毛玉のカット残しがなく見事な仕上がりに
長年愛用しているテスコムの「毛玉クリーナー」。お気に入りの洋服を長く着たいと思いAmazonで購入したものなんですが、これが想像以上にきれいになってびっくり。5年以上使っているけれど壊れたりすることもなく、およそ¥3,000という手に取りやすい価格で毛玉問題の話題が出たときにあちこちでおすすめしています。
テスコム KEDAMA Cleaner ¥2,948(Amazon価格、送料別)
片手で手軽に持てるほどの軽量で、大きすぎず小さすぎず使いやすいサイズ感です。
アダプターがついているのでパワーダウンすることなく快適に使えます。
電源はスイッチをオン・オフに移動するだけ、こまめな設定がない手軽さも魅力的。
毛玉をカットするのはこの部分。小さい穴が空いた面の内側にある3枚の刃がファンのようにぐるぐる回り、内側に入った毛玉を瞬時にカットしていくという仕組みです。
丸い面の周囲についているグレーの円は、毛玉をカットするときの毛足調節用(高・中・低の3段階調節が可能)の部品。しっかりめにカットしたいときなどは取り外すこともできます。
カットされた毛くずはハンドルの下にあるポケットに入っていきます。スライドしてゴミを捨てたらスライドしてまた戻す、とごみ処理の仕方もカンタン。
お気に入りすぎるアイテムなため仕様について熱く紹介しましたが、早速毛玉になったニットをお手入れしていきます!
毛玉を取りたいのはこちらのニット
一見毛玉がないようですが、実は結構育ってます(笑)。アウターとの摩擦などによって前身ごろや脇周りに毛玉が。
今回は毛足が短く凹凸が少ないので、ガードなしでカットしていきます。(※縫い目周りや切り替え部分、生地が重なっている部分は、吸収されて切れる可能性があるので要注意です。)
脇下の部分だけカットしてみました。毛玉が見事にカットされてかなりきれいになっています。
全体のカットが完了しました!毛玉が集合して白っぽくなっていた表面がキレイに。表・裏とカットしていくので少々時間がかかりますが、この作業があるかないかで見た目ががらりと変わります。
カット前と比較してみると・・・
毛玉がないことでほぼ新品のような仕上がりに。
さまざまな素材で試して気づいたのは、凹凸のあるデザインや毛足の長いものには向いていないこと。編み方などによって糸がデコボコしているものに使うと、その部分が吸収されてカットしたくない糸まで切れてしまいます。どうしても使いたいときは、グレーのガードをつけた状態で生地に押し付けすぎないよう気をつけながらカットしていくとリスクは軽減できそうです。お気に入りのものほど切れてしまうとショック度が大きいので(笑)、どの生地に使うかは事前にチェックしたり見えづらい部分でテストしてから作業を!
こういった毛玉をカットできるアイテムが販売されるまではハサミでカットしていましたが、1つひとつ切っていく作業はかなりの時間を要します。手でちぎってしまうとそのときに伸びてきた毛がさらに毛玉になってしまうので、作業効率アップと毛玉再発対策にもばっちりなんです(それでも毛玉はできますが手でちぎるよりは再発率が下がっているはず?)。
長年愛用しているのでその間に新たな商品も出ているようですが、私がAmazonで購入したのはこちら。ニットだけではなく他の洋服や靴下、布製のバッグ・ハンカチ・クッションなど、さまざまなアイテムに使えるのでおすすめです。毛玉がなくなることでキレイになり、掃除をした後のようなスッキリ感が毎回の楽しみにさえなっています◎。毛玉の処理に悩んでいた方はぜひ試してみてください!
※今回紹介したアイテムは取材時の情報であり、筆者個人の感想です。
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ライター
道塚 文乃
アパレルショップ店員からスタイリストアシスタントを経て、ライター業を勉強中のアラサー。ファッションへの愛はかなり深め。仕事以外は全てにおいて程よく手を抜くことがモットー。ファッションも普段使うアイテムも心地がいいと感じるかどうかを軸に、日々アンテナ稼働中。