「薄情」の意味や類義語とは?
世の中には本当に様々な性格の人がいますよね。上手く折り合いをつけて付き合っていかなくてはならない中で、それぞれの性格の特徴や対処の仕方を理解するのは大切なことです。今回は、冷たい人という印象のある「薄情」という性格を取り上げて解説していきます。周りの人やあなた自身がどの程度当てはまるか、診断してみてはいかがでしょうか。
意味
「薄情」とは、読んで字のごとく「人情に薄いこと」を意味します。思いやりがなく、ドライな性格と言えるでしょう。「薄情」な性格の持ち主を「薄情者」と呼びます。
類義語
「薄情」の類義語としては、「冷淡」や「非情」などが挙げられます。いずれも同情や労りなど他者を思いやる気持ちに欠けている、というニュアンスですね。また、“人間味がない人”を意味する表現として「ロボットのような人間」というものも当てはまるでしょう。
【質問】周囲に「薄情」だと感じる人はいますか?
あなたの周囲に「薄情」な人はいるでしょうか。女性100人にリサーチしてみました。
※アンケートは30~45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数122名。
・いる…23.8%
・いない…76.2%
「いる」が23.8%と、全体の1/4ほどの人が身近に薄情な人がいるようです。では、その人のことをなぜ「薄情」だと感じたのでしょうか。体験談も覗いてみましょう。
体験談
・何かあったら手伝うと言葉では言うが、実際には何もしてくれないうえに、外野で面白がっている人を薄情に思う(30代・神奈川県)
・同じチームで仕事しているのに、どんなに忙しそうにしていても、全く手伝わない人 (40代・埼玉県)
・常に損得勘定で動いている人。自分に得がないと思ったら人を助けない(40代・兵庫県)
「薄情」な人の特徴とは?
では、「薄情」な人にはどんな特徴があるのでしょうか?
他人に無関心
「薄情」な人の特徴として、自分以外の人に関心を示さない点があります。困っている人を見ても何とも思わないし、誰かのために動く気にならないのです。「関わるのが面倒くさい」「関わって責任を負いたくない」という思いからか、他人に興味がありません。
仕事の失敗など大事な時に責任を押し付ける
自己愛の精神が大きいため、薄情者はできるだけ自分に責任がかからないようにします。例えば、仕事で取引先のお客様を怒らせてしまった、というような重大な失敗を、他の人に任せる…なんてことも。他人の苦労や迷惑を考えない行動を取りがちです。
約束をしない・守らない
「薄情」な人は、約束をしても自分が気に入らないと思えば破ることをためらいません。誰かと何かを決める時には、「自分に得があるか」「損をすることはないか」が基準。約束を守らないのは、守ることに意味を感じられず、相手との仲を大切にできないからと言えるでしょう。
「薄情」って言われたらどうしたらいい?治し方とは?
「薄情」な性格を自覚していて、治したいと思っている人もいるのではないでしょうか? 続いて、そんな性格の治し方をチェックしていきましょう。