そもそも「空回り」の意味とは?
まずは改めて「空回り」の意味をチェック。
「空回り」=
(1) 車輪や機関などが、本来の働きをしないで無駄に回転すること。「タイヤが雪で―する」
(2) 論理や行動が発展をみないで同じ状態を繰り返すこと。「議論が―する」
(3) 取引所で、売買がないために相場が立たないこと。
(小学館刊・デジタル大辞泉)
「あの人空回りしてしまっているよね」などと使われる場面も目にしますが、意外なことにデジタル大辞泉には「空回り」を人に対して使用する例は載っていません。しかし2つ目の意味にあるように、「行動」に対する用法はあるようです。それでは、みなさんどんな人を指して「空回りしている」と感じるのか、アンケートを通して見ていきましょう。
【質問1】「空回り」していると思う人はあなたの周りにいる?
はじめに、「空回り」していると感じる人が周囲にいるかどうか質問。その結果「はい」と回答した人は33.3%と、およそ3割という結果になりました。
【質問2】「空回り」してしまう人に見られる特徴とは?
次に、どのような人に対して「空回りしているな」と感じるか質問しました。回答の中から代表的なものをご紹介します。
せわしない/落ち着きがない
「落ち着きがなく、自分の考えを押し通す。同じ話を何度もして、話の脈絡もないので何を言っているのかよくわからない」(30代・埼玉県・子ども2人)
「常にテンパっている人。人の話を聞かずに自分の判断で動いてしまって、結果悪い方向に行く人」(40代・埼玉県・子ども2人)
周りが見えていない
「頑張りすぎて周りが見えていない。自分です。すべて完璧にこなそうとして、あれもこれもと手をつけるがどれも中途半端で終わり、周りからもちょっと浮いている。無理をしているのだと思う」(30代・静岡県・子ども1人)
「本人だけが面白いと思って発言しているけど周りはひいている」(30代・北海道・子ども2人)