コミュニティで助け合う
「コミュニティで助け合う」という場合には、この「コミュニティ」が地域社会を意味するものか、共通の趣味などで繋がった人々を意味するかは限定されず、その両方に使えるフレーズです。
類語や⾔い換え表現にはどのようなものがある?
「コミュニティ」の類語や言い換えを学ぶと、更に理解度が深まるでしょう。いくつかリストアップしましたので、見ていきましょう。
共同体
「共同体」とは、家族や村落など、血縁や地縁に基づいて自然に発生した閉鎖的な社会関係、または社会集団のことを指します。
地域社会
「地域社会」は、ある一定の地域に、共通した社会的特徴をもって成立している生活共同体のことで、「地域コミュニティ」とも呼ばれます。
趣味のグループ(ITにおいて)
SNSでは同一の趣味や興味をもった人々がグループを形成することがあります。ITにおいては、このようなグループも「コミュニティ」と呼ばれます。
「コミュニティの場」にはどんなものがある?
「コミュニティの場」にはどのようなものがあるのでしょうか。例えば公園などは、近所のママ友が集まる「コミュニティの場」です。地域の図書館は、年代や立場を問わない「コミュニティの場」として利用されています。
近年新しく登場したものの中では、「コワーキングスペース」も「コミュニティの場」と言えるでしょう。「コワーキングスペース」というのは、個人事業主や起業家らが、オフィス機能を共有できる場です。異なる職業や環境の人同士が交流することによって、刺激を受け、新たなビジネスが生まれるという利点もあります。類似の施設に「シェアオフィス」がありますが、「コワーキングスペース」は「シェアオフィス」とは違い、オープンスペースであることがほとんどで、交流が生まれやすいという特徴があります。
「コワーキングスペース」は、最近では個人事業主や起業家の他に、さまざまな事情で自宅では仕事ができない在宅ワークの会社員の行き場としても、注目されています。
幅広く使われる「コミュニティ」の意味の再確認を
普段の生活の中で耳にすることの多い「コミュニティ」という言葉。本来の「地域社会」という意味だけではなく、SNSなどで頻繁に使われ、接する機会も増えています。今一度、その意味を再確認しておきましょう。
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