■感情に流されず正論を言ってくれる
感情に流されないというのは、ドライな人の大きな特徴です。そのため、こちらの相談にもいつも冷静に正論を返してくれます。
友人同士の場合、相手への同情や傷つけたくないという思いから、やさしい言葉だけ投げかけることもあるかもしれません。そのようなときにも、ドライな人は何がいけなかったのかを冷静に判断します。そして、本当に本人のためになるアドバイスを伝えてくれるのです。
ドライな人との上手な接し方
周囲の人とは、なるべく穏やかな人間関係を作っていきたいですよね。ここからは、ドライな人との上手な付き合い方をご紹介します。
■自分の意見ははっきり伝える
ドライな人には、遠回しな表現をしていても気持ちが伝わりません。そもそも、他者に対して興味が少ないため、スルーされてしまいます。「こう言えばわかってくれるだろうな」と相手が読み取ってくれることに頼らず、自分の意見ははっきりと伝えるようにしましょう。
職場の相手であれば、仕事のことを相談してみるのもおすすめです。偏りのない公平な視点から、適切なアドバイスを返してくれます。
■程よい距離感を保つ
ドライな人は、距離感の近すぎる付き合いは苦手です。本来、マイペースで自由な性格のため、感情を押し付けられることも好みません。そのため、ドライな人のプライベートには、必要以上に踏み込まないことが大切です。職場、友人問わず、程よい距離感を保ちながら良い関係を維持できるように心がけましょう。
ドライな人が向いている仕事とは
ドライな人は、感情に流されない冷静さを活かし、効率的に進めていく仕事が向いていると考えられます。人と接する接客業であれば、冷静な判断力と効率化を求められる飲食店の接客がそのひとつです。
周囲に指示を出す力が優れていれば、人をまとめるリーダーとして働くこともあるでしょう。周囲に流されない独自の感性を生かし、クリエイティブな分野で活躍する道も考えられます。このように、ドライな人は、その特性をさまざまな面で活かすことができるのです。
プラス要素を見出して人間関係を円滑に
ドライな人は、冷たいわけではなく、むしろ裏表のないやさしい一面を持った人です。こちらが心を開けば、信頼できる相談相手として関係性が深まる可能性もあります。ドライな人のプラス要素を見出して、スムーズな人間関係を築いていきたいですね。
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