「洗濯機」のお手入れ、忘れてない?
水回りの掃除といえば、「キッチン」「トイレ」「浴室」などはすぐに思い浮かぶ一方、「洗濯機」は忘れがちではないでしょうか。洗濯槽にこびりついたカビが洗濯中に剥がれ落ち、衣類へ付着したままの状態で干すと、衣類が黒ずむ原因に。さらに、衣類に付着したカビが直接肌に当たると、健康被害に及ぶ可能性もあります。
そこで今回は、洗濯機のカビやニオイ、ホコリを予防する簡単テクニックをご紹介。「一般社団法人 日本洗濯機クリーニング協会」に、縦型洗濯機とドラム式洗濯機を使用する上でそれぞれ気をつけたいポイントを教えていただきました。
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【縦型洗濯機編】〝カビ〟を生えにくくさせる簡単テクニック
STEP1:ふたを開けておく
洗濯機のふたを開けて十分に乾燥させておくことで、雑菌の繁殖を防ぎます。
STEP2:洗剤・柔軟剤は使用量を守る
洗剤が溶け残って洗濯槽にカビが生える原因になり得るので、洗剤や柔軟剤の使用量はしっかり守って。
STEP3:洗濯物の入れすぎに注意
洗濯物が多いと、服の雑菌が残る原因に。洗濯物は、洗濯槽に対して60%くらいまでを目安に入れましょう。
STEP4:「洗濯」と「乾燥」それぞれの容量を確認
洗濯と乾燥では、それぞれ入れられる洗濯物の容量が違うことも。洗濯したすべての衣類をそのまま乾燥に回すと、乾燥しきれず生乾きの原因になります。
STEP5:糸くずフィルターの掃除も忘れずに
糸くずフィルターのホコリやゴミを放置しておくと、雑菌が繁殖する原因に。掃除した後は、乾燥させておくことも大切です。
STEP6:洗濯物は洗濯カゴへ
洗濯物を洗濯機の中に放置しておくのはNG。洗濯前の衣類は洗濯カゴに入れておきましょう。
それでもカビが生えてしまったら……
洗濯機の内部は常に水が残るため、カビが生えやすい環境にあります。基本ステップに加えて、自宅でできる洗濯槽掃除もお忘れなく。
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2剤が混ざった瞬間に起こる強力な「発泡パワー」と「竜巻洗浄」で、洗濯槽の隅々までごっそり洗浄。効果が目に見えて実感できます。
【ドラム式洗濯機編】〝ニオイ・ホコリ〟を防ぐ簡単テクニック
STEP1:乾燥フィルターを掃除する
洗濯物の量が多いときは、乾燥を一時停止し、まずフィルターを掃除するのがおすすめ。
STEP2:洗剤・柔軟剤は使用量を守る
ドラム式と縦型は、洗濯の際に使用する水の量が異なります。ドラム式専用の洗剤を使い、使用量を守るようにしましょう。
STEP3:ゴムパッキンに潜むホコリも忘れずに
見落としがちなゴムパッキンの掃除も忘れずに。ホコリが溜まると、生乾きやにおいの原因になります。
STEP4:排水トラップ (排水口) もチェック
湿気を含んだ温風を排気するため、排水口はにおいがこもりやすい場所。洗濯機を使うたびに掃除するのがおすすめです。
気をつけていてもやっぱりにおいが気になる……
日頃からお手入れをしていても、「衣類がにおう」「乾燥させても衣類が生乾き」などの悩みが生じる場合も。そんなときは、自宅でできるお掃除アイテムの活用がおすすめです。
▲カビトルネードNeo 洗濯槽クリーナー ドラム式用 ¥803 (税込)
2つの剤を入れると化学反応が起こり、酸素が活性化。強力な発泡が起こり、洗濯槽についているカビを剥がし落とします。抗菌剤 (銀ゼオライト) 配合で、洗濯槽の嫌なニオイをケアし、除菌・消臭効果を発揮。
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水では洗い流しにくい洗濯機の縁や隙間に使える、洗濯機周りの拭き掃除に特化した専用クロス。フルーツに含まれる植物有機酸配合で、洗濯槽クリーナーでは届かず放置されていたカビやホコリ、洗剤投入口にこびりついた頑固な柔軟剤や洗剤カスもピカピカに。
見落としがちな洗濯機のカビやにおいを防ぐ、簡単ステップ。日頃から手軽に実践できるので、ぜひ試してみてくださいね。
教えてくれたのは…
一般社団法人 日本洗濯機クリーニング協会
近年急成長している洗濯機クリーニング業界の適正化を図るために発足された協会です。「業界全体のルールを統一化し、適正なサービス提供とお客様の満足を追求する」ことを目的とし、数ある問題を協会主導で改善していく事で、業界全体の適正化とさらなる発展を寄与することを目指します。
情報提供:株式会社リベルタ
トップ画像・アイキャッチ/Shutterstock.