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2021.02.17

若くても「老婆」、細くても「太太」と呼ばれる女性たちとは?【元CAの中国語ってムズカシイ】

同じ漢字でも日本語と中国語では意味が異なる言葉も多く存在します。台湾の航空会社でCAとして乗務していた経験のある有田千幸が、中国語を勉強する中で印象に残った言葉をご紹介します。 連載第14回目は「老婆」&「太太」編。

Text:
有田 千幸
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結婚したら自動的に「老婆」になる!

中国語で「愛人」は、夫婦や恋人同士のことを指すと知り驚いていたところ、さらに中国語の面白さに取り憑かれるきっかけとなった言葉に出合いました。

それが「老婆」

「老婆」とは中国語で「奥さん、女房、かみさん」のこと。

「うちの女房が〜」は「我們家的老婆〜」といい、「あなたの奥さんさ〜」なんて相手の家のことをいうときも「你老婆啊〜」。自分の奥さんのことを「老婆〜」と呼ぶこともあります。

このように会話で出てくる分には違和感はないものの、やはりメールなど文字で見ると日本人としては、「老婆」という言葉に〝ばぁちゃん感〟が拭きれない…。

「明天老婆也一起去喔」(明日はかみさんと一緒に行くね)

ちなみに、「老婆」に対して旦那さんのことは「老公」といいます。これは古代中国の学者夫婦が互いのことをそう呼んだことが始まりという一説も。

さらに「老婆」以外に「太太」という呼ばれ方もあり、「妻、家内」を指す言葉として使われます。私個人の理解としては、「老婆」のほうが「太太」よりも親密でより口語的。

中国語メモ:
老婆(Lǎopó)、太太 (Tàitài)=奥さん、女房、かみさん、妻、家内

「それにしても失礼な話じゃない? 老婆だとか太太だとかさ」と漢字の違和感を台湾人の友人に伝えると、「そうね〜、でもさ日本語のほうが呼び方いろいろあって複雑だし、漢字も保守的すぎない?」だなんていわれたことも。漢字を理解できる外国人同士の交流ってなかなか奥が深いものがあります。

次回は私が機内で出会った台湾人のお客さんに宛てた手紙についてお話します。

【続】

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美容ライター

有田 千幸

外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て美容ライターに。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガル。環境を意識したシンプルな暮らしを心がけている。プライベートでは一児の母。ワインエキスパート。薬膳コーディネーター。

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