1月19日より開催「RED 堀 清英 写真展」
ニューヨークで写真を学び、雑誌や広告、ポートレイト撮影など、幅広い分野で活躍してきた写真家の堀清英。その傍ら作り続けてきた自らの作品を展示する写真展が、シャネル・ネクサス・ホールの新年の幕開けとなる2022年第一弾の展覧会として開催されます。
初公開作品「RED」を含む注目作が登場
人間性を取り戻すため「原始へ帰れ」と、1950年代のアメリカで巻き起こったビートカルチャー。その伝説的詩人アレン ギンズバーグから強い影響を受けてきた堀は、東日本大震災後、現代社会にアイロニカルな視線を向けて制作したシリーズ「re;HOWL」を発表。そして今回の展覧会で初公開となる「RED」は、視線の向ける先を自己の内へと転じ、〝自分〟とは何者か? という問いへの答えを追求しています。
本展では「RED」シリーズのほか、1990年代以降撮りためてきた作品群や、創作活動の原点ともいえる手製のフォトブックなどを三部構成で紹介。自らの作品を〝ピクチャーポエム〟と称する堀の自己探求の道程を示す展覧会を、ぜひお見逃しなく。
【開催概要】
展覧会名:RED 堀 清英 写真展
会期:2022年1月19日 (水) ~2月20日 (日)
開館時間:11:00~19:00 (最終入場18:30)
会期中無休・入場無料・予約不要
会場:シャネル・ネクサス・ホール 東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
主催: シャネル合同会社
公式サイト
写真家
堀 清英
愛知県出身。明治大学在学中の80年代、デザイン事務所でのアルバイトを機に写真に興味を持つ。カナダの写真家、故ユサフカーシュに自身のポートレイトを依頼したことをきっかけに、本格的に写真に取り組み始める。1991年よりニューヨークのICP(国際写真センター)にて学び、作品制作を開始。1997年に帰国後、ファッション誌、カルチャー誌で活躍。ミュージシャンのCDジャケットやライブ写真を手がける。現在は自身の作品制作を基盤に、人物写真を中心に活動している。
写真クレジット/©Kiyohide Hori