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LIFESTYLE 夫婦

2021.05.06

夜の生活にまで干渉!? 義母が理由で「離婚」に至った事情3選

結婚生活が破綻する理由は、夫婦間だけの問題とは限りません。義母が理由で離婚に至るケースも存在します。そんな体験をした女性の隠れたる事情に迫ります。

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1:たび重なるお金の無心

「前婚で離婚した理由は、ズバリ義母のお金問題です。結婚してからというもの、月に何回も『お金がない』『今月の食費もない』などと連絡が来て、そのたびに義母の口座にお金を振り込んできました。

夫と私は共働きでしたけど、世帯年収が高いわけではなく、子どももいるので我が家だって毎月カツカツ。せっかく計画をして節約生活をしていても、義母の無心のせいで貯金ができないどころか赤字になる月も多かったです。夫がマザコンで義母にビシッと言えなかったことから、無心がやむことはありませんでした。

このまま夫と結婚していても、経済的に困窮するだけだと思い、シングルで子どもを育てる決意をし、離婚。実際、離婚後のほうが経済状況は安定しています」(40歳女性/貿易関係)

2:ありえないほどの過干渉

「以前の結婚では、姑がありえないほどの過干渉で、私のメンタルが壊れてしまって離婚をしました。とにかく息子が大好きな姑で、結婚が決まってから“後出し”で強引に同居生活をすることになり、そこからは地獄の日々。文字どおり、朝から晩まで私たちの生活に口出しをしてきて、夫が出勤してからは姑は私の一挙手一投足に文句を言い続ける毎日でした。当時の私は専業主婦だったので家にずっといたのですが、料理や掃除の仕方だけでなく、日用品の選び方や洗濯物のたたみ方もひとつずつチェックしてきて、粗探しをされました。

前夫はマザコンで、そんな姑に意見ひとつ言えなかったことから、過干渉はエスカレート。結婚2年を迎えてすぐに私は体調を崩し、入院。このままこんな生活をしていたら、大袈裟ではなく死んでしまうと思い、調停をして離婚をしました」(38歳女性/専門職)

3:夜の生活をうるさく指示

「12歳年上の夫と結婚し、私はバツイチで相手は初婚。すでに50歳を超えていた夫はひとりっ子で、孫が欲しかった姑は、結婚直後から夫婦の夜の生活に口うるさい指示を出すようになりました。

最初のうちは『孫欲しさゆえだろう』と我慢していましたが、なかなか子どもを授からないことにイラついてきたのか、私の体つきが悪いだの、選ぶ下着のセンスがないだのと言い出し、なんと私の入浴中にお風呂場に勝手に入って来て、ボディラインに文句をつけるほどにまで発展。マザコンの夫は、自宅の鍵を私に無断で義母に渡していたので、勝手に家に入ってきて、一度のみならず月に何度もお風呂場を覗かれました。

夫の年齢のせいもあって、そもそも夜の生活が満足にできないことも多かったですし、私もすでに30代後半でしたから、なかなか子どもができなくても仕方ないと思っていたのですが、義母はそんな現実を受け入れられなかったようでした。そんな生活が続いて、私が心身に不調をきたし、家出をするような形で別居を開始。離婚の話をするときにも義母が入ってきて揉めましたが、弁護士を立て10か月におよぶ話し合いの末に、なんとか離婚を成立させました」(41歳女性/美容関係)

結婚となると、当人同士だけの話ではなく、義実家との関係も発生します。円満な関係が築けないどころか、義母から異常な執着や干渉をされれば、離婚の原因になってもやむをえない例が少なくありません。結婚前には、義母の本性まではなかなか見抜きにくいことから、関係改善を図れるかどうかは夫にかかっていますが、マザコン夫の場合は期待薄なのも現実です。

取材・文/並木まき

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