Contents
そもそも「ドライな人」の意味とは?
まずは「ドライ」という言葉の意味を改めてチェック。「ドライ」を人に対して使う場合、次のような意味になります。
「ドライ」=そっけないこと。感傷・人情などに動かされないで、合理的に割り切ること。また、そのさま。(小学館刊・デジタル大辞泉)
【アンケート】周りにドライだと思う人はいる?
それでは、ワーママ100人に聞いたアンケートの結果を発表。周囲にドライだと感じる人はいるか聞いたところ、「はい」と回答した人は35%でした。
※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
【臨床心理士に聞く】ドライな人に見られる特徴とは?
3人に1人は周りに「ドライだなぁ」と感じる人がいるようですが、「ドライ」と思われがちな人にはどのような傾向があるのでしょうか。臨床心理士の吉田美智子さんに聞きました。
「ドライな性格は、人の感情に対してキャッチはしても大きな影響を受けたりはしないで、客観的な事実や状況判断を優先する指向性を持ちます。もともとの性格が大きいと思いますが、大人になってからこのような性質を身に着けていく人もいると思います。
ドライさは、社会生活ではその持ち味が活かされることが多いと思いますが、パーソナルな関係性においては時にやや短所となるかもしれません。相手が『愛情がないわけではなく表現がドライなだけだ』と理解・受容できればよいのですが」(吉田さん)
【アンケート】「ドライな人」と感じるのはどんな相手?
続いて、どんな人を「ドライ」と感じるのかについてもアンケートを実施。回答の中から代表的なものをご紹介します。
他人に関心がない
「良くも悪くも他人に関心がない」(40代・神奈川県・子ども1人)
「私。自分に関係ない人のことは基本、どうでもいいと思う」(40代・新潟県・子ども1人)
干渉や深入りしない/人とあまり関わらない
「他人に干渉し過ぎないし、自分も干渉される隙を与えない」(30代・愛媛県・子ども2人)
「仲良くしようと頑張っていない」(30代・岐阜県・子ども1人)
必要以上に話さない
「話にのってこない」(40代・千葉県・子ども2人)
「余計なことは喋らない。お世辞のような言葉は言わない。一緒に行動しない」(40代・東京都・子ども2人)