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【目次】
おさらい|スキンケアクリームの役割とは
クリームには「肌から水分が逃げないように蓋をする」という役割があります。
乳液も同じように保湿の仕上げに使用しますが、この2つの違いは「油分の量」。クリームの方が油分が多く、乳液に比べてこっくりとしたテクスチャーが特徴です。乳液はクリームよりも水分量が多く、使い心地は軽いのが一般的。
朝、クリームを使うと化粧崩れが気になる、という人や、さっぱりとした質感を好む人に乳液は推奨されていますが、30代40代や乾燥が気になる人はクリームで仕上げるのがおすすめされています。
とくに乾燥が気になる場合は、乳液とクリームのダブル使いで仕上げてもよいでしょう。
疑問|スキンケアの締めはクリームなしじゃダメ?
ベタつきが苦手な方、乳液やクリームを使うとニキビができてしまう方。化粧水や美容液でスキンケアを終わらせたいと思うかもしれませんが、皮膚科医・松浦佳奈先生曰く、それはおすすめしないとのこと。
「水分を肌内部に閉じ込めるため、保湿した後は、きちんとコーティングしないといけません。私はキュレルのクリームを愛用しています。これは、肌の角質の細胞間脂質を構成しているセラミドが入っているので、保湿もできて肌のバリア機能が回復するためのサポートもしてくれるんです。ニキビの上からクリームで大丈夫?、と思う人もいると思いますが、ニキビ部分はむしろ乾燥しているので乳液やクリームを使うようにしてください。ワセリンのように油分がたっぷり入っているわけではないですし、サラッとしたテクスチャーです。夏は冷やしてパックするのもおすすめです」(松浦先生)
▲花王 キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム [医薬部外品] 40g ¥2,970
うるおい成分のセラミド配合。敏感肌もなめらかに保護。
順番|スキンケアクリームを使う正解のタイミングって?
朝はこれから受けるダメージを防ぐこと、夜は1日の汚れを落としうるおいを保つことがスキンケアの目的です。そのため朝と夜ではスキンケアの内容を変える必要がありますが、乳液やクリームはどのタイミングでつけるのが正解なのでしょうか?
一般的な朝のスキンケアの順番は…
洗顔
↓
化粧水
↓
乳液
↓
UVケア
夜のスキンケアでのクリームの順番はというと…
クレンジング
↓
洗顔
↓
化粧水
↓
乳液
↓
クリーム
選び方|スキンケアクリーム購入前のチェックポイント
■保湿力
スキンケアクリームを選ぶときにまず注目したいのは「保湿力」。特に乾燥肌に悩んでいる人なら、「スクワラン」や「ホホバ種子油」など、オイル成分配合のこっくりタイプのフェイスクリームが推奨されています。
■配合成分
スキンケアクリームは肌のうるおいを保つだけでなく、美白やエイジングなどにも効果的な成分配合のものも多く販売されています。
例えば…
シワが気になる→レチノール・ペプチド
美白したい→トラネキサム酸・コウジ酸
など、肌悩みに効果を発揮する成分が配合されているかどうかもチェックしてみるとよいでしょう。
■使用感
保湿はしたいけれど、ベタベタするのは苦手だという人も多いでしょう。肌に伸ばしたときの使用感や仕上がりが好みかどうかも、毎日続けて使うものとしては重視したいところです。
乾燥肌向け|おすすめのスキンケアクリーム
津田コスメ スキンバリアクリーム
▲35g ¥6,050
乾燥する肌に水分をたっぷりとチャージ。保湿力を高めつつ、ニキビの原因になりにくい成分で構成されたクリームで肌のゆらぎを防ぐ。
「長年、乳液とクリーム迷子でしたが、やっとこちらに落ち着きました。ぷるんとした質感で、ベタつきもなくストレスフリー。かといって軽すぎでもなく、もっちりと整う点がお気に入りです」(ライター・近藤亜衣子)
ラ ロッシュ ポゼ トレリアン ダーマアレルゴ クリーム/ライトクリーム
▲40ml 各¥4,950
皮膚科医の協力のもとで開発されているブランド「ラ ロッシュ ポゼ」の敏感肌用スキンケアライン「トレリアン」の保湿クリーム。肌あれを防ぎながら、さらなる保湿を目指した敏感肌用アイテム。キー成分となるのは、ブランドが使用するフランスの湧き水「ターマルウォーター」から抽出した培養成分「スフィンゴバイオーマ」。角質層をサポートし、外的要因に敏感な肌も穏やかに整える。
さらに、乾燥から肌を守る保湿成分であるシアバターやスクワランなどもバランスよく配合。しっとりとしたテクスチャーと、みずみずしくうるおうライトなテクスチャーの2種類からその日の肌状態や季節によって選べるのも、うれしいポイント。クリームが出た瞬間にしまる外気遮断シャッターを採用し、外気に触れたクリームの逆流を防ぎ、清潔に使えるのも魅力。
ドランク エレファント ワンダーワイルド M バター
▲52.8g ¥4,840
2013年にアメリカで、創設者であるティファニー・マスターソンが“スキンケアのあり方を変えたい”という情熱から独学で成分や処方を学び立ち上げた【ドランク エレファント(DRUNK ELEPHANT)】。肌にとって刺激になりにくく、なじみやすい原料を慎重に厳選すると同時に肌のpHレベルを考慮して商品を開発しているのが特徴。
植物由来バター(マルラバター、クプアスバター、シアバター)、植物由来オイル(メドウフォームオイル、ペポカボチャオイル、グリーンティーシードオイル)を配合し、肌表面に保護膜を作ってうるおいを閉じ込め、すこやかな肌に導く。頬や乾燥したひじ、角質が硬くなったかかと、さらに唇など、あらゆるパーツに使える。
カネボウ クリーム イン デイ
▲[朝用クリーム] 40g SPF20・PA+++ ¥8,800
日中の乾燥や紫外線から肌を守り、ハリを与え、夕方までずっとうるおいに満ちた肌に導く朝クリーム。やわらかな感触で、心地よく肌になじみ、メイクののりを高める。日中も続くうるおいで、メイクのもちをよくする。ファンデーションの上でもすっとのび、化粧下地だけでなく、ツヤを与える化粧上地としても使用可能。
カネボウ クリーム イン ナイト
▲[夜用クリーム] 40g ¥11,000
眠っている間中肌をうるおいで満たし、翌朝触り心地のよい、もっちりとしたハリのある肌に導く夜クリーム。スパチュラ1杯分を顔全体にていねいになじませた後、さらにスパチュラ1杯分を取り、気になる箇所に重ね付けする「パテ塗り」も可能。
キールズ|キールズ クリーム UFC
▲49g ¥4,950
うるおいをとじこめ、ふっくらとした肌へ導く乳液&クリーム。軽いテクスチャーでスーッと肌になじむ。季節を問わずさまざまなタイプの方におすすめなので、贈り物にもぴったり。
エイジング肌向け|おすすめのスキンケアクリーム