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2020.12.03

小型クーラーボックスを選ぶなら?タイプ別のおすすめと使うときの注意点

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小型のクーラーボックスは、キャンプやピクニック、花見などのアウトドアレジャーに欠かせないアイテムです。保冷力はもちろん、機能やデザインもしっかりとチェックして選びましょう。小型クーラーボックスを選ぶポイントとおすすめ商品を紹介します。

【目次】
小型クーラーボックスの選び方は?
買い物にも最適!ソフトタイプ3選
耐久性もバッチリ!ハードタイプ3選
おしゃれ重視!クーラーボックス3選
クーラーボックスで使う保冷材について
小型クーラーボックスの注意点

小型クーラーボックスの選び方は?

クーラーボックスには大中小と、用途に応じて幅広いサイズが販売されています。さらに、それぞれのサイズの中から選ぶときにも各メーカーによって使いやすさやカラー展開など、種類がさまざま。自宅や普段の生活の中で役に立ちそうな小型タイプのクーラーボックスが欲しいときには、何をポイントに決めるのがいいのでしょうか?使用目的に合わせたクーラーボックスの選び方を見ていきましょう。

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(C)Shutterstock.com

ボックスの素材や形状で選ぶ

クーラーボックスの素材は大きく「ハード」「ソフト」の2タイプに分けられます。ハードタイプは頑丈で密閉性が高く、保冷できる時間も長めです。サイドテーブルや椅子の代わりにもなる使い勝手の良さから、外で長時間過ごす釣りやキャンプに向いています。ソフトタイプに比べて重く、折りたためないので、使っていないときは邪魔に感じるかもしれません。

子どもの運動会やピクニック、食料品の買い物など、短時間の外出には、ソフトタイプが重宝します。軽くて使わないときはコンパクトに折りたためるので、持ち運びが楽です。普段から頻繁に使わない場合でも一つ常備しておくことで、災害時や冷蔵庫が壊れたときの備えにもなります。ただし、保冷力においては生地の縫い目やファスナー部分から冷気が逃げやすく、ハードタイプに比べると保冷時間は短めです。

保冷力で選ぶ

クーラーボックスの保冷力は、密閉性と断熱材の種類が左右します。一般的にハードタイプの方がソフトタイプよりも密閉性が高く、保冷時間が長続きするので、しっかり冷やしたいかどうかで選びましょう。クーラーボックスに使われる断熱材は、主に「真空断熱パネル」「発泡ウレタン」「発泡スチロール」の3種類。

真空断熱パネルは最も保冷力が高い素材で、釣り用の高機能なクーラーボックスに多く使われています。保冷時間が非常に長く、連泊のキャンプや釣り・海水浴など、炎天下で長時間を過ごすときに最適です。

発泡ウレタンは、価格と保冷力のバランスがよく、多くのメーカーが採用している素材です。1泊2日のキャンプやバーベキューのような気軽なレジャーに十分な保冷力をもっています。ラインナップが豊富で、気に入った商品を見つけやすいのもメリットです。

発泡スチロールは他の素材に比べると、保冷力や耐久性に劣ります。ただし安く買えるので、使用頻度が低い人や短時間の外出に使いたい人には、コスパが高い素材といえます。

長く使うためにはデザインも重要

クーラーボックスの使用頻度が多い人は、機能性だけでなくデザインも重視して選ぶと使うのが楽しくなります。小型のクーラーボックスには、ファッショナブルなデザインのものが多く販売されているため、チェックしてみましょう。好みの色やお気に入りの柄があしらわれたデザインのものを持つだけで使うのがもっと楽しくなるはず。置いておくだけで様になるクーラーボックスがあれば、外出先で注目の的になれるかもしれません。

買い物にも最適!ソフトタイプ3選

ソフトタイプのクーラーボックスは、軽さとコンパクトさが魅力です。小型のものなら、お弁当の保冷や買い物のときにも活躍してくれます。ソフトタイプのおすすめクーラーボックスを見ていきましょう。

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コンパクトで使いやすい「THERMOS ソフトクーラー 5L」

お弁当や飲み物、おやつなどの保冷にちょうどいいコンパクトサイズのクーラーボックス「THERMOS(サーモス) ソフトクーラー 5L」。ポリウレタンなどの断熱素材を5層重ねた「アイソテック2」を採用しており、長時間保冷できます。内側の生地は汚れをサッと拭き取れる「PEVA素材」を使い、底には擦れや汚れから守る「底びょう」が付いているので、長く衛生的に使えるのもポイント。また、折りたたんでベルトを巻くとコンパクトになり、ちょっとした隙間に収納ができます。バッグに入れて持ち歩きたいときに邪魔にならないよう、ショルダーストラップは取り外し可能。保冷剤用のメッシュポケットや、ウエットティッシュなど小物を入れる外ポケットが付いているのも見逃せません。

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商品名:THERMOS ソフトクーラー 5L

抗菌加工が嬉しい「LOGOS 抗菌・デザインクーラー10」

「LOGOS(ロゴス)」から販売されているクーラーボックスは、内側に抗菌加工がほどこされ、食品の保冷として使うことが多いときに安心です。厚さ10mmの断熱材はものを入れるスペースだけではなく、フタの裏面にまで使っているため中の冷気を逃がしにくく、暑い日でも長時間の保冷が可能。丈夫な持ち手やショルダーストラップが付いており、重みがあるものも楽に持ち運べます。約10lの容量なので、お弁当だけでなくドリンクがまとめて入れられる点も魅力的。

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商品名:LOGOS 抗菌・デザインクーラー10

保冷力に優れた「AO Coolers キャンパス ソフトクーラー」

アメリカのクーラーボックスブランド「AO Coolers(エーオークーラーズ)」のソフトクーラーは、ハードタイプにも負けない保冷力が魅力です。断熱材の厚みが通常のソフトクーラーボックスの約3倍もあり、真夏の気温が高い日でも約24時間保冷ができます。内側には防水性の高いビニールライナーを、外側には丈夫なキャンバス地を使っており「耐久性」も優秀。サイドのバックルを付け外しすることで、入れるものに合わせて高さや形を変えることも可能です。本体は680gと軽量なため、氷や飲み物をたくさん入れても気軽に持ち運びができるため女性にもおすすめ。

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商品名:AO Coolers キャンバス ソフトクーラー

耐久性もバッチリ!ハードタイプ3選

保冷力を重視したい人や、テーブル代わりとしても使いたいという人には頑丈なハードタイプがおすすめ。キャンプやバーベキューなど、外で飲食の作業をするときに一つあると便利なおすすめのハードタイプを紹介します。

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ちょうどよいコンパクトさ「CAPTAIN STAG シエロクーラーボックス」

「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」から販売されているのは、3~4人家族の日帰りレジャーにちょうどいい、コンパクトなクーラーボックス。500mlのペットボトルが11本、または350mlの缶が22本入る大きさで、バーベキューや運動会など1日中外で過ごすときに重宝します。泊まりがけのキャンプでは、当日の飲み物や食材を入れるサブクーラーボックスとして使うのもおすすめ。2人で一緒に持てる大きなハンドルが付いているので、持ち運びに便利。

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商品名:CAPTAIN STAG シエロクーラーボックス

いろんな使い方ができる「Astage グラシート5」

小型で保冷力の高いものを探している人におすすめの「Astage(アステージ) グラシート5」。本体だけでなく蓋にも高密度発泡ウレタンを使用しており、長時間保冷できます。蓋の裏側に缶やペットボトルを置けるくぼみがある構造なので、裏返してスライドさせればドリンクトレーとしても使えます。500mlのペットボトルが横向きに4本入る大きさで、ドライブのお供や部活動の水分補給などに最適です。

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商品名:Astage グラシート5

鮮やかなカラーが特徴的「Coleman テイク6」

さまざまなアウトドア用品を販売している「Coleman(コールマン)」のクーラーボックス。断熱材には発泡ウレタンが使用され、容量は4.7l、350ml缶が6本ほど入るミニサイズです。蓋の裏面に飲み物を置けるくぼみがあり、くるっと蓋をひっくり返すとサイドテーブルとしても◎。キャンプやピクニック、バーベキューなど多彩なシーンで活躍します。汚れが付いてもサッと拭き取れる素材を使っているため、食べ物や飲み物をこぼしても安心です。

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商品名:Coleman テイク6

おしゃれ重視!クーラーボックス3選

おしゃれなクーラーボックスを購入したら、お気に入りを持ってどこかへ出かけたくなるもの。「どこで買ったの?」と聞かれそうな、デザイン性の高いクーラーボックスを紹介します。

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カジュアルかわいい「CHUMS エディランチクーラー」

ポップなデザインが人気の、アウトドアファッションブランド「CHUMS(チャムス)」のソフトクーラーボックス。長いハンドルと取り外し可能なショルダーストラップが付いており、手で持ったり肩に掛けても使えます。小型サイズのクーラーボックスですが350ml缶が9本入るので、家族でレジャーに出かけるときにぴったり。蓋の内側には保冷剤用のメッシュポケットが付いています。カラーはRED・WHITE-BLUE・17FFOOTCAMOの3色で、どれもポップでかわいい雰囲気が魅力。夏のキャンプで注目を浴びそうなデザインが人気を集めています。

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商品名:CHUMS エディランチクーラー

移動もスムーズ「igloo マリーンブリーズウルトラ」

igloo(イグルー)というブランドのクーラーボックスは、スーツケースのような形が印象的なハードタイプ。2lのペットボトルが6本入るほどの大きいサイズですが、キャスターと伸縮ハンドルで重さをカバー。重い飲み物も楽に運べて、小さな子どもと一緒のときや、荷物が多いときにも助かります。超高密度ウレタンフォームの断熱材と、地面からの熱を吸収しにくい「クールライザー」構造で、保冷力も申し分ありません。

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商品名:igloo マリーンブリーズウルトラ

無縫製だから溶けない「COMFY OUTDOOR GARMENT フリージィ10」

氷を入れても3日以上溶けないという高機能なソフトクーラーボックス。生地を超音波で一体化させる、COMFY OUTDOOR GARMENT(コムフィアウトドアガーメント)独自の製法で、縫い目がないため冷気を外に逃がしません。特殊なパーツを採用した強力なファスナーは、密封率約99.9%防水性能が高いため、日帰りキャンプや長丁場となる音楽フェス、暑い日の海水浴などさまざまなシーンで活躍します。カラー展開はカーキ・ブラック・コヨーテ(ベージュ系カラー)があり、内側とバイカラーになっているものも。一般的なソフトタイプよりも少しかっちりとしたルックスで、モードっぽいデザインやかっこいい見た目のクーラーボックスを探している人におすすめ。

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商品名:COMFY OUTDOOR GARMENT フリージィ10

クーラーボックスで使う保冷材について

クーラーボックスには中の冷気を保つ保冷剤が欠かせません。保冷剤にも種類があるので、冷やしたいものや利用時間に合わせて用意しましょう。保冷材の基礎知識を解説します。

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保冷剤の冷却温度について

保冷剤は「0℃タイプ」と「氷点下タイプ」に分けられます。「0℃タイプ」はクーラーボックス内を冷蔵庫と同じくらいの低温に保てる保冷剤。一方の「氷点下タイプ」は表面が0℃以下になる強力な保冷剤で、氷やアイスクリーム、冷凍食品を保冷したいときに使います。ただし冷え過ぎて食材が凍ってしまうことがあるため、飲み物やお弁当などを入れる場合は注意が必要です。凍ると困るものには0℃タイプ、凍らせておきたいものには氷点下タイプと、入れるものによって使い分けましょう。

ソフト、ハードを使い分けよう

保冷剤の形状は「ハード」「ソフト」の2タイプがあります。硬いプラスチック容器に保冷液が入った「ハードタイプ」は多少手荒に扱っても中身が漏れないため、アウトドアや災害時などに重宝します。サイズが大きめで容器自体が断熱性をもっているので、保冷力が高いのもメリット。クーラーボックス内の壁側や底に敷き詰めておけば、より長時間の保冷が叶います。泊まりがけのキャンプや炎天下でのレジャーなど、食材をしっかりと保冷したいときにはハードタイプを選びましょう。

「ソフトタイプ」はハードタイプよりも安価なものが多く、100円ショップで買えるものもあります。保冷時間は短めですが小さくて軽いのが特徴。弁当の保冷や買い物、短時間のレジャーにおすすめです。ただし衝撃に弱く、破れて液が漏れることもあるため使用の際は取り扱いに注意しましょう。

小型クーラーボックスの注意点

クーラーボックスは食品を「冷やす」のではなく「冷たい状態を保つ」ためのものです。使い方を間違えると、予定していた時間よりも保冷時間が短くなってしまいます。小型クーラーボックスを使うときに注意したいポイントを見ていきましょう。

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使う前にボックスをしっかり冷やす

クーラーボックスが常温のままでは、中の空気を冷やすために保冷剤が消費され、保冷時間が短くなります。使う前日から予備の保冷剤や氷を入れておき、ボックス内をしっかりと冷やしておきましょう。ボックスに入れる食品や飲料も、よく冷えたものを用意します。目的地に向かう途中で飲み物を買い足すときも、常温ではなく冷蔵庫に入っているものを選びましょう。保冷材の代わりに、ペットボトルに入れて凍らせた水を入れておくのも有効です。費用がほとんどかからず、溶けたらそのまま飲料水にできます。

荷物を詰めた状態で日向に置かない

クーラーボックスは外気温の影響を受けやすいため、日当たりのいい場所や熱のこもった地面の上に直接置くのは避けることが鉄則。タープの下や大きな木の陰など、直射日光が当たらない涼しい場所を選び、台やマットの上に乗せておきましょう。日陰が見つからない場合はアルミシートをかぶせておくと、中の温度が上がりにくくなります。

蓋の開閉はなるべく少なくする

外のあたたかい空気が入るのも、保冷力が低下する一因です。蓋を開ける回数が多ければ多いほど、空気がたくさん入って保冷時間が短くなります。蓋を開けるときは必要なものを全て取り出すようにして、開閉回数を減らしましょう。すぐに使わない食品と、こまめに出し入れしたい飲み物を分けて入れるのも効果的です。また、蓋と食材の間に銀マットを入れておくと、開けたときに空気が奥まで入らず、中の冷気も逃がさずに済みます。

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