いつもより一言プラスする
「薄情」な性格の人は、自分が思っている以上に口数が少ないです。言葉が足りず、話し相手に「ドライだ」「素っ気ない」と悪い印象も持たれてしまうことも。いつもより一言多めに話すことを意識してみましょう。
些細なことでも感謝してみる
どんな些細なことであっても、他人がしてくれたことに感謝の言葉を伝えてみてください。感謝をすることで、相手が自分にしたことが、意味のあるものだったと思えるようになります。相手の善意や協力を当たり前と思わずに、まずは「ありがとう」と口に出しましょう。
本を読む
これまでとは少し違った角度からのアプローチですが、本を読むこともおすすめです。特に登場人物の心情や情景が細かく、豊かな作品を読むと、自然と心が豊かになっていきます。また、本を通して様々な登場人物達の微妙な心情に触れることもできます。そうすれば、身近な人達にも自然と情を持って接することができるのではないでしょうか。
「薄情」な人との上手な付き合い方とは?
あなたの周りに「薄情」な人はいませんか?多少のやりづらさを感じても、折り合いをつけて付き合っていかなくてはいけませんよね。そこで、ここからは「薄情」な人との上手な付き合い方を紹介していきます。
浅く付き合う
「薄情だ」と感じる人には、心を開き過ぎず、浅い関係を保つことが良い付き合い方です。自分のことを深く話したり、相手に深入りしたりする必要はありません。職場で業務連絡など仕事の話をすることはもちろん大切ですが、同僚以上の関係を求めないようにしましょう。仕事は仕事、プライベートはプライベート、と割り切った考え方が楽なはず。極端に冷たく接するのではなく、適度な距離を取りましょう。
最初から薄情な人には期待しないこと
「薄情」な人に対して見返りを期待して何かをしてあげると、リターンがなくて辛い思いをしかねません。ですので、何も見返りを期待しないようにしましょう。はじめから何も返ってこないと分かっていれば、モヤモヤした気持ちも抱きにくくなります。
相手のいいところを探す
「薄情」な人と決めつけて、相手を嫌うのは上手い付き合い方とは言えません。そこで、相手の良いところを探してみてください。仕事の飲み会や付き合いはしないけれど頼んだ仕事はしっかりやってくれる、冷たく見えるけれど自分の意見はきちんと口にできる、などなど。相手の長所に目を配れば、苦手意識も軽減するはずです。
「薄情」の英語表現とは?
「薄情な~」は、英語では「unfeeling」と表します。「un(~でない)+feeling(思いやりのある、感じやすい)」という成り立ちからも分かりやすいですね。他にも「cruel(冷酷な、非情な)」や「heartless(思いやりのない、冷酷な)」などの単語が挙げられます。ちなみに、「薄情者」は英語で「an unfeeling person」と表します。
最後に
今回は、「薄情」な性格を取り上げて解説していきました。「冷たい」と思われがちで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。また、周囲にそうした人物がいる方は、相手を理解することで、円滑な人間関係を築いていきましょう。
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