導士の小島美和子さんに、「脂肪を溜め込まない8つのルール」を教えてもらいました!

1. 朝食は温かいもので代謝をアップ!

「朝食を食べることで体が発するエネルギー量は夜食べるときの約4倍。朝しっかり食べて体温を上げておけば、1日を代謝が高いまま過ごせます。体温を上げやすいように、特に朝は温かいものがおすすめです」(小島さん)

2. 朝は炭水化物とタンパク質を中心に!

「おすすめなのは、エネルギー源となる糖質がとれるごはん1膳と、タンパク質(卵・魚・大豆製品・低脂肪肉のいずれか)のおかずの組み合わせ。ごはんの朝食は1日合計のエネルギー発生量が最も高くなるので、消費エネルギーを増やしてくれます」(小島さん)

3. 昼は栄養価の高い食事を!

「体内の脂肪量をコントロールする時計遺伝子の発現量が少ない昼間は、脂肪をエネルギーとして使いやすい時間帯。量的にも内容的にも昼食をいちばん充実させることが大切です。思いきって食べたいメニューを選んで、元気もチャージするのがおすすめです」(小島さん)

4. 間食するときは16時までに、食物繊維orタンパク質が多いものがGOOD!

「ナッツ類や乳製品、豆乳製品など、食物繊維やタンパク質が含まれる血糖値が上がりにくい食品がおすすめです。夕食までのつなぎとして上手に取り入れて」(小島さん)

5. 夕食は油脂を控えて食物繊維をプラスして!

「代謝が低下する夜に食べたい主菜は魚や大豆食品。野菜やきのこ、もずくなどの海藻類で食物繊維を補えば血糖値も上がりにくく、翌朝の排便もスムーズに」(小島さん)

6. 加工食品に頼りすぎない!

「インスタントやレトルト食品など加工度の高い食品に頼りすぎると、ミネラルなどの必要な栄養素が不足する可能性も。野菜ジュースは果汁混合のものはできるだけ避けてみて」(小島さん)

7. アルコールは糖質ゼロの蒸留酒が○!

「アルコールは飲み方次第で肥満の要因に。特に血糖値が上昇しやすい21時以降に飲むなら、糖質ゼロの蒸留酒(焼酎、ウイスキー)に切り替えて。おつまみは21時までで切り上げると、お腹まわりに脂肪がつきにくくなります」(小島さん)

8. どうしても体重が気になるなら夕食の量を調整して!

「夜の時間の食べ方は体脂肪の蓄積にも影響します。夕食時間を早める、夕食の量を減らして朝食か昼食の量を増やすなどして、調整しましょう」(小島さん)

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