リアルな海外フライト体験記。2時間ほどバルセロナに行ってきました！
SNSで浮かび上がる「〇年前の今日」に出てくる海外旅行の思い出写真に、ふと懐かしさと切ない思いがこみ上げる方も多いのでは？大きく頷いてくださった皆様にぜひご紹介したいのがファーストエアラインのバーチャル海外旅行体験。池袋国際空港（池袋駅西口から徒歩6分）からニューヨーク、バルセロナ、ローマ、ハワイ、パリ…と、さまざまな人気観光地へのバーチャルフライトが就航されています。
非常に人気でなかなか予約が取れませんでしたが、やっと取れたバルセロナ便についてレポートさせていただきます。
訪れたのは池袋西口からほど近いビルの一室。看板からはエアラインの事務所？としか思えません。
フロアに着くと、最初に出迎えてくれるのがフライトインフォメーションの画面。これはすごい！一気に空港に来た気分に。
そして乗客には一人一人にチケットの配布が。後々にも出てきますが、この芸の細かさが何ともいえず、旅行好きの心をくすぐります。
座席はもちろん、広々としたファーストクラス。おのずとソーシャルディスタンスがとれて安心ですね。
本物の機体のものを使っているのでしょうか、座席はとてもリアルで実物そのもの。スリッパに履き替え離陸までひと時の泡タイムは、旅の高揚感を思い出させます。（注：ウェイティングタイムのドリンクは別料金）
しばらくすると、いよいよ離陸の時。CAさんの「アテンションプリーズ」のアナウンスに目頭が熱くなる私（どんだけ）。指示を一語一句聞き逃さず、今までにないほど真面目にシートベルトや非常口の確認をしたのは言うまでもありません。
そして私が最も感動したのがこの離陸の瞬間。前方や横のスクリーンから見える機体外の景色に合わせて座席も本物さながらに振動し、「あ、いま飛んだ！」というあの感覚を味わえるのです。気分はすっかり「さよなら、日本」。これからの10数時間のフライトへの気合は十分！（実際は2時間ほどですが…。笑）
さて、飛行すると間もなくやって来るのはVRでの現地体験ツアー。今回私はスペインでしたが、マドリッドとバルセロナの両方を体験できるお得旅。そしてVRなので360度の視界があり、自分できょろきょろと見まわして好きな景色を眺められるのも魅力。
有名な建造物はもちろんですが、町ゆく人のファッションやちょっとした仕草に文化を感じるのもまた一興。前にスペインを訪れたのもう10年以上前か…なんて感傷に浸り、短い時間ながらもすっかり現地滞在気分を満喫しました。
そしてお待ちかねの機内食。あ、あのワゴン！数々のフライトの記憶が走馬灯のように蘇ります。
こちらのコンセプトは「旅の目的地のお料理を食べながらフライト」ということで今回はスペイン料理のフルコース。鮮やかな前菜盛り合わせから始まりメインとデザートまで。すっかり気分はスペイン。
余談ですが、お料理を提供された瞬間、あれ？なんか豪華すぎない？と思ってしまった私。機内食というとつい、あの四角い容器がいっぱい乗っているトレーを思い浮かべてしまいました。が、ここはファーストクラスの設定。フライト気分だけでなく、気軽にファーストクラス気分を味わえることも魅力の一つに加えさせていただきます。
夢のような時間はあっという間に過ぎ、気づけば池袋国際空港へ帰着。着陸した途端に次のフライトを検索してしまう私…。バーチャル海外旅行にハマってしまいそうです！
CAさんに見送られて空港を後にする乗客の方々が笑顔で、私までなんとも温かい気持ちに。もちろん私も思いっきり楽しみました。まだまだwithコロナが続きますが、新たな楽しみ方を生み出す人間のパワーに励まされる日々。安全第一に、笑顔を忘れずこの時代を乗り切りたいですね。最後になりましたが、当然のことながら新型コロナウイルス感染症への対策についても細やかに行われておりました。
【バーチャルフライト詳細】
価格：2時間￥6,580（時期や座席クラスによって変動あり）
場所：東京都豊島区西池袋３丁目３１−５ パークハイムウエストビル８F
※完全予約制
Domanist
金子ゆり
２児（共に女児）の母。通信会社勤務。サンバを踊るほどにブラジルをこよなく愛し、ポルトガル語の教員免許をもつ。仕事の責任も増え、長女は小学生になり、時間に追われる毎日だが、〝笑顔だけは忘れずに〟をモットーに奮闘中！
IG：https://www.instagram.com/yurifonebrasil/
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